マインスイーパと仲間たち9 【資料/確率編】

 

マインスイーパとは、マイン（地雷）の　スイーパー（掃除人）をするパズルゲームです。

ここでは、「マインスイーパ」を、他人と協力プレイするときの、「終盤での確率の段階」の解説をします。

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※なお、【マインスイーパと仲間たち】は、概要＋９編の「全１０部作」になっています。

０：【概要／記録編】…マニア級レベルの記録と、コミュニティ紹介。
１：【解説／基本編】…「自分でプレイする」　初めての基本ルールガイド。
２：【解説／戦略編】…「自分でプレイする」　上級者向けの戦略ガイド。
３：【解説／仲間編】…「自分でプレイする」　マインスイーパの亜種ガイド。
４：【観戦／用語編】…「他人のプレイを見る」　マインスイーパ観戦用語。
５：【観戦／流儀編】…「他人のプレイを見る」　マインスイーパ観戦流儀。
６：【観戦／道具編】…「他人のプレイを見る」　マインスイーパ観戦道具。
７：【資料／初手編】…「他人と協力プレイする」　序盤・初手の戦略資料。
８：【資料／法則編】…「他人と協力プレイする」　中盤・確定の戦略資料。
９：【資料／確率編】…「他人と協力プレイする」　終盤・確率の戦略資料。　　←今、ここ！

 

 

【目次】　「このページの流れ」

 

▼【まえがき】…「終盤での確率の段階編」について。

▼【配置の計算】…現在の、地雷の配置から、確率を計算。

１：【単独の確率】…他の確率と重複していない、単独での確率。 ２：【連結の確率】…他の確率と重複している、連結での確率。 ３：【総数の確率】…数字に隣接していないマス全体の中の、地雷総数での確率。

▼【利益の計算】…未来の、地雷の予測から、確率を計算。

４：【数字を期待】…特定の数字を期待する。 ５：【全開を期待】…大きく開く全開を期待する。 ６：【法則を期待】…確定の法則を発動させる。

▼【空白の計算】…過去の、地雷の残数から、確率を計算。

７：【数字の対面】…他の数字の周りと重複して、周りに旗はあってもなくてもいい。 ８：【周囲に旗立】…他の数字の周りと重複しないが、周りに旗がある。 ９：【完全に独立】…他の数字の周りと重複しないし、周りに旗も立っていない。

 

 

【まえがき】　「終盤での確率の段階編」について

 

  

※このページでは、【資料・確率編／終盤での確率の段階】と題して、

 

・【その１】　　現在の、地雷の配置から、確率を計算する方法を解説する　　【配置の計算編】

・【その２】　　未来の、地雷の予測から、利益を計算する方法を解説する　　【利益の計算編】

・【その３】　　過去の、地雷の残数から、空白を計算する方法を解説する　　【空白の計算編】

 

の３つに分けて、「終盤にあたる確率の段階」について解説します。

  

 

その１　【配置計算／現在の、地雷の配置から、確率を計算】

 

　　ｍ９(^Д^)「配置計算について、解説するコーナーでございます」

 

★【配置計算とは？】

数学的には、（２分の１）×（２分の１）の答えは（４分の１）ですが、
マインスイーパの場合、（２分の１）の確率が１００個つながっていても、（２分の１）の確率のままです。

しかも、数字の重複の仕方で、配置パターンを求める計算式が変ってしまうので、
かけ算で確率を求めるよりも、実際に、配置パターンを検証したほうが、はるかに楽です。

しかし、「マインスイーパ２０００」などの、【？マーク機能】が無いマインスイーパの場合、
【旗】を仮置きしたり、ペイントソフトなどで配置パターンの検証の練習をします。

 

下記は、「確率の重複状態」と、「そのマスの地雷＆空白確率」による分類です。

 

▼まずは、「どんな確率の状態か？」で、３つに分けられます。

Ａ：【単独の確率】…他の確率と重複していない、単独での確率。
Ｂ：【連結の確率】…他の確率と重複している、連結での確率。
Ｃ：【総数の確率】…数字に隣接していないマス全体の中の、地雷総数での確率。

 

▼つぎに、「どんな確率の割合か？」で、３つに分けられます。

Ｘ：【二択同率】…そのマスは、地雷確率と空白確率が同数。　つまり、２分の１の状態。
Ｙ：【空白高率】…そのマスは、空白確率のほうが高い。
Ｚ：【地雷高率】…そのマスは、地雷確率のほうが高い。

 

■これらを組み合わせると、９通りの「確率の種類」ができます。

 

▼【単独の確率】…他の確率と重複していない、単独での確率。
１：【単独：二択】…他の確率と、重複していない確率で、地雷と空白が同率の２分の１。　【絶対２択】
２：【単独：空白】…他の確率と、重複していない確率で、空白確率のほうが高いマス。
３：【単独：地雷】…他の確率と、重複していない確率で、地雷確率のほうが高いマス。

▼【連結の確率】…他の確率と重複している、連結での確率。
４：【連結：二択】…他の確率と、重複している確率で、地雷と空白が同率の２分の１。　【連結２択】
５：【連結：空白】…他の確率と、重複している確率で、空白確率のほうが高いマス。
６：【連結：地雷】…他の確率と、重複している確率で、地雷確率のほうが高いマス。

▼【総数の確率】…数字に隣接していないマス全体の中の、地雷総数での確率。
７：【総数：二択】…まったく数字に隣接していないマス全体で、地雷と空白が同率の２分の１。
８：【総数：空白】…まったく数字に隣接していないマス全体で、空白確率のほうが高い状態。
９：【総数：地雷】…まったく数字に隣接していないマス全体で、地雷確率のほうが高い状態。

 

※次に、この９通りの「配置計算」の詳細な解説をします。

 

 

【１】　【単独の確率系】（たんどくのかくりつ）

 

【単独の確率】とは、他の確率と重複していない、単独での確率です。

 

 

★１：【単独：二択同率】

 

他の確率と、重複していない確率で、地雷と空白が同率の２分の１の状態です。　【絶対２択

 

★【単独：二択同率の図】

(1)　【２分の１】…内壁での「２分の１」。
(2)　【２分の１】…内角での「２分の１」。
(3)　【２分の１】…独角での「２分の１」。
(4)　【２分の１】…工型での「２分の１」。
(5)　【４分の２】…外角での「４分の２」。　※実質的に「２分の１」の状態。
(6)　【４分の２】…外壁での「４分の２」。　※実質的に「２分の１」の状態。
(7)　【６分の３】…突出での「６分の３」。　※実質的に「２分の１」の状態。
(8)　【８分の４】…全周での「８分の４」。　※実質的に「２分の１」の状態。

※１つの数字の、単独での確率で、地雷確率が５０％（２分の１）になるのは、
「２分の１」「４分の２」「６分の３」「８分の４」の４通りがあります。

 

 

★２：【単独：空白高率】

 

他の確率と、重複していない確率で、空白確率のほうが高い状態です。　※地雷確率４９％以下。

 

★【単独：空白高率の図】

(1)　【３分の１】…内列での「３分の１」。
(2)　【３分の１】…独角での「３分の１」。
(3)　【４分の１】…外角での「４分の１」。
(4)　【４分の１】…外壁での「４分の１」。
(5)　【５分の１】…外壁での「５分の１」。　※この型では、「５分の２」もある。
(6)　【５分の１】…外角での「５分の１」。　※この型では、「５分の２」もある。
(7)　【６分の１】…突出での「６分の１」。　※この型では、「６分の２」もある。
(8)　【８分の１】…全周での「８分の１」。　※この型では、「８分の２」と「８分の３」もある。

