ねぇ聞いてよレモネードとは (ネェキイテヨレモネードとは) [単語記事]

ねぇ聞いてよレモネードとは、作詞シュラ種種種氏・作曲狸鍋(hanzo)氏による初音ミクオリジナル曲である。
作詞シュラ種種種氏・作曲狸鍋(hanzo)氏の初音ミクオリジナル曲では３作目にあたる。

概要

可愛くキャッチーなメロディに乗せて、五秒に一回超展開な歌詞が繰り広げられる。

一回聞いて意味不明。
二回聞いても意味不明。
三回以上聞くと歌詞の意味を考えることに意味がないと気付く。

歌詞

交番に駆け込んで道を尋ね
「ここらに市役所ありますか？」
なで肩警官首をかしげ
「３年前までありました」
そうねあなたが海底都市に消えたのも
そんな前になるかしら

あの日のレモネードはもう飲めない
たとえ漁船を手に入れても
「大漁」という旗を掲げても
でっかいマグロとかが釣れるだけ

ねぇ聞いてよレモネードそんなにシュワシュワしちゃダメよ
私の涙と黄金水足して３くらいで割るレモネード
あなたと並んで飲んだのは甘くて酸っぱいレモネード
あなたと別れて飲んだのはほろ苦くて酸っぱいレモネード

燃料タンクにレモネード積んで
黒光り放つコンコルド
 華麗に軽快に旋回しちゃう
西の夕焼けに溶け込むよ
でもね実際は東に旋回しちゃうのさ
石油王も旋回っぷりには舌を巻く

レモネードって本当はギリシャ神話に出てくる
偉い神様の涙かも
きっとそうだし　そう信じたいし
なで肩警官三十路だし

ねぇ聞いてよレモネードそんなにシュワシュワしちゃダメよ
炭酸はじけて三千里　未来への一歩を踏みしめる
あなたと並んで飲んだのは甘くて酸っぱいレモネード
あなたと別れて飲んだのはほろ苦くて切ないレモネード

コバルトの海浮かぶ私
魚群がバッバッバッバッ取り囲む
中心の私ニヤッと笑う
海流海流ビバ海流
ねぇ聞いてよ回遊魚水しぶきが光った瞬間に
間髪入れずに現れた
マ・グ・ロ

ねぇ聞いてよレモネードそんなにシュワシュワしちゃダメよ
私の涙と黄金水足して３くらいで割るレモネード
あなたと並んで飲んだのは甘くて酸っぱいレモネード
あなたと別れて飲んだのはほろ苦くて切ないレモネード

ストーリー（※非公式）

私はいま、以前失踪した彼を探しているの。
ふと立ち寄った街。
そこは、昔彼が話していた街とすっごく似ている。
「もしかしたら、ここに住んでいたのかもしれない・・！」
そう思って、交番に駆け込んだらなで肩の警官がいたわ。
「ここらに市役所ありますか？」とその警官に尋ねたの。
そしたら、なで肩警官は首をかしげて、「３年前までありました」と言ったわ。
そういえば彼が海底都市に消えた時期は３年前・・・。
「もうそんな前になるかしら」と思いつつ、
市役所がなくなった時期と彼が消えた時期が同時期なことに気づいて、
ますますこの街が彼に繋がりそうな気がしたの。

彼が大好きだったレモネードはもう飲めなくなっちゃった。
彼はレモネードを釣る名人だったわ。
でも、私が大漁旗を掲げて漁船に乗っても、でっかいマグロが釣れるだけ。
そのマグロはリリースしちゃった。

彼と一緒に飲んだレモネード。
再現しようと思って、私の涙と黄金水を足して３くらいで割ってみたら、似たような色になった。
なんかちょっとシュワシュワしてる。こんなにシュワシュワしてちゃダメなのに。
飲んでみたら、あの時のレモネードは甘かったのに、
ほろ苦くて酸っぱい味。

彼が開発したレモネードが燃料になるコンコルドがあるの。
これは、石油王が開発を依頼して作ったの。
完成日に私も石油王と一緒に西の夕焼けに溶け込んでいくコンコルドを見たんだけど、
あれは実際、東を旋回していたんだって。
石油王もその旋回っぷりには舌を巻いていたっけ。

彼はよく言ってたわ。
「レモネードってギリシャ神話の偉い神様の涙かもしれないよ！」と
私もそう思う。そう信じたいわ。
そういえば、あのなで肩警官も三十路だし、レモネードが神様の涙だって思ってくれるかな。

私が作ったレモネード、やっぱりシュワシュワしすぎてる。
もう彼を探して三千里。
でもあきらめない！
未来への一歩を踏みしめるわ。

彼と飲んだレモネードまた飲みたくなっちゃった。
漁船を出したけど、天候は大荒れ。
船は転覆してしまって、私は海原に放り出されたの。
そして突然、魚群にバッバッバッバッっと取り囲まれちゃった。
でも、大丈夫。私はニヤッと笑った。
私の周りに流れている海流。この海流を私は知っている。
ビバ海流！
その海流に乗ってきたのは・・・
あのリリースしたマグロ！
やっぱりきたわ！