サイボーグ009

サイボーグ009とは、石ノ森章太郎原作のSF漫画である。

概要

死の商人「黒い幽霊団（ブラックゴースト）」に改造された9人のサイボーグ戦士たちが戦い続ける物語。石ノ森の代表的作品の一つで、2012年時点で漫画の累計発行部数は1000万部に達している。

1964年に週刊少年キングで連載が開始し、その後複数の出版社と雑誌で長・中・短編の作品が発表された。しかし完結編にあたるシリーズが完成する前に石ノ森が死去した為、原作は未完に終わっている。
1966年に初の劇場版アニメ化がされ、その後3度テレビアニメ化がされた。初出から既に50年以上経つが現在もメディア展開がされており、世代を超えて多くのファンに愛されている。

7月19日は「サイボーグ009の日」である。原作の連載が開始したこの日をを記念日として株式会社石森プロが制定した。

サイボーグ戦士00ナンバーズは次のとおり。

001：イワン・ウィスキー	002：ジェット・リンク	003：フランソワーズ・アルヌール
004：アルベルト・ハインリヒ	005：ジェロニモ・ジュニア	006：張々湖（ちゃんちゃんこ）
007：グレート・ブリテン	008：ピュンマ	009：島村ジョー

主人公はタイトルにあるとおり009島村ジョーだが、個性的な各キャラクターの人気も高い。

ニコニコ動画では2回目にアニメ化された際のOP「誰がために」が人気が高く、歌っている人も多い。

009 RE:CYBORG

 2011年10月4日ニコニコ動画で行われた神山健治監督の最新作発表会にて「009」を現代風にリメイクした作品として劇場版「009 RE:CYBORG」の製作が発表された。2012年10月27日公開。ノベライズ版やコミック版が存在する。

完結編 conclusion GOD’S WAR

未完だった本作だが、2012年、石ノ森先生の遺した構想ノートや直筆の小説原稿、「天使編」「神々との闘い編」を元に劇作家・演出家の小野寺丈氏が構成、元アシスタントの早瀬マサト氏と石ノ森プロの手により『サイボーグ009 完結編 conclusion GOD’S WAR』としてWEB雑誌クラブサンデー紙上で連載開始。2014年に完結となった^[1]。

関連動画

関連項目

• 石ノ森章太郎
• 誰がために
• サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER
• genesis of next
• 009 RE:CYBORG
• 幻魔大戦シリーズ
• サイボーグ009OPパロ
• 漫画作品一覧
• アニメ作品一覧

脚注

1. *サイボーグ009 完結編 conclusion GOD’S WAR