※１つの数字の、単独での確率で、地雷確率が４９％以下になるのは、
「３分の１」「４分の１」「５分の１」「５分の２」「６分の１」「６分の２」
「７分の１」「７分の２」「７分の３」「８分の１」「８分の２」「８分の３」の１２通りがあります。

 

 

★３：【単独：地雷高率】

 

他の確率と、重複していない確率で、地雷確率のほうが高い状態です。　※地雷確率５１％以上。

 

★【単独：地雷高率の図】

(1)　【３分の２】…内列での「３分の２」。
(2)　【３分の２】…独角での「３分の２」。
(3)　【４分の３】…外角での「４分の３」。
(4)　【４分の３】…外壁での「４分の３」。
(5)　【５分の３】…外壁での「５分の３」。　※この型では、「５分の４」もある。
(6)　【５分の３】…外角での「５分の３」。　※この型では、「５分の４」もある。
(7)　【６分の４】…突出での「６分の４」。　※この型では、「６分の５」もある。
(8)　【８分の５】…全周での「８分の５」。　※この型では、「８分の６」と「８分の７」もある。

※１つの数字の、単独の確率で、地雷確率が５１％以上になるのは、
「３分の２」「４分の３」「５分の３」「５分の４」「６分の４」「６分の５」
「７分の４」「７分の５」「７分の６」「８分の５」「８分の６」「８分の７」の１２通りがあります。

※これとは別に、１つの数字の、単独の確率で、地雷確率が１００％になるのは、
「１分の１」「２分の２」「３分の３」「４分の４」「５分の５」「６分の６」
「７分の７」「８分の８」の８通りあります。

 

 

【２】　【連結の確率系】（れんけつのかくりつ）

 

【連結の確率】とは、他の確率と重複している、連結での確率です。

 

 

★４：【連結：二択同率】

 

他の確率と、重複している確率で、地雷と空白が同率の２分の１の状態です。　【連結２択】

 

★【連結：二択同率の図】

(1)　【２分の１】と【２分の１】による【連結：完全重複】。
・重複している２マスの地雷確率が「２分の１」。
・【地雷数１個】の配置パターンが２通り。

(2)　【２分の１】と【２分の１】による【斜結：完全重複】。
・重複している２マスの地雷確率が「２分の１」。
・【地雷数１個】の配置パターンが２通り。

(3)　【２分の１】と【２分の１】による【対結：完全重複】。
・重複している２マスの地雷確率が「２分の１」。
・【地雷数１個】の配置パターンが２通り。

(4)　【２分の１】と【２分の１】による【対結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「２分の１」で、重複していない２マスの地雷確率も「２分の１」。
・【地雷数１個】の最少配置が１通りで、【地雷数２個】の最大配置が１通りの、合計２通り。

(5)　【２分の１】と【２分の１】による【斜結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「２分の１」で、重複していない２マスの地雷確率も「２分の１」。
・【地雷数１個】の最少配置が１通りで、【地雷数２個】の最大配置が１通りの、合計２通り。

(6)　【２分の１】と【２分の１】による【連結：完全重複】。
・重複している２マスの地雷確率が「２分の１」。
・【地雷数１個】の配置パターンが２通り。

(7)　【２分の１】と【２分の１】による【斜結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「２分の１」で、重複していない２マスの地雷確率も「２分の１」。
・【地雷数１個】の最少配置が１通りで、【地雷数２個】の最大配置が１通りの、合計２通り。

(8)　【４分の２】と【４分の２】による【連結：完全重複】。
・重複している４マスの地雷確率が「４分の２（２分の１）」。
・【地雷数２個】の配置パターンが６通り。

 

 

★５：【連結：空白高率】

 

他の確率と、重複している確率で、空白確率のほうが高い状態です。　※地雷確率４９％以下。

 

★【連結：空白高率の図】

(1)　【３分の１】と【３分の１】による【対結：完全重複】。
・重複している３マスの地雷確率が「３分の１」。
・【地雷数１個】の配置パターンが３通り。

(2)　【３分の１】と【３分の１】による【対結：部分重複】。
・重複している２マスの地雷確率が「３分の１」で、重複していない２マスの地雷確率も「３分の１」。
・【地雷数１個】の最少配置が２通りで、【地雷数２個】の最大配置が１通りの、合計３通り。

(3)　【３分の１】と【３分の１】による【対結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「５分の１」で、重複していない４マスの地雷確率が「５分の２」。
・【地雷数１個】の最少配置が１通りで、【地雷数２個】の最大配置が４通りの、合計５通り。

(4)　【３分の１】と【３分の１】による【斜結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「５分の１」で、重複していない４マスの地雷確率が「５分の２」。
・【地雷数１個】の最少配置が１通りで、【地雷数２個】の最大配置が４通りの、合計５通り。

(5)　【２分の１】と【３分の１】による【対結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「３分の１」。
・【２分の１】側の重複していない１マスの地雷確率は「３分の２」。
・【３分の１】側の重複していない２マスの地雷確率は「３分の１」。
・【地雷数１個】の最少配置が１通りで、【地雷数２個】の最大配置が２通りの、合計３通り。

(6)　【２分の１】と【４分の１】による【対結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「４分の１」。
・【２分の１】側の重複していない１マスの地雷確率は「４分の３」。
・【４分の１】側の重複していない３マスの地雷確率は「４分の１」。
・【地雷数１個】の最少配置が１通りで、【地雷数２個】の最大配置が３通りの、合計４通り。

(7)　【２分の１】と【５分の１】による【斜結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「５分の１」。
・【２分の１】側の重複していない１マスの地雷確率は「５分の４」。
・【５分の１】側の重複していない４マスの地雷確率は「５分の１」。
・【地雷数１個】の最少配置が１通りで、【地雷数２個】の最大配置が４通りの、合計５通り。

(8)　【３分の１】と【４分の１】による【連結：部分重複】。
・重複している２マスの地雷確率が「４分の１」。
・【３分の１】側の重複していない１マスの地雷確率は「４分の２」。
・【４分の１】側の重複していない２マスの地雷確率は「４分の１」。
・【地雷数１個】の最少配置が２通りで、【地雷数２個】の最大配置が２通りの、合計４通り。

 

 

★６：【連結：地雷高率】

 

他の確率と、重複している確率で、地雷確率のほうが高い状態です。　※地雷確率５１％以上。

 

★【連結：地雷高率の図】

(1)　【３分の２】と【３分の２】による【対結：完全重複】。
・重複している３マスの地雷確率が「３分の２」。
・【地雷数２個】の配置パターンが３通り。

(2)　【３分の２】と【３分の２】による【対結：部分重複】。
・重複している２マスの地雷確率が「３分の２」で、重複していない２マスの地雷確率も「３分の２」。
・【地雷数２個】の最少配置が１通りで、【地雷数３個】の最大配置が２通りの、合計３通り。

(3)　【３分の２】と【３分の２】による【対結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「５分の４」で、重複していない４マスの地雷確率が「５分の３」。
・【地雷数３個】の最少配置が４通りで、【地雷数４個】の最大配置が１通りの、合計５通り。

(4)　【３分の２】と【３分の２】による【斜結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「５分の４」で、重複していない４マスの地雷確率が「５分の３」。
・【地雷数３個】の最少配置が４通りで、【地雷数４個】の最大配置が１通りの、合計５通り。

(5)　【２分の１】と【３分の２】による【対結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「３分の２」。
・【２分の１】側の重複していない１マスの地雷確率は「３分の１」。
・【３分の２】側の重複していない２マスの地雷確率は「３分の２」。
・【地雷数２個】の最少配置が２通りで、【地雷数３個】の最大配置が１通りの、合計３通り。

