ミスター・サタンとは、鳥山明原作の漫画『DRAGON BALL』、およびそれを原作とするアニメシリーズに登場するキャラクターである。
セル編の終盤(セルゲーム)から登場し、魔人ブウ編でも全体にわたり活躍した。
ミスター・サタンの名称はリングネームであり、本名はマーク。[1]
声:郷里大輔(アニメオリジナルキャスト・2010年1月17日死去)
→石塚運昇(ゲーム『ドラゴンボール タッグバーサス』、『ドラゴンボール レイジングブラスト』など、アニメ『ドラゴンボール改』第86話~『ドラゴンボール超』・2018年8月13日死去)
→江原正士(ゲーム『ドラゴンボールZ カカロット』)
孫悟空らと比較するとギャグ要素の強いキャラクターで、バトルシーンが増えて殺伐としがちだった展開の中で、よきムードメーカーとなっていた。
魔人ブウ戦以前までは、いつも強気で自分が1番強いと思っており、悟空たちを邪道な者として見ていた。
とはいえ、結果はともかくセルに正々堂々と立ち向かい、手段はともかく魔人ブウに単身挑んだり、怪我した犬を助けたりと、優しさや地球を守るという使命感・責任感は持っている強い男である。
魔人ブウ戦以降では、娘のビーデルが悟飯と結婚し、悟空一家と親戚になったことで、悟空たちの存在を認めるようになった。特に、孫のパンを溺愛していた。
また『ドラゴンボールGT』では、悟空たちの闘いを見守り、時に闘いに巻き込まれるパンを身を呈して守るシーンもある。
さらに、パンが大猿ベビーの超ギャリック砲に消し飛ばされたと勘違いときには、「自分も殺せ」と言い出すなど溺愛っぷりに拍車がかかっていた。
セルゲーム以降、悟空やセルゲームの真実を知っている者や、天下一武道会のアナウンサー以外の地球の人々からは、世界の救世主として尊敬され、魔人ブウ戦以降でも魔人ブウを倒したとして尊敬されていた。
(※ただし地球の人々の魔人ブウに関する記憶がドラゴンボールで消されたので、何かから世界を守ったと認識されている。)
実際のところは、直接戦闘においては戦力外であったが、
などなど、間接的にであるが“世界の救世主”といっても差し支えない活躍をしている。
魔人ブウを改心させたことはピッコロも感服しており、ビーデルに対して「お前の父は誇り高い世界チャンピオンだ。」、トランクスに対して「ああ見えても根は善人。あいつなりに地球を救おうとした。」と語っている。アニメ版に至っては、ピッコロは、自分達の説得(アニメでは原作と違って蘇った悟飯、悟天、トランクス、ピッコロがベジータたちを手助けするべく自ら街に向かって説得を試みた)に見向きもしなかった地球人から、自身の呼びかけだけで世界中の元気を集めることに成功したサタンに対して、とうとうシャッポを脱ぎ「お前には負けたぞ」と高笑いをあげながら最大限の賛辞を贈った。
元気玉作成への貢献に関しては悟空も「おめぇはホントに世界の救世主かもな!」と賞賛している。
孫悟飯やトランクスは素直にミスター・サタンは世界を救ったと称している。
『GT』においては、地球からツフル星へ全人類を一時避難させるときに、唯一全地球人から信用してもらえる人物であると悟空たちから頼りにされている。
戦力外とはいっても、セルゲームの時点で瓦を14枚を砕くほどの力を持ち、銃を持った相手に対しても正面から戦って勝っている。
一般人の領域では十分に「世界チャンピオン」といえるだろう。
(純粋悪な)魔人ブウとの戦い以降は、(無邪気な)魔人ブウと一緒に暮らし、責任を持って、2度と怒って悪いブウを生み出さないようブウに注意していたり、その後の天下一武道会で仲良くいかさまをしていた。
天下一武道会以降は、(無邪気な)魔人ブウはサタンの1番弟子「ミスター・ブウ」として地球人から知られるようになり、人気者になっていた。
娘のビーデルと悟飯が結婚した後は、悟空一家と親戚になるが、悟空一家と同居はせず、愛犬ベエとミスター・ブウとともに元の家で暮らしていた。
魔人ブウ戦以降も、現役の武道家として活躍していたが、『GT』でのベビーとの戦いで、ウーブとブウが合体し、ブウの存在が眼に見えなくなってしまったことで、その悲しさからか自信をなくし引退しようとしていた。
だが、ベビー戦後の天下一武道会においての引退戦となるはずのウーブとの戦いで、(ウーブの中のブウの心が停止させた)ウーブに実力で勝ったことで自信を取り戻し、引退を撤回していた。
『GT』の100年後の未来においては、「地球を救った伝説のヒーロー」として、悟空の銅像とともに天下一武道会会場に銅像が建てられていた。
ちなみに老け顔だがクリリンと同い年で、悟空とは1歳しか違わない。
さらに、ミスター・サタンは作中、(寿命や病気など以外で)1度も死んだことがない数少ないキャラクターの1人である。
原作コミックにおいて魔人ブウとの闘いの決着がつくまでに1度も死ななかった地球人は、占いババと彼の2名のみである。
これは、最終回の一部やスペシャルを除く『ドラゴンボールGT』を含めても同様である。
しかし、直接の描写はないものの、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』においてミスター・サタンは初めて死亡するが、ウイスが時間を戻したため、史上ではなかったことになった。
アニメオリジナルとしてマネージャーのピーザ、一番弟子のピロシキ、二番弟子のカロニーが登場。ピロシキとカロニーはサタンの前座としてセルに挑戦したが結果はお察しください。
この三人は複数話に渡って登場したためかアニオリ要素を極力廃した『改』でも出番を削られることなく登場し、さらに『超』でも引き続きサタンをサポートしていた。特にピーザはモナカの気ぐるみを持参するなど地味ながら活躍もあった。
掲示板
555 名無し
2024/09/30(月) 19:12:51 ID: +yc7nLBeCF
>>552
サタンなら普通に教えてるだろうしブウも教えてもらった上で馴染みもあって呼びやすい方で呼んでるってだけでしょ。
556 ななしのよっしん
2024/10/09(水) 17:54:10 ID: NCNumA0H4h
名声って言うか、悟空たちの持つ力と活躍の責任をどういうわけかサタンが負ってる感じある
あと、超戦士たちの世界と地球の普通の世界の仲介役?
セルとかブウとかの人知を超えた強さを持つバケモノたちをサタンを通すことで
一般人にも理解できるような悪者に落とし込んで事後の恐怖や混乱を収めてるというか
557 ななしのよっしん
2024/10/22(火) 00:18:06 ID: qhm7zRsce1
本来キングキャッスルの国王が負うべき侵略者への対応をミスターサタンが完全に肩代わりしてしまってるから むしろサタンの方が困ってる ピッコロ大魔王やセルを国防軍が倒していれば悟空もサタンも矢面に立つ必要無い
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最終更新:2025/01/13(月) 08:00
最終更新:2025/01/13(月) 08:00
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