ライトウォーリア 単語

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ライトウォーリア

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ライトウォーリアLight Warrior)とは、2017年生まれの日本競走馬鹿毛

な勝ち
2022年埼玉新聞栄冠賞(南関東S)、勝王冠南関東S
2024年川崎記念JpnⅠ)、報知オールスターカップ南関東S

概要

*マジェスティックウォリアー、スペクトロライトディープインパクトという血統。
アメリカの2歳GⅠ勝ち。同種牡馬入りし、マル外として日本に来た初年度産駒ベストウォーリアマイルCS南部杯を連覇するなど活躍したこともあって、2016年から日本で供用されることになった。ライトウォーリアは来日初年度の産駒であり、同期サンライズホーププロミストウォリアがいる。
ダート1800mを走って12戦2勝。全GⅢ紫苑Sの勝ちビッシュがいる。ライトウォーリアは初である。
は説明不要。

2017年2月13日ノーザンファームで誕生。オーナーはおなじみ一口馬主クラブキャロットファーム。1口5万円×400口(=2000万円)で募集された。

名意味は「光の戦士名、名より連想」。

光の戦士

2歳~5歳春:中央所属時代

ショウナンパンドラナミュールで知られる東の高野友和厩舎に入厩。2019年8月18日小倉・芝1800mの新馬戦にて藤岡康太上にデビューし4着。続く京都・芝2000mの未勝利戦は6着。ちなみにこの未勝利戦の勝ちパンサラッサであった。

3戦から岩田望来に乗り替わってダートに転向。すると12月未勝利戦阪神ダート1800m)、明けて3歳初戦の1勝クラス京都ダート1800m)をともに逃げて上がり最速の強い内容で連勝し、これでダートに専念することになる。

しかし3番人気に支持された伏竜S(OP)を被ってやる気をなくしたらしく、3番手から4コーナーでもう沈んでブービー12着撃沈、タイムオーバーで1ヶの出走停止をもらってしまう。一休みして場の自己条件に戻り、2勝クラス初戦のインディアトロフィー阪神ダート1800m)を快勝するが、レパードSGⅢ重賞初挑戦もあえなく12着撃沈。

その後また自己条件に戻り、3着、2着と惜しいレースを続け、4歳となった2021年、昇級3戦加古川S阪神ダート1800m)を勝ってオープン入り。しかしその後も、得意条件の阪神ダート1800mであるS(OP)で後のGⅠ3勝メイショウハリオを下して勝利したものの、それ以外の条件では重賞はもちろんオープン特別でも勝ち負けに遠く、5歳6月天保山S(OP)ブービー15着に沈んだところで中央登録を抹消地方に移籍することになった。

5歳夏~6歳:川崎移籍

川崎競馬場内田勝義厩舎に移籍したライトウォーリア。移籍初戦のスパーキンサマーカップ南関東S)は終始後方のまま11着に撃沈したが、矢野貴之に乗り替わった10月浦和埼玉新聞栄冠賞(南関東Sでは逃げを打って3コーナーで後続を突き放し3身差で圧勝。嬉しい重賞初制覇を飾る。
続く王冠南関東Sカジノフォンテンやらギガキングやらっぽいメンバーい8番人気低評価だったが、矢野騎手とともに先行策から鮮やかに押し切り重賞連勝を飾る。

この連勝で果敢に東京大賞典GⅠに挑戦。中団からのレースになってしまい、ウシュバテソーロらには置いていかれたものの、逃げショウナンナデシコをかわして地方最先着の5着に健闘する。

明けて6歳初戦は川崎記念JpnⅠ)。ここではしっかりハナを切って逃げを打ったが、ここにいたのは逃げ・先行潰しの捲り逃げテリオスベルホームストレッチハナを奪われ、掛かったノットゥルノにちょっかいをかけられたりしつつテリオスベルを2番手で追い、最後はウシュバテソーロらにちぎられたが、ここでも地方勢最先着の5着。テリオスベルに捲られながら撃沈はしなかったのでは見せた。