(6)　【２分の１】と【４分の３】による【対結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「４分の３」。
・【２分の１】側の重複していない１マスの地雷確率は「４分の１」。
・【４分の３】側の重複していない３マスの地雷確率は「４分の３」。
・【地雷数３個】の最少配置が３通りで、【地雷数４個】の最大配置が１通りの、合計４通り。

(7)　【２分の１】と【５分の３】による【斜結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「１０分の６」。
・【２分の１】側の重複していない１マスの地雷確率は「１０分の４」。
・【５分の３】側の重複していない４マスの地雷確率は「１０分の６」。
・【地雷数３個】の最少配置が６通りで、【地雷数４個】の最大配置が４通りの、合計１０通り。

(8)　【２分の１】と【６分の４】による【斜結：部分重複】。
・重複している１マスの地雷確率が「１５分の１０」。
・【２分の１】側の重複していない１マスの地雷確率は「１５分の５」。
・【６分の４】側の重複していない５マスの地雷確率は「１５分の１０」。
・【地雷数４個】の最少配置が１０通りで、【地雷数５個】の最大配置が５通りの、合計１５通り。

 

 

【３】　【総数の確率系】（そうすうのかくりつ）

 

【総数の確率】とは、数字に隣接していないマス全体の中に、いくつ地雷があるかの、総数での確率です。

 

 

★７：【総数：二択同率】

 

まったく数字に隣接していないマス全体で、地雷と空白が同率の２分の１。　【総数２択】

 

たとえば、総数１００マスの中に、空白マス５０、地雷マス５０で、２分の１の状態。

(1)　スタート直後で、地雷確率が５０％の設定の場合。　※例：１００マスに地雷５０個を設定。
(2)　ゲーム終盤での「空白計算」をした結果、残り１００マスの中に地雷が５０個ある状態。

 

 

★８：【総数：空白高率】

 

まったく数字に隣接していないマス全体で、空白確率のほうが高い状態です。　※地雷確率４９％以下。

 

たとえば、総数１００マスの中に、地雷が４９個以下の状態で、空白マスの方が多い状態。

(1)　スタート直後で、地雷確率が４９％以下の設定の場合。　※例：１００マスに地雷４９個以下を設定。
(2)　ゲーム終盤での「空白計算」をした結果、残り１００マスの中に地雷が４９個以下の状態。

 

 

★９：【総数：地雷高率】

 

まったく数字に隣接していないマス全体で、地雷確率のほうが高い状態です。　※地雷確率５１％以上。

 

たとえば、総数１００マスの中に、地雷が５１個以上ある状態で、地雷確率の方が多い状態。

(1)　スタート直後で、地雷確率が５１％以上の設定の場合。　※例：１００マスに地雷５１個以上を設定。
(2)　ゲーム終盤での「空白計算」をした結果、残り１００マスの中に地雷が５１個以上ある状態。

 

 

★【ちょっとした備考】

 

「確率の段階」に入ったら、　まずは、【連結の確率】から攻めます。
その後、【連結の確率】の【安全】と【利益】のバランスが悪くなったら、【単独の確率】を検討します。
それでも、あまりいい場所がない場合は、
地雷残数からの【総数の確率】で、【安全】と【利益】のバランスを考えた選択という流れになります。

※重要なのは、数字から確率計算するのではなく、実際の地雷の配置パターン数から確率計算することです。

 

 

 

その２　【利益計算／未来の、地雷の予測から、確率を計算】

 

　ｍ９(^Д^)「利益計算について、解説するコーナーでございます」

 

★【利益計算とは？】

これから開く予定のマスを開いた後の、そのマスの周りの最少＆最大地雷数を予測します。
その結果、マスを開いたときに、どんな数字が出る可能性があるのかが分かります。

その際、

・【地雷確定】できる数字が出る可能性がある。
・【空白確定】できる数字が出る可能性がある。
・【全部確定】できる数字が出る可能性がある。

これら３つの利益のどれもないなら、そのマスを選択する意味は、なくなりますが、
確定はできなくても、最低でも、３分の１や、４分の１ができる可能性があるなら選択の余地はあります。

 

下記は、「期待する利益」と、「マスを開く方向」による分類です。

 

▼まずは、「どんな利益を期待するか？」で、３つに分けられます。

Ａ：【数字を期待】…特定の数字を期待する。　はずれても、３分の１以上ができればＯＫという発想。
Ｂ：【全開を期待】…周囲の全開を期待する。　そのマスの周りに地雷が１個もなく、全開するのを狙う。
Ｃ：【法則を期待】…法則の発動を期待する。　「壁１１の法則」などを発動させる。

 

▼つぎに、「数字からどの方向へ開けるか？」で、３つに分けられます。

Ｘ：【数字の連結】…「タテ」か「ヨコ」に、数字と隣接したマスを開いた場合の利益。
Ｙ：【数字の斜結】…「ナナメ」に、数字と隣接したマスを開いた場合の利益。
Ｚ：【数字の対結】…「１マス以上離れて」、数字周りと重複したマスを開いた場合の利益。

 

■これらを組み合わせると、９通りの「期待の利益」ができます。

 

▼【数字を期待】…特定の数字を期待する。
１：【連結で数字期待】…「タテ」か「ヨコ」に、数字と隣接したマスを開き、特定の数字を期待。
２：【斜結で数字期待】…「ナナメ」」に、数字と隣接したマスを開き、特定の数字を期待。
３：【対結で数字期待】…「１マス以上離れて」、数字周りと重複したマスを開き、特定の数字を期待。

▼【全開を期待】…大きく開く全開を期待する。
４：【連結で全開期待】…「タテ」か「ヨコ」に、数字と隣接したマスを開き、大きく開く全開を期待。
５：【斜結で全開期待】…「ナナメ」に、数字と隣接したマスを開き、大きく開く全開を期待。
６：【対結で全開期待】…「１マス以上離れて」、数字周りと重複したマスを開き、大きく開く全開を期待。

▼【法則を期待】…確定の法則を発動させる。
７：【連結で法則期待】…「タテ」か「ヨコ」に、数字と隣接したマスを開き、法則の発動を期待。
８：【斜結で法則期待】…「ナナメ」に、数字と隣接したマスを開き、法則の発動を期待。
９：【対結で法則期待】…「１マス以上離れて」、数字周りと重複したマスを開き、法則の発動を期待。

 

※次に、この９通りの「利益計算」の詳細な解説をします。

 

 

【４】　【数字を期待系】（すうじをきたい）

 

【数字を期待】とは、マスを開くときに、特定の数字を期待することです。

 

 

★１：【連結で数字期待】

 

「タテ」か「ヨコ」に、数字と隣接したマスを開き、特定の数字を期待します。

 

★【連結で数字期待の図】

(1)　【２分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【２分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【１】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出るのが期待でき、【２】でも３分の１ができ、【４】で地雷確定です。

(2)　【３分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【１】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出るのが期待でき、【２】でも３分の１ができ、【４】で地雷確定です。

(3)　【３分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【１】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出るのが期待でき、【２】でも３分の１ができ、【４】で地雷確定です。

(4)　【４分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【４分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【１】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出るのが期待でき、【２】でも３分の１ができ、【４】の数字で地雷確定です。

(5)　【４分の１】の連結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【４分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲の４分の３マスが重複します。
・これで、開いたとき、４分の３の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～２個地雷があります。
・これで、【０】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出るのが期待できますが、【１】が出ても確定はできず、【３】で地雷＆空白確定です。

