ナナリー・ランペルージとは (ナナリーランペルージとは) [単語記事]

ナナリー・ランペルージとは、日本サンライズのSF ロボットアニメ『コードギアス反逆のルルーシュ』及び
『コードギアス反逆のルルーシュR2』に登場する人物である。CV：名塚佳織

アニメでの扱い

1期

主人公であるルルーシュ・ランペルージの妹であり、本名はナナリー・ヴィ・ブリタニア。15歳。
過去の事件から目と足を患い、車椅子の生活を送っている。
兄と同じアッシュフォード学園の中等部に通い、生徒会にもよく顔を出している。
ルルーシュの行動原理たる人物であり彼にとって彼女の存在は何よりも優先されていた。
最終局面ではV.V.によって攫われ、それをゼロ＝ルルーシュが追った事によりブラック・リベリオンは失敗に終わる。

2期

V.V.に攫われた後にブリタニアへ戻り皇族としての立場を取り戻し、新たなエリア11の総督となる。
ユフィの意思を継ぎ特区日本の再建を宣言するも、結果は誰も賛同せずゼロによる日本人 100万人の国外逃亡に利用されただけであった。
その後は内政に努め、エリア11を矯正エリアから衛生エリアへ格上げさせるなどの功績を残すものの、
第二次トウキョウ決戦にて使用されたフレイア弾頭に巻き込まれ、死亡。

以下ネタバレ

・・・と思われていたのだが、シュナイゼルによって救出されていた。
脱出艇は2機あったのだが、巻き込まれたのは囮の方でそちらにはナナリーの監視役の人物が乗っていた。

シュナイゼルからゼロの正体とギアスの事を聞き、皇帝となりゼロ・レクイエムを執行しようとする兄と敵対。
「戦えない自分はせめて罪を背負いたい」とダモクレスの鍵＝フレイア弾頭の発射スイッチを持ち、次々と躊躇いなく発射していった。

しかしその真意は、自らが世界の憎悪を一点に請け負うという奇しくも兄と似通った考えであった。
最後はダモクレス内にて失明の本当の原因であったシャルルのギアスを打ち払い、ルルーシュと対峙する。
しかし、その真意を知ったルルーシュからギアスをかけられ、鍵を受け渡してしまう。

ルルーシュの世界征服後は、_エロい囚人服を着せられ黒の騎士団と共に処刑されそうになるが、
乱入したスザク＝ゼロの剣によってルルーシュが貫かれ、落下してきた瀕死のルルーシュと対面する。
そこでゼロ・レクイエムの真実に気付き、「愛している」と告げその死を看取った。

ゼロ・レクイエム後はゼロ、シュナイゼルと共に日本を訪れている。

ナイトメア・オブ・ナナリーでのナナリー

主人公。ルルーシュが殺された（と思い込んだ）怒りから、C.C.のコピーであるマークネモと契約し、ギアスを得る。
裸で専用のKMFに乗り込み、『未来線を読む』ギアスを使い戦場を駆け巡る。
・・・色々突っ込み所があるかもしれないがこの世界はルルーシュ＝ゼロが生身でKMFと戦うような世界である。

ギアス異能者軍団「イレギュラーズ」の一人であるアリスとは友人同士であり、原作でのルルーシュとスザクのようにお互いの正体を知らないまま戦闘に関わり続ける。

性格

原作では大人しいながらも強い意思を持つ少女として描かれているが、小説版にて本来の性格は母であるマリアンヌ譲りの苛烈な性格である事が示されている。また、幼少期時代もやんちゃでルルーシュをよく困らせていたようだ。
R2からやりたい放題のドラマCDでもその苛烈というより毒舌っぷりを存分に発揮し、やんちゃ放題を尽くしている。