ミツクリエナガチョウチンアンコウ 単語

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ミツクリエナガチョウチンアンコウ

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ミツクリエナガチョウチンアンコウ(作柄長提灯鮟鱇、学名:Cryptopsaras couesii)は、チョウチンアンコウ仲間魚類

概要

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ミツクリエナガチョウチンアンコウ
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アンコウ
ミツクリエナガチョウチンアンコウ科
学名 Cryptopsaras couesii
英名 Triplewart seadevil

世界各地の熱帯・亜熱帯の深約500~1,250mの深海に生息している。分類学的にはアンコウアカグツ亜チョウチンアンコウ上科・ミツクリエナガチョウチンアンコウ科・ミツクリエナガチョウチンアンコウ属に属する。

釣り竿」は短め。先端には糸状突起があり、更に先端で枝分かれしている。もちろん先端は(発バクテリアによって)発する。また、背鰭の前の方に3つのコブがあり、そこからも発液を出すことができる[1]
口は巨大でかなり上を向いており、正にチョウチンアンコウ仲間といった姿をしている。

だが、これはメスに限った話。成熟したメスは30~40cm位になるが、チョウチンアンコウ仲間なのでオスは極端に小さく最大でも7.5cm自由生活時には1cm程しかない(雄)。
ミツクリエナガチョウチンアンコウはオスがメスに寄生して全に融合してしまうタイプで、オスはメスを探し当てた後、噛みついて寄生し、最後は精巣のみの存在になる。1匹のメスに複数のオスが寄生していることはよくあることである。特にオスが寄生する部位は決まっていない模様。

和名はミツクリザメと同じく明治時代日本動物学者、作佳吉(みつくり かきち、1858-1909)への献名。
かつては最も標準和名が長い魚類だった(16文字)が、ウケグチノホソミオナガノオキナハギ(学名:Anacanthus barbatus)の17文字に抜かれている。

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関連項目

脚注

  1. *深海魚ってどんな(尼邦夫) p109
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掲示板

  • 1 ななしのよっしん

    2022/02/11(金) 19:53:14 ID: vG0VJh/Wxu

    暗い深海で同じ種族のメスとオスが出会える確率は低いだろうから必然的に交尾の機会も減る
    だからこそオスがメスと同化して精子を送る器官になるように進化したのかもね

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最終更新:2024/04/19(金) 16:00

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