(6)　【５分の１】の連結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【５分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲の５分の４マスが重複します。
・これで、開いたとき、５分の４の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【０】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出るのが期待できますが、【１】が出ても確定はできず、【４】で地雷＆空白確定です。

(7)　【５分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【５分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【１】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出るのが期待でき、【２】でも３分の１ができ、【４】で地雷確定です。

(8)　【５分の１】の連結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【５分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲の５分の３マスが重複します。
・これで、開いたとき、５分の３の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～２個地雷があります。
・これで、【０】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出るのが期待できますが、【１】が出ても確定はできず、【３】で地雷＆空白確定です。

 

 

★２：【斜結で数字期待】

 

「ナナメ」に、数字と隣接したマスを開き、特定の数字を期待します。

 

★【斜結で数字期待の図】

(1)　【２分の１】の斜結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【２分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが４マスあり、０～４個地雷があります。
・これで、【１】以上、【５】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない４マスには、平均的に地雷が１個あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【２】で４分の１ができ、【５】で地雷確定です。

(2)　【３分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【３分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の３分の２マスが重複します。
・これで、開いたとき、３分の２の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが４マスあり、０～４個地雷があります。
・これで、【０】以上、【５】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない４マスには、平均的に地雷が１個あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【２】で４分の１ができ、【５】で地雷＆空白確定です。

(3)　【３分の１】の斜結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【３分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが５マスあり、０～５個地雷があります。
・これで、【１】以上、【６】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【２】で５分の１ができ、【６】で地雷確定です。

(4)　【４分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【４分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の４分の３マスが重複します。
・これで、開いたとき、４分の３の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが５マスあり、０～５個地雷があります。
・これで、【０】以上、【６】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【２】で５分の１ができ、【６】で地雷＆空白確定です。

(5)　【４分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【４分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の４分の２マスが重複します。
・これで、開いたとき、４分の２の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが４マスあり、０～４個地雷があります。
・これで、【０】以上、【５】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない４マスには、平均的に地雷が１個あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【２】で４分の１ができ、【５】で地雷＆空白確定です。

(6)　【５分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【５分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の５分の３マスが重複します。
・これで、開いたとき、５分の３の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが５マスあり、０～５個地雷があります。
・これで、【０】以上、【６】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【２】で５分の１ができ、【６】で地雷＆空白確定です。

(7)　【５分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【５分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の５分の３マスが重複します。
・これで、開いたとき、５分の３の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが５マスあり、０～５個地雷があります。
・これで、【０】以上、【６】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【２】で５分の１ができ、【６】で地雷＆空白確定です。

(8)　【７分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【７分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の７分の３マスが重複します。
・これで、開いたとき、７分の３の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが５マスあり、０～５個地雷があります。
・これで、【０】以上、【６】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【２】で５分の１ができ、【６】で地雷＆空白確定です。

 

 

★３：【対結で数字期待】

 

「１マス以上離れて」、数字周りと重複したマスを開き、特定の数字を期待します。

 

★【対結で数字期待の図】

(1)　【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが５マスあり、０～５個地雷があります。
・これで、【１】以上、【６】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない６マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上がでる可能性が高く、【２】で５分の１ができ、【６】で地雷確定です。
・これは、実質的に壁際の６マスと同じ状態です。

(2)　【３分の１】の対結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが６マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の２マスが重複します。
・これで、開いたとき、３分の２の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが６マスあり、０～６個地雷があります。
・これで、【０】以上、【７】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない７マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【２】で６分の１ができ、【７】で地雷＆空白確定です。

(3)　【３分の１】の対結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが７マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の１マスが重複します。
・これで、開いたとき、３分の１の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが７マスあり、０～７個地雷があります。
・これで、【０】以上、【８】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない８マスには、平均的に地雷が２個あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【８】で地雷＆空白確定です。

(4)　【３分の１】＆【４分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが４マスあり、０～４個地雷があります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大数配置で、地雷が１個増えます。
・これで、【１】以上、【６】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【６】で地雷確定ができ、【１】で空白確定です。

(5)　【３分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合に、地雷が１個増えます。
・これで、【１】以上、【５】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない４マスには、平均的に地雷が１個あります。
・そして、【３分の１】と【３分の１】が１マス重複する場合、地雷の最小配置の出現確率は５分の１で、
・【３】以上がでる可能性が高く、【５】で地雷＆空白確定ができ、【１】で空白確定です。

(6)　【３分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・そして、対面にもう１つ対結している数字の範囲が、全て重複しています。
・これで、開いたとき【２】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～２個地雷があります。
・これで、【１】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あります。
・【２】の数字で空白確定ができ、【４】の数字で地雷確定ができます。

(7)　【３分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが１マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・そして、対面にもう１つ対結している数字の範囲が、全て重複しています。
・これで、開いたとき【２】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合に、地雷が１個増えます。
・これで、【２】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あります。
・【２】で空白確定ができ、【４】で地雷＆空白確定です。

(8)　【２分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【完全重複】で、隣接の未開封マスが０マス。
・上図【２分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・そして、対面にもう１つ対結している数字の範囲が、全て重複しています。
・これで、開いたとき【２】以上が出るのが分かります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大数配置の場合、地雷が１個増えます。
・これで、【２】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・【２】で空白確定ができ、【３】で地雷＆空白確定です。

 

 

【５】　【全開を期待系】（ぜんかいをきたい）

 

【全開を期待】とは、マスを開くときに、周囲のマスがすべて開くのを期待することです。

 

 

★４：【連結で全開期待】

 

「タテ」か「ヨコ」に、数字と隣接したマスを開き、大きく開く全開を期待します。

 

★【連結で全開期待の図】

(1)　【２分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【２分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かり、４マス開く、全開は期待できません。

(2)　【３分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かり、５マス開く、全開は期待できません。

(3)　【３分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いたとき【１】以上が出るのが分かり、５マス開く、全開は期待できません。

(4)　【４分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【４分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時【１】以上が出るのが分かり、６マス開く、全開は期待できません。

(5)　【４分の１】の連結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【４分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲の４分の３マスが重複します。
・これで、開いた時、４分の３の確率で、【１】以上が出ますが、４マス開く、全開は期待できます。

(6)　【５分の１】の連結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【５分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲の５分の４マスが重複します。
・これで、開いた時、５分の４の確率で、【１】以上が出ますが、６マス開く、全開は期待できます。

(7)　【５分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【５分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、すべて重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かり、７マス開く、全開は期待できません。

(8)　【５分の１】の連結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【５分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲の５分の３マスが重複します。
・これで、開いた時、５分の３の確率で、【１】以上が出ますが、４マス開く、全開は期待できます。

 

 

★５：【斜結で全開期待】

 

「ナナメ」に、数字と隣接したマスを開き、大きく開く全開を期待します。

 

★【斜結で全開期待の図】

(1)　【２分の１】の斜結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【２分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲が、すべて重複します。
・これで、開いた時【１】以上が出るのが分かり、５マス開く、全開は期待できません。

(2)　【３分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【３分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の３分の２マスが重複します。
・これで、開いた時、３分の２の確率で、【１】以上が出ますが、５マス開く、全開は期待できます。

(3)　【３分の１】の斜結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【３分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲が、すべて重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かり、７マス開く、全開は期待できません。

(4)　【４分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【４分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の４分の３マスが重複します。
・これで、開いた時、４分の３の確率で、【１】以上が出ますが、７マス開く、全開は期待できます。

(5)　【４分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【４分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の４分の２マスが重複します。
・これで、開いた時、４分の２の確率で、【１】以上が出ますが、５マス開く、全開は期待できます。

