パーフェクトリバティー教団とは (パーフェクトリバティーキョウダンとは) [単語記事]

パーフェクトリバティー教団とは、大正時代に立教した神道系の宗教法人である。略称は「PL」、「PL教団」など。

概要

1916年に「ひとのみち教団」として立教。1946年に佐賀県鳥栖市で「PL教団」を立教し、静岡県清水市(現：静岡市清水区)に本部を移転した後、1953年に大阪府富田林市に本部を移転。以後、ここを「聖地」としている。1974年に現在の教団名に変更。

教団の教えとして、「人生は芸術である」という教えがある。教団の目標は世界人類の永遠の平和と福祉のために貢献するとのこと。

「PL」のロゴは明朝体っぽく、背景は緑色で、文字は白である。文字単体で使用する場合は文字色が緑色となる。

毎年8月1日の教祖祭では富田林市を会場に大花火大会「教祖祭PL花火技術」が行われており、2008年には2万発にまで規模が縮小してしまったが、大花火大会に変わりはない。ちなみに、あくまでも「宗教行事」である。

学校法人を持っており、PL学園高等学校はかつて春季の選抜高等学校野球選手権(春の甲子園)、夏季の全国高等学校野球選手権(夏の甲子園)で名門校として名を馳せていた。
卒業生には清原和博、桑田真澄、新井宏昌、加藤英司、坪井智哉、福留孝介など、様々な有名選手がいる。1998年に松坂大輔と7回から熱投を続けた上重聡は現在、日本テレビのアナウンサーとして活動。
しかし相次ぐ部内暴力事件などの不祥事で野球部のチーム力は低下の一途をたどり、2015年に部員募集を停止、2016年にはついに休部となってしまった。

他に関西に拠点(聖地)を置く宗教で学校法人を持っているのは天理高校の天理教、智弁学園の辯天宗などである。