ミスチヴィアスアレックス (Mischevious Alex)とは、2017年2月28日生まれのアメリカの競走馬である。鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2020年:スウェイルステークス(G3)、ゴーサムステークス(G3)
2021年:カーターハンデキャップ(G1)、ガルフストリームパークスプリントステークス(G3)
父Into Mischief(イントゥミスチーフ)、母White Pants Night、母父Speightstown(スパイツタウン)という血統。
父Into Mischief(イントゥミスチーフ)は怪我の影響もあってG1を1勝しただけで引退したが、種牡馬としては北米リーディングサイアーを2024年までで既に6回獲得している。2025年3月現在で代表産駒を選ぶとなると、ケンタッキーダービーとブリーダーズカップ・カップクラシックを勝利したAuthentic(オーセンティック)辺りであろうか。
母White Pants Nightは14戦2勝の米国馬。その半兄HebbronvilleはG3馬。
母父Speightstown(スパイツタウン)は怪我の影響もあってアメリカにしては珍しく6歳でのブリーダーズカップ・スプリントでGI初制覇となった馬であるが、種牡馬としては多くの活躍馬を出し、日本に輸入された産駒からもモズスーパーフレア、リエノテソーロ、マテラスカイなどを輩出している。
アメリカのWinStar Farm(ウインスターファーム)において生産され、1歳時には7.5万ドルで落札され、2歳のセリでは14万ドルで主取りとなった後、最終的にCash is Kingらが馬主となった。
ジェイソン・サービス調教師の弟で、二冠馬Smarty Jones(スマーティージョーンズ)を輩出したことで知られるジョン・サーヴィス調教師の厩舎に入厩。
6月のダート4.5ハロン戦でデビュー。条件戦なら日本の地方競馬みたいに1000m未満のレースもあるんだなあ。フランキー・ペニントン騎手を鞍上に1番人気に支持されると、逃げ切ってアタマ差で勝利。
続いて7月のダート5.5ハロンのオプショナルクレーミングにホルヘ・バルガス鞍上で参戦。1番人気に支持されたが、クビ差で2着。
9月のダート8ハロンのサプリングステークスにトレバー・マッカーシー鞍上で出走したが、2番人気3着。
同月には芝8.5ハロンのローレルフューチュリティに3番人気で出走したが、ブービー7着。
11月にはダート7ハロンのパークスジュヴェナイルステークスにペニントン鞍上の2番人気で出走し、ここはブリンカーの効果もあってか9馬身半差以上付けての圧勝となった。
3歳初戦はイラッド・オルティス・ジュニアを鞍上に迎えて2月に行われるダート7ハロンのスウェイルステークス(G3)に出走。3番人気に支持されたレースでは、出遅れ気味なところもあったが結果は7馬身差の圧勝。
続いて3月に行われるダート8ハロンのゴーサムステークス(G3)にケンドリック・カームーシュ鞍上で出走。ここは2番人気となり、早め先頭で押し切って2馬身差の勝利。
流石に距離の長い三冠路線には向かわず、6月はダート7ハロンのウッディスティーブンスステークス(G1)に出走したがここは4着。
8月には再びオルティス鞍上でダート7ハロンのH・アレン・ジャーケンスメモリアルステークス(G1)に出走。3番人気に支持され、先頭に立つこともあったが結果は6着。
サフィー・ジョセフ厩舎に転厩し、4歳初戦となる1月はダート6ハロンのオプショナルクレーミングで1番人気に応えて3馬身半差以上の快勝。
2月にはダート6ハロンのガルフストリームパークスプリントステークス(G3)に出走し、2番人気に支持されると3馬身以上付けてここも勝利。
ドバイゴールデンシャヒーン遠征も考慮したようであるが、4月に行われる本命のダート7ハロン戦、カーターハンデキャップ(G1)に出走。1番人気に支持されたレースでは、逃げ馬を直線で捉え、2着のMind Control(マインドコントロール)に5 馬身半差を付ける圧勝でG1初制覇となった。
6月にはダート8ハロンのメトリポリタンハンデキャップ(G1)に出走。1番人気のKnicks Go(ニックスゴー)[1]と先頭を争い、Silver State(シルバーステート)[2]の3着と好走した。
7月はダート6ハロンのアルフレッド・G・ヴァンダービルトハンデキャップ(G1)に出走。1番人気に支持されて序盤は先頭に立ったものの結果は8着。
8月はダート7ハロンのフォアゴーステークス(G1)に出走。レース中に2着の*フィレンツェファイアが勝ち馬Yaupon(ヤウポン)の手綱を咥える事件(?)があったが、本馬は4番人気6着。
同年10月に日本軽種馬協会で種牡馬入りすることが発表された。Into Mischief産駒としては初の日本供用種牡馬ということで、種付け料120万円で初年度の2022年は135頭の牝馬を集めたものの、以降は83頭、47頭とかなり減少傾向である。
日本軽種馬協会供用の種牡馬の需要が2年目以降減りやすい現象については、公的性質から宣伝しにくいことやシンジケートが組めないことなど色々と考察されてはいるものの、ともかくここから種付け数の回復を狙えるかどうかは初年度産駒次第といったところか。産駒に期待したい。
Into Mischief 2005 鹿毛 |
Harlan's Holiday 1999 鹿毛 |
Harlan | Storm Cat |
Country Romance | |||
Christmas in Aiken | Affirmed | ||
Dowager | |||
Leslie's Lady 1996 鹿毛 |
Tricky Creek | Clever Trick | |
Battle Creek Girl | |||
Crystal Lady | Stop the Music | ||
One Last Bird | |||
White Pants Night 2011 栗毛 FNo.9-c |
Speightstown 1998 栗毛 |
Gone West | Mr. Prospector |
Secrettame | |||
Silken Cat | Storm Cat | ||
Silken Doll | |||
More d'Amour 1995 栗毛 |
Tour d'Or | Medaille d'Or | |
Debby's Turn | |||
Love Connection | Master Derby | ||
Perfect Connection |
クロス:Storm Cat4×4(12.50%)、Secretariat 5×5(6.25%)
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最終更新:2025/04/01(火) 22:00
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