(6)　【５分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【５分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の５分の３マスが重複します。
・これで、開いた時、５分の３の確率で、【１】以上が出ますが、７マス開く、全開は期待できます。

(7)　【５分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【５分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の５分の３マスが重複します。
・これで、開いた時、５分の３の確率で、【１】以上が出ますが、７マス開く、全開は期待できます。

(8)　【７分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【７分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の７分の３マスが重複します。
・これで、開いた時、７分の３の確率で、【１】以上が出ますが、７マス開く、全開は期待できます。

 

 

★６：【対結で全開期待】

 

「１マス以上離れて」、数字周りと重複したマスを開き、大きく開く全開を期待します。

 

★【対結で全開期待の図】

(1)　【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、すべて重複します。
・これで、開いた時【１】以上の数字が出るのが分かり、８マス開く、全開は期待できません。

(2)　【３分の１】の対結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが６マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の２マスが重複します。
・これで、開いた時、３分の２の確率で、【１】以上が出ますが、８マス開く、全開は期待できます。

(3)　【３分の１】の対結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが７マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の１マスが重複します。
・これで、開いた時、３分の１の確率で、【１】以上が出ますが、８マス開く、全開は期待できます。

(4)　【３分の１】＆【４分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、すべて重複します。
・これで、開いた時【１】以上が出るのが分かり、８マス開く、全開は期待できません。

(5)　【３分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、すべて重複します。
・これで、開いた時【１】以上が出るのが分かり、８マス開く、全開は期待できません。

(6)　【３分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、すべて重複します。
・これで、開いた時【１】以上が出るのが分かり、８マス開く、全開は期待できません。

(7)　【３分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが１マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、すべて重複します。
・これで、開いた時【１】以上が出るのが分かり、８マス開く、全開は期待できません。

(8)　【２分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【完全重複】で、隣接の未開封マスが０マス。
・上図【２分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時【１】以上の数字が出るのが分かり、５マス開く、全開は期待できません。

 

 

【６】　【法則を期待系】（ほうそくをきたい）

 

【法則を期待】とは、マスを開くときに、確定の法則の発動を期待することです。

 

 

★７：【連結で法則期待】

 

「タテ」か「ヨコ」に、数字と隣接したマスを開き、法則の発動を期待します。

 

★【連結で法則期待の図】

(1)　【２分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【２分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、数字は関係なく、【内角：１】の法則が期待できます。

(2)　【３分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、【１】が出れば、【内角：１１】の法則が期待できます。

(3)　【３分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、【１】が出れば、【内壁：１１】の法則が期待できます。

(4)　【４分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【４分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、【１】が出れば、【外壁：１１】の法則が期待できます。

(5)　【４分の１】の連結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【４分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲の４分の３マスが重複します。
・これで、【３】が出れば、【外列：１３】の法則が期待できます。

(6)　【５分の１】の連結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【５分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲の５分の４マスが重複します。
・これで、【４】が出れば、【列三：１４】の法則が期待できます。

(7)　【５分の１】の連結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【５分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、【１】が出れば、【外壁：１１】の法則が期待できます。

(8)　【５分の１】の連結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【５分の１】の確率の、連結マスを開けば、連結する数字の範囲の５分の３マスが重複します。
・これで、【３】が出れば、【外列：１３】の法則が期待できます。

 

 

★８：【斜結で法則期待】

 

「ナナメ」に、数字と隣接したマスを開き、法則の発動を期待します。

 

★【斜結で法則期待の図】

(1)　【２分の１】の斜結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【２分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、数字は関係なく、地雷確定できます。

(2)　【３分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【３分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の３分の２マスが重複します。
・これで、横に【１・１】が並んでいれば、【内壁：１１】の法則が期待できます。

(3)　【３分の１】の斜結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【３分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲が、全て重複します。
・特に、法則は期待できません。

(4)　【４分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【４分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の４分の３マスが重複します。
・特に、法則は期待できません。

(5)　【４分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【４分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の４分の２マスが重複します。
・特に、法則は期待できません。

(6)　【５分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【５分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の５分の３マスが重複します。
・特に、法則は期待できません。

(7)　【５分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【５分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の５分の３マスが重複します。
・特に、法則は期待できません。

(8)　【７分の１】の斜結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【７分の１】の確率の、斜結マスを開けば、斜結する数字の範囲の７分の３マスが重複します。
・特に、法則は期待できません。

 

 

★９：【対結で法則期待】

 

「１マス以上離れて」、数字周りと重複したマスを開き、法則の発動を期待します。

 

★【対結で法則期待の図】

(1)　【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・特に、法則は期待できません。

(2)　【３分の１】の対結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが６マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の２マスが重複します。
・特に、法則は期待できません。

(3)　【３分の１】の対結を開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが７マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の１マスが重複します。
・特に、法則は期待できません。

(4)　【３分の１】＆【４分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・特に、法則は期待できません。

(5)　【３分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・特に、法則は期待できません。

(6)　【３分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・特に、法則は期待できません。

(7)　【３分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが１マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・特に、法則は期待できません。

(8)　【２分の１】＆【３分の１】の対結を開き、【完全重複】で、隣接の未開封マスが０マス。
・上図【２分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・特に、法則は期待できません。

 

 

★【ちょっとした備考】

 

【数字期待】は、ふつう、数字の隣接マスを開くときには、特定の数字を期待します。
【全開期待】は、四隅は最少４マス、壁際は最少６マス、他は最少９マスに地雷がなければ全開します。
【法則期待】は、【１】が２個以上、直列に並んでいる場所を開けば、「壁１１の法則」が発動できます。

 

★【期待する利益の図】

(1)　【数字期待】…確定はないが、両端の【１】の左右を開き、【特定の数字】を期待する選択。
(2)　【法則期待】…確定はないが、右端の【１】の上下を開き、【壁１１の法則】を発動させる選択。
(3)　【全開期待】…確定はないが、真中の【１】の上下を開き、【大きく開く全開】を期待する選択。

※利益が望める【列三：１１１】の開き方は、(1)～(3)の３通りの開き方があります。

 

 

 

その３　【空白計算／過去の、地雷の残数から、確率を計算】

 

　ｍ９(^Д^)「空白計算について、解説するコーナーでございます」

 

★【空白計算とは？】

数字の隣接マスだけを開き続けるのは、「確率の段階」が長引き、結果的にクリアできる確率がさがります。
そのため、数字に隣接していない、空白地帯のマスを開けて、【高利益】を狙う戦略も考えられます。

島の数にもよりますが、【マニア級レベル】の場合、地雷数カウンターが、残り５０個を切ったあたりから、
数字にまったく隣接していないマスの中に最大で何個の地雷があるのかを計算します。
そして、「空白地帯の地雷確率」が判明したら、空白地帯のマスで、【利益】がある場所を検討します。
その「空白地帯の地雷確率」を求める計算を「空白計算」（くうはくけいさん）といいます。

 

(1)　まずは、数字に隣接している全マスに、最少で何個の地雷があるかを数えます。
　　　 これを、「隣接最少数」（りんせつ・さいしょうすう）といいます。

・【隣接最少】（りんせつ・さいしょう）…数字に隣接している全マスに、最少で何個の地雷があるか。

(2)　その「隣接最少数」を、地雷残数カウンターの地雷数から引いてみると、
　　 数字にまったく隣接していない、空白マスの中に、最大で何個地雷があるのかがわかります。
　　 これを、「空白最大数」（くうはく・さいだいすう）といいます。

