ワンダー・フランコとは (ワンダーフランコとは) [単語記事]

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ワンダー・フランコ（Wander Sam uel Franco、2001年 3月1日～）とは、ドミニカ共和国出身のメジャーリーガー（遊撃手）である。

概要

タンパベイ・レイズ #5
ワンダー・フランコ Wander Franco
基本情報
国籍	ドミニカ共和国
出身地	ペラビア州
生年月日	2001年 3月1日
身長体重	178 cm 86kg
選手情報
投球･打撃	右投両打
守備位置	遊撃手
プロ入り	2017年
経歴
タンパベイ・レイズ(2021年-)
国際大会
代表ﾁｰﾑ	ドミニカ共和国
WBC	2023年
メジャーリーガーテンプレート

レイズ時代

2017年にアマチュアFAでタンパベイ・レイズと契約し、数年をマイナーで鍛錬した。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で60試合の短縮シーズンとなり、マイナーリーグの開催はなかった。

2021年 6月22日にレイズに昇格し、その日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビューし、メジャー初ホームランを記録した。その後は遊撃手のレギュラーに定着し、70試合の出場で打率.288、7本塁打、39打点、2盗塁を記録。オフにはレイズと11年契約を結んだ。

2022年は5月31日に大腿四頭筋の張りで故障者リスト入り、手の手術と2回故障者リスト入りした影響で83試合の出場に留まり、打率.277、6本塁打、33打点、8盗塁だった。

2023年は第5回WBCのドミニカ共和国代表に選出され、3試合に出場した。夏場にはアーロン・ジャッジの代わりにMLBオールスターゲームに初出場した。8月12日までに112試合に出場して打率.281・17本・30盗塁とショートとしては破格の攻撃力を発揮し、他の追随を許さない守備もあってMVP最有力と目されていたが、未成年淫行や買春の疑いが浮上し以降休職処分が続いている。

2024年 1月1日に出頭命令を拒否した疑いでドミニカ共和国警察に逮捕された。その後上記の嫌疑についても取り調べの上、7月に起訴された。これに伴い年俸の支払いも停止されている。保釈中の11月には喧嘩の際に拳銃を持ち出した疑いで再逮捕された。

プレースタイル

優れた選球眼とコンタクト能力、球界トップクラスの守備力を誇る。マイナー時代は打撃の評価がとりわけ高く、プロ入り当初より同時期に渡米した大谷翔平に次ぐ有望株とされていた。一方で素行に於いては以前より懸念されており、守備において一度ボールを小さく投げ上げるボールフリップをした際は礼儀に欠けるとして物議を醸した。その他チームの輪を乱す行動や怠慢プレーもあり、チームは懲罰スタメン落ちなどで猛省を促したが、不祥事を止めることは遂に出来なかった。

成績

（2023年終了時点）
※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別打撃成績

年度 Year	球団 Team	試合 G	打席 PA	打数 AB	得点 R	安打 H	二塁打 2B	三塁打 3B	本塁打 HR	打点 RBI	盗塁 SB	犠飛 SF	四球 BB	死球 HB	三振 SO	併殺打 GDP	打率 AVG	出塁率 OBP
2021年	TB	70	308	281	53	81	18	5	7	39	2	1	24	2	37	2	.288	.347
2022年		83	344	314	46	87	20	3	6	33	8	4	26	0	33	5	.277	.328
2023年		112	491	442	65	124	23	6	17	58	30	10	42	3	69	18	.281	.344
MLB：3年		265	1143	1037	164	292	61	14	30	130	40	15	92	5	139	25	.282	.340