トマーシュ・ベルディヒ(Tomas Berdych)は、チェコの元男子テニス選手である。
ファーストネームは「トマス」「トマシュ」「トーマス」、ファミリーネームで「ベルディフ」「ベルディハ」「ベルディッチ」「バーディッチ」など表記揺れの幅がやたらと広い。wikipediaでは「ベルディハ」となっている。現地での発音は「トマーシュ・ベルディフ」が一番近いそうだが、本記事名はニコ動でのタグ検索結果から比較的多い「トマーシュ」「ベルディヒ」とした。
Tomas Berdych | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | チェコ共和国 |
出身地 | チェコ共和国: ヴァラシュスケー・メジジーチー |
生年月日 | 1985年9月17日 |
身長 体重 |
196cm 91kg |
選手情報 | |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
デビュー年 | 2001年 |
引退年 | 2019年 |
テニス選手テンプレート |
1985年生まれのテニス選手で同年代の有力選手にはスタン・バブリンカ、ジョー・ウィルフリード・ツォンガがいる。
2004年のアテネ五輪シングルスでロジャー・フェデラーを破り、一躍脚光を浴びる。2005年に20歳の若さでMSパリを優勝。いわゆるニューボールズ世代に対してラファエル・ナダルに近い世代の選手をベイビーボールズと呼ぶことがあったが、この世代の中では最も早く頭角を現してきた選手の一人と言える。ただその後しばらくは伸び悩み2009年までは「TOP10に入ったこともある」程度の中堅選手だった。
2010年に突如覚醒し全仏オープンで準決勝進出、同年ウィンブルドンでは決勝でナダルに敗れたものの、準々決勝でフェデラーの連続決勝進出を7年で止めたほか準決勝でノバク・ジョコビッチも下す大活躍。これ以降は長くTOP10を守り続け、ダビド・フェレールらとともにBIG4に次ぐ第2集団を形成してきた。
デビスカップではラデク・ステパネクと共にチームを牽引。2012年と2013年は見事連覇を達成した。
彼女はモデルをやっており美人で有名だったが、2015年の全豪オープン期間中に婚約を発表している。これで気合が入ったのか、同大会準々決勝では当時17連敗中だったナダルにストレートで勝って連敗を止めた。
ツアーファイナルズにも例年出場を続けてきたが2016年は盲腸の影響でシーズン終盤失速。補欠出場のチャンスがあったが、休養のため欠場した。以降は要所で善戦を見せるものの故障離脱も多く、ランキングは徐々に下降。最終的に2019年限りでの引退となった。
日本との関わりではジャパンオープンへの出場が6回ある。初出場の2003年と2016年以外はベスト8以降に残っており、このうち2008年は優勝している。また錦織圭が得意にしている上位選手としても有名(対戦成績は錦織の5勝1敗)。
マッチ600勝達成選手の中では優勝回数が非常に少ない。おそらく優勝は少なくても早期敗退も少なかったということだと思われる。いわゆるビッグ4との対戦成績も大きく負け越しているが、対戦回数は非常に多くビッグ4にたどり着くところまでは強かったため、門番扱いされることもあった。時代が違えばもっと優勝できたのかもしれない。
196cmの長身から放たれるビッグサーブと150km/hを超えるフォアハンドショットが武器。長身選手の割にフットワークもよい。身体能力と素質はテニス界屈指と言われている。芝やカーペットなど速いコートでの勝率が高いが、実はクレーコートの勝率もそれほど悪くないなど意外な一面もある選手。フォームがキレイでお手本に推す声も少なくなかった。
2010年夏以降2016年まで、ほぼ全ての期間で世界ランキングTOP10を守り、ATPファイナルにも6年連続出場、グランドスラム準優勝経験があり全豪オープンでは常にベスト8以上の成績を残すが、なんというか影が薄い。
大会優勝候補にはまず上げられず、ニュースでも取り上げられることは稀。テニス関連の記事でも他の一流選手に比べ圧倒的に少ない。2014ATPファイナルではBIG4、全豪初優勝、全米初優勝、次世代選手と注目選手たちのなかで特に話題もなくやはり空気だった。
プレー以外の話題でもチャレンジを要求したのになぜかホークアイが動かない、ボールボーイに気づいてもらえないなど不憫なネタが多い。ここの掲示板の>>1に貼られているリンク先は記者会見に誰もいないという本人アカウントの自虐ネタツイートである。
一方2014年のツアーファイナルズではトッププロ8人集合の見事な自撮り写真(これとかこれ)を披露し「selfie king」の異名をとっている。錦織も出場した大会だったので日本でも話題になった。…本業も頑張りましょうよ。
2007年から2013年まで四大大会では毎年どこかで1回戦負けを喫し、マスターズ1000でも基本ベスト8な上、ツアータイトルも第2集団の中では少ない方だが、早期敗退の少なさでカバーしている模様。四大大会は本戦初出場から10年以上連続出場を続けられた大きな故障の無さも大きいと思われる。また、基本的にビッグタイトルはBIG4がかっさらっていくというのも目立たない一因ではある。
掲示板
18
2021/06/04(金) 19:01:39 ID: KznP9ks5LD
金髪碧眼長身イケメン
妻は美人モデル
実績は同時代だとBIG4に次ぐレベル
プレー時代は結構華がある
これで空気になる凄さ
19 ななしのよっしん
2021/06/04(金) 19:09:26 ID: Y4T3p+Ujy8
危険な存在だからね
でも名前がかっこよくて好き
プレー自体もフェデデルポシャポナダル錦織ニーニチチパスに次いで好き
20 ななしのよっしん
2023/07/22(土) 18:44:24 ID: /Sr5Qgh5j9
キリオス「彼は大人気だからテニスファンは熱狂するだろうね(真顔)」
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最終更新:2024/12/28(土) 02:00
最終更新:2024/12/28(土) 02:00
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