・【空白最大】（くうはく・さいだい）…数字に隣接していない未開封マスに、最大で何個の地雷があるか。

(3)　最後に、数字にまったく隣接していないマスをすべて数えて、「空白マスの総数」を調べます。

(4)　【数字に隣接しない空白マスの総数】を、【数字に隣接しない空白マスにある最大地雷数】で割れば、
　　 「空白地帯の地雷確率」が分かり、その確率によって、空白地帯のマスで開く場所を検討します。

 

★【最少配置と最大配置の図】

(1)　【○１○】…地雷数１個が３パターン。　全部同じ地雷数パターンで、地雷が同数配置。
(2)　【○１１○】…地雷数１個が２パターンで、地雷数２個が１パターン。　最少配置の方が多い。
(3)　【○１１１○】…地雷数１個が１パターンで、地雷数２個が２パターン。　最大配置の方が多い。
(4)　【○１１１１○】…地雷数２個が３パターン。　全部パターンで、地雷が同数配置。

※数字の並び方によって、上図のように、地雷の配置数が変化します。
　 地雷が少なくなる配置パターンが「最少配置」、地雷が多くなる配置パターンが「最大配置」です。

 

 

┏━━━━━━━━━━━━【空白計算の メモの仕方】━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃　Ａ　Ｂ　Ｃ　Ｄ　Ｅ　　　 　 ←左側＆上側から順に、島別の【隣接最少数】をメモする。
┃　最少？個　　　　　　　　　 ←すべての島の【隣接最少数】を合計する。
┃　残数？個　　　　　　　　　 ←左上の【地雷残数カウンターの数】。
┃
┃　空白最大？個　　　　　　　 ←【地雷残数】から、【隣接最少数】を引いた数。
┃　Ａ　Ｂ　Ｃ　Ｄ　Ｅ　　　　 ←左側＆上側から順に、島別の数字に隣接しない空白マス数をメモ。
┃　
┃　空白合計：？マス　　　　　 ←全ての島の、数字にまったく隣接していない空白マスを合計する。
┃　空白地帯：？個／？マス　　　←【空白マス合計】分の【空白最大地雷数】が、空白地帯の地雷確率。
┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 

「空白計算」をした後に、
「空白地帯の地雷確率」と、「数字の隣接マスの地雷確率」の、【安全】と【利益】のバランスで、
空白地帯への攻めに切り替えるかどうかを決めます。

通常は、空白地帯の地雷確率が４分の１より低い場合に、空白地帯の攻めの切り替えを検討します。
以下に、「空白地帯の開き方」を９通りに分けて解説します。

 

下記は、「空白マスの状況」と、「空白マスのある場所」による分類です。

 

▼まずは、「その空白マスの周りのマスの状況」で、３つに分けられます。

Ａ：【数字の対面】…他の数字の周りのマスと重複する場所で、そのマスの周りに旗はあってもなくてもいい。
Ｂ：【周囲に旗立】…他の数字の周りのマスと重複しないが、そのマスの周りに旗がある。
Ｃ：【完全に独立】…他の数字の周りのマスと重複していないし、そのマスの周りに旗もない。

 

▼つぎに、「その空白マスがどこにあるか？」で、３つに分けられます。

Ｘ：【四つ角マス】…壁から１マス目の四隅の角。　（周りに最大３マスあり）
Ｙ：【壁沿いマス】…壁から１マス目で四隅以外。　（周りに最大５マスあり）
Ｚ：【壁以外マス】…壁から２マス目以上離れる。　（周りに最大８マスあり）

 

■これらを組み合わせると、９通りの「空白マスの開き方」ができます。

 

▼【数字の対面】…他の数字の周りのマスと重複する場所で、そのマスの周りに旗はあってもなくてもいい。
１：【対面で四隅】…四隅の角で、数字周りと重複している。
２：【対面で壁際】…四隅の角以外の壁際で、数字周りと重複している。
３：【対面で中央】…壁から２マス目以上離れ、数字周りと重複している。

▼【周囲に旗立】…他の数字の周りのマスと重複しないが、そのマスの周りに旗がある。
４：【旗横で四隅】…四隅の角で、数字周りと重複しないが、周りに旗がある。
５：【旗横で壁際】…四隅の角以外の壁際で、数字周りと重複しないが、周りに旗がある。
６：【旗横で中央】…壁から２マス目以上離れ、数字周りと重複しないが、周りに旗がある。

▼【完全に独立】…他の数字の周りのマスと重複していないし、そのマスの周りに旗も立っていない。
７：【独立で四隅】…四隅の角で、数字周りと重複しないし、周りに旗も立っていない。
８：【独立で壁側】…四隅の角以外の壁際で、数字周りと重複しないし、周りに旗も無い。
９：【独立で中央】…壁から２マス目以上離れ、数字周りと重複しないし、周りに旗も無い。

 

※次に、この９通りの「空白地帯の開き方」の詳細な解説をします。

 

 

【７】　【数字の対面系】（すうじのたいめん）

 

【数字の対面】とは、他の数字の周りのマスと重複する場所で、周りに旗はあってもなくてもいい状態です。

 

 

★１：【対面で四隅】

 

四隅の角マスで、数字周りと重複している状態です。（周りに最大３マス）

 

★【数字の対面で角マスの図】

(1)　【２分の１】の対結の角マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが１マス。
・上図【２分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・これで、【１】以上、【２】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】がでる可能性が高く、【２】で地雷確定です。

(2)　【３分の１】の対結の角マスを開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが１マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の２マスが重複します。
・これで、開いた時、３分の２の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・これで、【０】以上、【２】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出る可能性が高く、【２】で地雷＆空白確定です。

(3)　【３分の１】の対結の角マスを開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の１マスが重複します。
・これで、開いた時、３分の１の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～２個地雷があります。
・これで、【０】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・４マス開く、全開が期待でき、【３】で地雷＆空白確定です。

(4)　【２分の１】＆【４分の１】の対結の角マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが０マス。
・上図【２分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合、地雷が１個増えます。
・これで、【１】以上、【２】以下が出ることが分かります。
・【１】で最少配置の地雷確定ができ、【２】で最大配置の地雷確定ができます。

(5)　【２分の１】＆【２分の１】の対結の角マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが０マス。
・上図【２分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合、地雷が１個増えます。
・これで、【１】以上、【２】以下が出ることが分かります。
・【１】で最少配置の地雷確定ができ、【２】で最大配置の地雷確定です。

 

 

★２：【対面で壁際】

 

四隅の角以外の壁際で、数字周りと重複している状態です。（周りに最大５マス）

 

★【数字の対面で壁マスの図】

(1)　【３分の１】の対結の壁マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【２分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～２個地雷があります。
・これで、【１】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】で空白確定ができ、【３】で地雷確定です。

(2)　【３分の１】の対結の壁マスを開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の２マスが重複します。
・これで、開いた時、３分の２の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【０】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない４マスには、平均的に地雷が１個あり、
・【１】以上が出る可能性が高く、【４】で地雷＆空白確定です。

(3)　【３分の１】の対結の壁マスを開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の１マスが重複します。
・これで、開いた時、３分の１の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが４マスあり、０～４個地雷があります。
・これで、【０】以上、【５】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【１】以上が出る可能性が高く、【５】で地雷＆空白確定です。

(4)　【３分の１】＆【４分の１】の対結の壁マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが１マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合、地雷が１個増えます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・これで、【１】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】で空白確定ができ、【３】で地雷＆空白確定です。

(5)　【２分の１】＆【３分の１】の対結の壁マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが１マス。
・上図【２分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合、地雷が１個増えます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・これで、【１】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】で最少配置の地雷確定ができ、【３】で地雷＆空白確定です。

