メメント・モリ(memento mori)とは、ラテン語の警句。
直訳すれば「死を想え」または「死を憶(おも)え」、意訳するなら「死生観」とも。
簡単に言えば「(自身にいつか必ず訪れる)死を忘れるな」といった意味である。
メメント・モリの概要を書いてください。いや本当に考えるほどに難しい言葉で、項目を起こした人には説明しきれません。
「向き合う」とも「深く考える」とも違う、強引に言えば「意識しておく」でしょうか。ニュアンスの難しい言葉です。
元は戦いに勝った将軍が凱旋パレードを行う際、「今日は良くても明日はどうなるか分からないから気を抜くな」ということを思い出させるための役目として、後ろの使用人に「memento mori(死を忘れるな)」と言わせることで、そのことを思い起こしていたと伝わっている。
現在の一般的な解釈は二つあり、一つは「人間どうせ死ぬんだから生に執着するな」と、もう一つは「人間どうせ死ぬんだから今の生を楽しめ」である。
前者はキリスト教や芸術作品などで広く扱われた宗教用語・解釈であり、終末観の高まった中世ヨーロッパで盛んに唱えられたという。
有名なものに「死の舞踏」というモチーフがあり、死の普遍性(いかに異なる身分・職業であっても、貧乏人も金持ちも死は等しく連れて行き、やがては無に統合される)についての、さまざまな作品が作り出された。
逆に後者は古代ローマなどで主に使われていた解釈だが、実はあまり広く使われてはいなかったという。当時は「(どうせ明日死ぬなら)今を楽しもう」や「今は飲んで踊って騒ごう」といった意味で使われた。
また似ているが異なる表現に「Carpe diem」(直訳すると「その日(の花)を摘め」で、意味は「今という瞬間を楽しめ、今を大事にしろ」となる)があり、どちらも古代ローマではアドバイスや警告といった意味だったという。
掲示板
103 ななしのよっしん
2023/01/04(水) 19:55:01 ID: xFvcxhycEt
この記事へ転送になっている単語のメメントモリを転送解除して
ゲームの記事に割り当てるべきですかね?
104 ななしのよっしん
2023/01/04(水) 23:12:45 ID: lewszSZPUP
メメントモリ(ゲーム)みたいなタイトルで新記事を作る方がいいと思う
105 ななしのよっしん
2023/01/05(木) 21:27:11 ID: oZuGRRAJok
自分も>>104に賛成かな。下手に分けると混乱の元になるし、新規記事で良いと思う。
とりあえず、曖昧さ回避の項目に追加しておいた。
記事名については別案になったら後で修正すれば良いかな。
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最終更新:2023/10/03(火) 21:00
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