マイナーリーグベースボール(Minor League Baseball)とは、メジャーリーグベースボールの下部にあるプロ野球リーグである。略称はMiLB。
まぁ簡単に言ってしまえば日本のプロ野球でいう二軍三軍である。
・・・しかし、日本のプロ野球が二軍のリーグしかないのと違い、なんとリーグの階層が7つもある。リーグはそれぞれ上から
である。これに、メジャーリーグ傘下ではない独立リーグもあるのである。そのかわり、日本でいう社会人野球がほぼないため、メジャーリーグの球団は大量の選手を毎年入団させマイナーで育てなければならないのである。その結果これだけマイナーリーグも巨大化し、ドラフトも3日かけるほどである。
また、日本の二軍とは違い傘下にあるとはいえある程度独立した存在であり、球団経営も多少は助けてもらえるとは言え完全におんぶにだっこというわけにはいかず、黒字経営のための努力が求められる。このため立派な公式サイトを独自に持ち、チケットを売って客に見に来てもらい、グッズや球場飯などで経営が黒字になるように努力している。このため、レプリカユニフォームやグッズなども異常に充実している。(これを真似しようとしたのが湘南シーレックス、サーパス神戸、インボイスである。)
また、ローカル局が地元のAAAの試合を放映するなんてことも普通である。日本なら二軍戦が見たかったらわざわざ金を払ってDA〇Nとか〇レブンスポーツとかに加入しなければならないが、それだけ需要も注目度も高いということである。
しかし、年俸はメジャーに比べればメチャクチャ安く、扱いもどこぞの芸能人格付けチェックの二流芸能人のごとくぞんざいに扱われる。広大なアメリカでは移動も大変で長時間になるのだが、マイナーリーグの選手たちは小さいバスにぎゅうぎゅう詰めにされ長旅を強いられたりする。当然一般人より体躯の大きい大男たちが詰め込まれている様は笑っちゃうくらいだったと新庄剛志も回想で書いているくらいである。食事もハンバーガーやホットドックなどで、給料も安いため生活できず、オフにはアルバイトをしている選手や彼女のヒモになっている選手もいるくらいなんだという。このため貧しくて私生活でもハンバーガーくらいしか食えないという意味で「ハンバーガー・リーグ」なんて揶揄されている。
日本に助っ人外国人選手として入団してくる選手は、だいたいAAAかAAから来ることが多い。例えば、2020年から横浜DeNAベイスターズに入団したマイケル・ピープルズ(投手)はA~AAAで7年間プレーし、AAAのコロンバス・クリッパーズから入団してきた。
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最終更新:2025/12/10(水) 19:00
最終更新:2025/12/10(水) 18:00
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