(6)　【２分の１】＆【２分の１】の対結の壁マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが１マス。
・上図【２分の１】の確率の、数字の対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・そして、対面にもう１つ対結している数字の範囲が、全て重複しています。
・これで、開いた時、【２】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・これで、【２】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【２】で空白確定ができ、【３】で地雷確定です。

(7)　【２分の１】＆【３分の１】の対結の壁マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが０マス。
・上図【２分の１】の確率の、数字の対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・そして、対面にもう１つ対結している数字の範囲が、全て重複しています。
・これで、開いた時、【２】以上の数字が出るのが分かります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合、地雷が１個増えます。
・これで、【２】以上、【３】以下が出ることが分かり、
・【２】で空白確定ができ、【３】で地雷＆空白確定です。

 

 

★３：【対面で中央】

 

壁から２マス目以上離れ、数字周りと重複している状態です。（周りに最大８マス）

 

★【数字の対面で中マスの図】

(1)　【３分の１】の対結の中マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが５マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが５マスあり、０～５個地雷があります。
・これで、【１】以上、【６】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない６マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上がでる可能性が高く、【２】で５分の１ができ、【６】で地雷確定です。
・これは、実質的に壁際の６マスと同じ状態です。

(2)　【３分の１】の対結の中マスを開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが６マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の２マスが重複します。
・これで、開いた時、３分の２の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが６マスあり、０～６個地雷があります。
・これで、【０】以上、【７】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない７マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【７】で地雷＆空白確定です。

(3)　【３分の１】の対結の中マスを開き、【部分重複】で、隣接の未開封マスが７マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲の３分の１マスが重複します。
・これで、開いた時、３分の１の確率で、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが７マスあり、０～７個地雷があります。
・これで、【０】以上、【８】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない８マスには、平均的に地雷が２個あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【８】で地雷＆空白確定です。

(4)　【３分の１】＆【４分の１】の対結の中マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが４マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが４マスあり、０～４個地雷があります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合、地雷が１個増えます。
・これで、【１】以上、【６】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上がでる可能性が高く、【６】で地雷確定ができ、【１】で空白確定です。

(5)　【３分の１】＆【３分の１】の対結の中マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが３マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・これで、開いた時、【１】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合に、地雷が１個増えます。
・これで、【１】以上、【５】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない４マスには、平均的に地雷が１個あります。
・そして、【３分の１】と【３分の１】が１マス重複する場合、地雷の最小配置の出現確率は５分の１で、
・【２】以上が出る可能性が高く、【５】で地雷＆空白確定ができ、【１】で空白確定です。

(6)　【３分の１】＆【３分の１】の対結の中マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが２マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・そして、対面にもう１つ対結している数字の範囲が、全て重複しています。
・これで、開いた時、【２】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～２個地雷があります。
・これで、【２】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【２】の数字で空白確定ができ、【４】の数字で地雷確定です。

(7)　【３分の１】＆【３分の１】の対結の中マスを開き、【片側重複】で、隣接の未開封マスが１マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・そして、対面にもう１つ対結している数字の範囲が、全て重複しています。
・これで、開いた時、【２】以上が出るのが分かります。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・しかし、横にもう１つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合、地雷が１個増えます。
・これで、【２】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【２】で空白確定ができ、【４】で地雷＆空白確定です。

(8)　【３分の１】＆【３分の１】の対結の中マスを開き、【完全重複】で、隣接の未開封マスが０マス。
・上図【３分の１】の確率の、対結マスを開けば、対結する数字の範囲が、全て重複します。
・そして、対面にもう１つ対結している数字の範囲が、全て重複しています。
・これで、開いた時、【２】以上が出るのが分かります。
・しかし、横にもう２つ対結して重複する数字があり、地雷が最大配置の場合、地雷が２個増えます。
・これで、【２】以上、【４】以下が出ることが分かります。
・【２】で空白確定ができ、【４】で地雷＆空白確定です。

 

 

【８】　【周囲に旗立系】（しゅういにはたたち）

 

【周囲に旗立】とは、他の数字の周りのマスと重複しないが、そのマスの周りに旗がある状態です。

 

 

★４：【旗横で四隅】

 

四隅の角で、数字周りと重複しないが、周りに旗がある状態です。（周りに最大２マス）

 

★【周囲に旗立で角マスの図】

(1)　まわりに【旗が１つ】ある角マスを斜結で開き、隣接の未開封マスが２マス。
・まわりに旗が１つある角マスを開けば、【１】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～２個地雷があります。
・これで、【１】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【１】が出る可能性が高く、【１】で空白確定ができ、【３】で地雷確定です。

(2)　まわりに【旗が２つ】ある角マスを連結で開き、隣接の未開封マスが１マス。
・まわりに旗が２つある角マスを開けば、【２】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・これで、【２】以上、【３】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【２】が出る可能性が高く、【２】で空白確定ができ、【３】で地雷確定です。

(3)　まわりに【旗が３つ】ある角マスを斜結で開き、隣接の未開封マスが０マス。
・まわりに旗が３つある角マスを開けば、【３】が出て、地雷確定です。

 

 

★５：【旗横で壁際】

 

四隅の角以外の壁際で、数字周りと重複しないが、周りに旗がある状態です。（周りに最大４マス）

 

★【周囲に旗立で壁マスの図】

(1)　まわりに【旗が１つ】ある壁マスを斜結で開き、隣接の未開封マスが４マス。
・まわりに旗が１つある壁マスを開けば、【１】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが４マスあり、０～４個地雷があります。
・これで、【１】以上、【５】以下の数字が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】が出る可能性が高く、【５】で地雷確定です。

(2)　まわりに【旗が２つ】ある壁マスを連結で開き、隣接の未開封マスが３マス。
・まわりに旗が２つある壁マスを開けば、【２】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【２】以上、【５】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない４マスには、平均的に地雷が１個あり、
・【３】が出る可能性が高く、【２】で空白確定ができ、【５】で地雷確定です。

(3)　まわりに【旗が３つ】ある壁マスを連結で開き、隣接の未開封マスが２マス。
・まわりに旗が３つある壁マスを開けば、【３】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～２個地雷があります。
・これで、【３】以上、【５】以下の数字が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【３】が出る可能性が高く、【３】で空白確定ができ、【５】の数字で地雷確定です。

(4)　まわりに【旗が４つ】ある壁マスを連結で開き、隣接の未開封マスが１マス。
・まわりに旗が４つある壁マスを開けば、【４】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・これで、【４】以上、【５】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【４】が出る可能性が高く、【４】で空白確定ができ、【５】で地雷確定です。

(5)　まわりに【旗が４つ】ある壁マスを連結で開き、隣接の未開封マスが１マス。
・まわりに旗が４つある壁マスを開けば、【４】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・これで、【４】以上、【５】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【４】がでる可能性が高く、【４】で空白確定ができ、【５】で地雷確定です。

(6)　まわりに【旗が５つ】ある壁マスを連結で開き、隣接の未開封マスが０マス。
・まわりに旗が５つある壁マスを開けば、【５】が出て、地雷確定です。

 

 

★６：【旗横で中央】

 

壁から２マス目以上離れ、数字周りと重複しないが、周りに旗がある状態です。（周りに最大７マス）

 

★【周囲に旗立で中マスの図】

(1)　まわりに【旗が１つ】ある中マスを斜結で開き、隣接の未開封マスが７マス。
・まわりに旗が１つある中マスを開けば、【１】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが７マスあり、０～７個地雷があります。
・これで、【１】以上、【８】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない８マスには、平均的に地雷が２個あり、
・【３】が出る可能性が高く、【８】で地雷確定です。

