ビビ・オルニティアとは (ビビオルニティアとは) [単語記事]

生きてるってこと、証明できなければ

死んでしまっているのと同じなのかなぁ・・・

ビビ・オルニティア(VIVI Ornitier)とは、ゲーム「ファイナルファンタジーIX」に登場するキャラクターである。

間違えられやすいが「オルティニア」ではない。

概要

過去に登場したジョブ「黒魔道士」をそのままリアルにしたキャラクター。目深にとんがり帽子を被っており、目が光っているのは見えるがその他の顔の部分は真っ黒となっている。帽子はどうやっているのかほとんど一体化しており、コケても吊るされても飛ばされても脱げたりすることは無い。

ゲーム冒頭でアレクサンドリアに芝居見物にやって来るのだが、紆余曲折を経てなりゆきでジタンやガーネットたちと一緒に旅をすることになる。物語の中で自分自身の出生の秘密（後述）を知り、自分の存在意義と『生きる』ことについての答えを探してゆく。

もともと内気・臆病な性格であったが、ジタンたちと旅を続けるに従い精神的にも肉体的（主に魔法の面で）にも強くなっていく。その成長ぶりから「本作におけるもう一人の主人公」と呼ばれたりもする。

何も無いところでコケたり何度も帽子を被り直す仕草をしたりと特定の人に対して絶大な人気を誇るFF9のマスコット的キャラクター。

ちなみに物語の選択肢によっては作中で結婚する。

出生（ネタバレ）

見た目は9歳だが、実年齢は1歳にも満たない（そのため実はレギュラーメンバーの中で最年少である）。その正体はクジャが霧によって作り出したプロトタイプの黒魔道士兵であり、ダリで作られた彼をソーンとゾーンが輸送中に誤って落としてしまう（その頃の本人の記憶は無い）。その後釣りをしていたク族のクワンに釣り上げられ、育てられる。

他作品での出演

ディシディア・ファイナルファンタジー

アイテム解説の部分にスタイナーと共に登場。パスワードを入れると対戦相手として出てくる。使用キャラはクジャ(100LV)。

キングダムハーツII

物語の序盤、トワイライトタウンで登場。サイファーに憧れているため彼等と一緒におり、自分では子分だと思っている（しかし実際には相手にされていない）。地下道でストラグバトルの練習をしている。性格はやや原作とは異なるが、気弱なところは同じ。劇中ではほとんど偽物しか出てこなかったり、操られてしまったりと受難。本物が普通に声付きで喋るのは後半の一時だけしかない。CVは大谷育江。