メガトンパンチ(Megaton Punch)とは、格闘技やフィクションにおいて、強力なパンチを形容する言葉。
「メガトン」は重量/(「重量メガトン」の略として)力の単位であり、100万トンの意である。
しかし、実際に「メガトン」で量るような質量の物体はあまり存在しない(例えば、ギザのピラミッドが6メガトン程度)ため、ニュースなどで「メガトン」が登場するときは、核兵器などのエネルギー量を表す「TNT換算トン=4.184×1015J」であることが多い。
1950年代から水素爆弾の実験が開始され、その威力が「メガトン級」と報道されていたことを受け、戦後しばらくの間、日本では「メガトン級」を「想像もつかないほど大きな」の意で用いていた。
「メガトンパンチ」の呼び名は、日本ではプロボクサーの青木勝利とそのパンチに対して形容されたのが初である。そのためこの語は和製英語と考えられる。
「megaton」が「途方もないほど大きな」の意味で使われるのは日本語に限ったことではないため、国外のどこかで「megaton punch」が使われていた可能性もないとは言い切れない。しかし、英語ネイティブの媒体で使用が確認できるものは、上記曖昧さ回避の英語訳に関するものがほとんどである。
日本のAnimeが海外人気を得るに従って、現在は向こうでも超威力のパンチを「Megaton Punch」と形容する例が増えたらしく、テレビ用語を解説するサイトや超能力を解説するサイトで記事が作られている。
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最終更新:2024/06/07(金) 22:00
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