(2)　まわりに【旗が２つ】ある中マスを連結で開き、隣接の未開封マスが６マス。
・まわりに旗が２つある中マスを開けば、【２】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが６マスあり、０～６個地雷があります。
・これで、【２】以上、【８】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない７マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【２】以上が出る可能性が高く、【８】で地雷確定です。

(3)　まわりに【旗が３つ】ある中マスを連結で開き、隣接の未開封マスが５マス。
・まわりに旗が３つある中マスを開けば、【３】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～５個地雷があります。
・これで、【３】以上、【８】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない６マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【４】が出る可能性が高く、【８】で地雷確定です。
・これは、実質的に壁際の６マスと同じ状態です。

(4)　まわりに【旗が４つ】ある中マスを連結で開き、隣接の未開封マスが４マス。
・まわりに旗が４つある中マスを開けば、【４】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが４マスあり、０～４個地雷があります。
・これで、【４】以上、【８】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない５マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【５】が出る可能性が高く、【８】で地雷確定です。

(5)　まわりに【旗が５つ】ある中マスを連結で開き、隣接の未開封マスが３マス。
・まわりに旗が５つある中マスを開けば、【５】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【５】以上、【８】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない４マスには、平均的に地雷が１個あり、
・【６】が出る可能性が高く、【５】で空白確定ができ、【８】で地雷確定です。
・これは、実質的に四隅の角の４マスと同じ状態です。

(6)　まわりに【旗が６つ】ある中マスを連結で開き、隣接の未開封マスが２マス。
・まわりに旗が６つある中マスを開けば、【６】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが２マスあり、０～２個地雷があります。
・これで、【６】以上、【８】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない３マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【６】が出る可能性が高く、【６】で空白確定ができ、【８】で地雷確定です。

(7)　まわりに【旗が７つ】ある中マスを連結で開き、隣接の未開封マスが１マス。
・まわりに旗が７つある中マスを開けば、【７】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが１マスあり、０～１個地雷があります。
・これで、【７】以上、【８】以下が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない２マスには、平均的に地雷が１個以下あり、
・【７】が出る可能性が高く、【７】で空白確定ができ、【８】で地雷確定ができます。

(8)　まわりに【旗が８つ】ある中マスを連結で開き、隣接の未開封マスが０マス。
・まわりに旗が８つある中マスを開けば、【８】が出て、地雷確定です。

 

 

【９】　【完全に独立系】（かんぜんにどくりつ）

 

【完全に独立】とは、他の数字の周りのマスと重複していないし、その周りに旗も立っていない状態です。

 

 

★７：【独立で四隅】

 

四隅の角で、数字周りと重複しないし、周りに旗も立っていない状態です。（周りに最大３マス）

 

★【完全に独立で角マスの図】

(1)　数字周りと重複しないし、周りに旗も立っていない角マスを開き、隣接の未開封マスが３マス。
・数字周りと重複しないし、周りに旗も立っていない角マスを開けば、【全開】か【１】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが３マスあり、０～３個地雷があります。
・これで、【全開】か、【１】～【３】が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない４マスには、平均的に地雷が１個あり、
・【１】で３分の１ができ、【３】で地雷確定です。

 

 

★８：【独立で壁側】

 

四隅の角以外の壁際で、数字周りと重複しないし、周りに旗も無い状態です。（周りに最大５マス）

 

★【完全に独立で壁マスの図】

(1)　数字周りと重複しないし、周りに旗も立っていない壁マスを開き、隣接の未開封マスが５マス。
・数字周りと重複しないし、周りに旗も立っていない角マスを開けば、【全開】か【１】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが５マスあり、０～５個地雷があります。
・これで、【全開】か、【１】～【５】が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない６マスには、平均的に地雷が１個以上あり、
・【１】以上が出る可能性が高く、【５】で地雷確定です。

 

 

★９：【独立で中央】

 

壁から２マス目以上離れ、数字周りと重複しないし、周りに旗も無い状態です。（周りに最大８マス）

 

★【完全に独立で中マスの図】】

(1)　数字周りと重複しないし、周りに旗も立っていない中マスを開き、隣接の未開封マスが８マス。
・数字周りと重複しないし、周りに旗も立っていない中マスを開けば、【全開】か【１】以上が出ます。
・さらに、開くマスの周りに、数字に隣接しないマスが８マスあり、０～８個地雷があります。
・これで、【全開】か、【１】～【８】が出ることが分かります。
・盤面の地雷確率が「４分の１」なら、数字に隣接しない９マスには、平均的に地雷が２個あり、
・【２】以上がでる可能性が高く、【８】で地雷確定です。

 

 

★【ちょっとした備考】

 

【マニア級レベル】の地雷確率は４分の１ですが、序盤では、盤面の広さによる地雷のかたよりがあります。
しかし、終盤の、残り２００マスに地雷残数が５０個ぐらいになれば、
空白地帯の地雷は、序盤に比べれば平均的な散らばりの配置になるため、そこで戦略が発生します。

 

★【角マスの特殊な開き方の図】

(1)フィールドの四隅の【角マス】は、最少４マスに地雷がなければ全開します。
　　地雷確率が４分の１なら、【角マス】の２×２の４マスの中には、平均的に１個地雷があり、
　　確率的に全開は狙えますが、その次の展開は難しい場所です。
　　また、特殊な開き方ですが、
　　終盤の段階で、全４ヶ所の角マスの２ヶ所に、地雷があることが分かっている場合、
　　【角マス】の３ヶ所以上に地雷がある確率が低いため、まだ開いていない【角マス】を開くという方法があります。

 

★【壁マスの特殊な開き方の図】

(2)フィールドの壁際の【壁マス】は、最少６マスに地雷がなければ全開します。　
　　地雷確率が４分の１なら、壁際の２×３の６マス範囲の中には、平均的に1．5個ぐらい地雷があり、
　　全開の発生確率も高いほうですが、５分の１ができる可能性が高い場所です。
　　なお、数字の範囲と対面で重複している壁際のマスなら、範囲が実質的に４マスということになります。
　　また、特殊な開き方ですが、
　　終盤の段階で、壁際マスの対称となる４ヶ所のうち３ヶ所に、地雷がある場合、
　　対称４ヶ所全部の地雷発生確率が低く、まだ開いていない【対称マス】を開くという方法があります。

 

★【中マスの特殊な開き方の図】

(3)フィールドの四隅＆壁際以外の【中マス】は、最少９マスに地雷がなければ全開します。
　　地雷確率が４分の１なら、四隅＆壁際以外の９マス範囲の中には、平均的に地雷が２個あり、
　　まず全開は狙えませんので、開けるなら、数字の対面で、その数字と３マス重複している空白マスか、
　　周りに旗が３個以上立っている空白マスを開けば、実質的に６マスで壁際の【壁マス】と同じです。

 

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なお、いきなり、「マインスイーパ２０００」の【マニア級レベル】での空白計算に挑戦するよりも、
「通常版マインスイーパ」の、【盤面設定モード】で、「確率の段階」の攻略練習をオススメします。

★【「小マニア」で練習プレイ】

　　まずは、「通常版マインスイーパ」の、【盤面設定モード】で、
　　「11×11の121マス」に地雷31個を設定して、「確率の段階」の攻略練習ができます。

★【「中マニア」で練習プレイ】

　　【小マニア】になれてきたら、「通常版マインスイーパ」の、【盤面設定モード】で、
　　「21×21の441マス」に地雷111個を設定して、「確率の段階」の攻略練習ができます。

★【「本マニア」で練習プレイ】

　　「空白計算」ができるようになったら、「マインスイーパ２０００」の【マニア級】に挑戦しましょう。