続く大井記念(南関東SⅠ)は1番人気に支持されたが、3番手でレースを進めたものの直線でセイカメテオポリスにあっさりかわされ、逃げカジノフォンテンにも振り切られて3着。

帝王賞JpnⅠ)では金沢トップジョッキー吉原寛人を迎え、逃げたハギノアレグリアスを2番手で追い3コーナーで並びかけにいったものの、直線ではメイショウハリオクラウンプライドテーオーケインズ闘に突き放されて6着。しかしGⅠ級で3戦続けて地方勢最先着ときっちり結果は残した。

矢野騎手が怪で離脱したこともあってか、は引き続き吉原寛人騎手を迎えて吉原騎手の地元・金沢に遠征、白山大賞典Jpnへ。メイショウフンジンとケイアイパープル逃げペイシャエスと一緒に3番手で追ったが4コーナー手前からもうついていけなくなり直線でも置いていかれ5着。今回も地方最先着ではあったが、阪神専用機だった中央時代といい遠征はあんまり得意ではないのかもしれない。

南関東に戻り、矢野騎手も戻って年内ラストは連覇をして勝王冠へ。逃げカジノフォンテンを2番手で追い、直線で後ろから迫ってきたロードガリスを振り切って押し切りを図ったが、11戦9勝で重賞初挑戦のサヨノネイチヤの切れ味に屈しハナ差差しきられて悔しい2着。ハイレベルな戦いに果敢に挑んで地方トップクラスの実を見せ続けたものの、結局6歳シーズンは未勝利で終わった。

7歳:光の戦士、栄光へ

明けて7歳初戦は、4月開催に移動した川崎記念と同条件で、そのトライアルとなった2月報知オールスターカップ南関東S吉原寛人と3度コンビとなったライトウォーリアは、向こう正面で後ろを大きく突き放す強気の逃げを打つ。3コーナーでもう手応えが怪しくなって後続に詰められたが、そこからド根性のを発揮、ナニハサテオキの追撃を振り切って勝利重賞3勝を挙げ、川崎記念の優先出走権をゲットした。

というわけで迎えた、ナイター開催となった川崎記念JpnⅠ)ダート界のメンバードバイに行っているか、サウジから帰して休養中で、中央勢はセラフィックコールグロリアムンディ、ノットゥルノアイコンテーラーグランブリッジ、ディクテオンという、が勝っても古の混合GⅠ級は初勝利という面々。引き続き吉原騎手と参戦したライトウォーリアはその6頭に次ぐ37.1倍の7番人気だった。
吉原騎手く「ピカイチの出来」で当日を迎え、大外の810番からスタートしたライトウォーリア。を被りたくないアイコンテーラーや前レースをしたいノットゥルノらとの先行争いとなったが、それらを制してハナを確保、そのまま単騎で逃げを打つ。4コーナーアイコンテーラーが迫ってきて並ばれたが、そこから前走でも見せたド根性のを発揮。直線で一度はアイコンテーラーが前に出るも、そこから驚異の差し返しを見せて熾な追いべを制し、追い込んできたグランブリッジの追撃もアタマいで栄ゴールを駆け抜けた。

交流重賞初制覇がJpnⅠの大金星。地元川崎勢の川崎記念制覇は、2004年エスプリシーズ以来実に20年ぶりの快挙となった。ちなみにディープインパクト競走馬によるダートGⅠ級競走初勝利でもある。

血統表

*マジェスティックウォリア
2005 鹿毛
A.P. Indy
1989 黒鹿毛
Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
Weekend Surprise Secretariat
Lassie Dear
Dream Supreme
1997 黒鹿毛
Seeking the Gold Mr. Prospector
Con Game
Spinning Round Dixieland Band
Take Heart
スペクトロライト
2010 鹿毛
FNo.19
ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
*バランセラ
2001 栗毛
Acatenango Surumu
Aggravate
Baranciaga Bering
Maxencia

クロスSecretariat 4×5(9.38%)、Buckpasser 5×5(6.25%)

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