バイオハザードⅡとは、2004年に製作された米英独の合作実写映画である。
正式名称は「バイオハザードⅡ アポカリプス」。
カプコンのバイオハザードシリーズを実写映画化した『バイオハザード』(2002年公開)の正統続編。実写映画は原作との乖離が激しく、旧来のファンからは原作レイプとして嫌われる傾向にあるが、Ⅱのみ原作(バイオハザード3)を再現していたため原作ファンからの評判は悪くない。また2004年9月に日本で公開された時には観客動員数1位に輝いた事もある。
バイオハザード3を骨子に、前作主人公アリス・アバーナシーを中心とした戦いを描いている。中でもジル・バレンタインの再現度は高く、一定の評価を得ている。他にも3から追跡者、カルロス・オリヴェイラ、ニコライ・ジノビエフが出演。善人なニコライは本作でしか見られないだろう。オリジナルキャラクターとしてジルの上司ペイトン・ウェルズ、お天気キャスターのテリー・モラレス、元軍人のアンブレラ社員ティモシー・ケイン少佐などが登場。
バイオハザード3をベースにしているが、一部コードベロニカのOPを再現したシーンがあり、(実写映画シリーズでは珍しく)ファンサービスも行っている。
ラクーンシティの地下にあるアンブレラ社の研究施設ハイヴで、T-ウイルスの漏洩事故が発生。原因を調べるため、アンブレラ社は調査チームを派遣し隔離シャッターを開放した。すると中から大量のゾンビが現れ、調査チームを惨殺。これがきっかけでT-ウイルスが地上にも漏れ出した。事態を知ったアンブレラ社は市内在住の自社研究員を速やかに脱出させたが、一般市民には全く知らされなかった。
やがて感染者のゾンビ化が始まり、市内全域に暴動が波及。ラクーン市警が出動するも、事態は収まらなかった。焦燥したラクーン市警は非番の警官にも出動を命じ、自宅で無期限謹慎となっていたジル・バレンタインも職場復帰した。だが感染の封じ込めに失敗したと判断したアンブレラ社は市外へと繋がる橋を全て封鎖し、生存者ごとゾンビの群れの中に閉じ込めてしまう。退路をふさがれたジルたちは、何とか生き延びようとするが・・・。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/22(日) 21:00
最終更新:2024/12/22(日) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。