一夜=ヴァンダレイ=寿とは (イケメェーンとは) [単語記事]

一夜=ヴァンダレイ=寿とは、漫画『FAIRY TAIL』における真の主人公イロモノである。演じる俳優は速水奨。

あなたの為の一夜、概要です。

初登場は第132話『連合軍、集結!』。使う魔法は香り魔法(パルファムマジック)という文字通り香りで強くなったり回復したりするというもの。

初登場コマの前に、その甘い美声(ザーボンさんの声だもんね)でルーシィをときめかせるも、登場と同時に誰もが落胆。星霊のジェミニには「エロいことしか考えてないダメな大人」と酷評された末にトイレでアッサリ拘束されたうえに初登場回で早くも頭にウンチを乗せられてしまった。なお、7年前と7年後では髪の長さが違う。

エルザ唯一の弱点とも言える存在であり、その容姿、言動、性格の全てが苦手の模様。
平行世界の同一存在であるニチヤが一緒に現れた際には「一夜が二人いる」と卒倒してしまった。

魔導士としての実力もエルザに「すごい使い手ではある」とは言われているものの、今のところ作品中で活躍らしい活躍というのはニルヴァーナ破壊に貢献したこととバッカスに勝利したことくらいであり、マグノリアがピンチになった対ドラゴン戦では鼻の無い竜に対して香り魔法を使うというドジを見せ、コブラに「色物」と言われまるで役に立たなかった。妖精マスターのマカロフからも「あいつだけは明らかに場違いだろうが」とボブとのソーサラーでの対談で酷評していた。なお、ソーサラーではフルヌードを披露したことがあり、フリードは大喜びで見ていた。

しかし、アニメでナツと魔法の未来について語った際にはなかなかマトモなことを言ってナツを感心させていたほか、天狼島の発見は一夜さんなくしては成し得なかったことでもあるので、まったく使えない男というわけでもなさそうである。

早い話がフェアリーテイルにおけるミスターサタン的な人物で、戦士としては弱いがどこか憎めない存在であり、キャラクターとしての活躍は多い、という男。

その扱いの反面、作者にとっては一番気に入っているキャラというのは本当らしく、竜王祭2014では真島自身が「メェーン」を披露したり、書き下ろしイラスト入りで「好きなキャラ」に挙げていた。理由は「自分に似てるから」らしい。そのためか、Twitterでのイラストは妖精組以外では最も登場頻度の高いキャラともなっている。
中でも気合が入っていたものとしては「一夜～漆黒のパルファム～」なるウソゲームの画面を上げた時で、ゴリマッチョ状態の一夜さんが「今夜君のパルファムをいただきたいはいいいえ」というものだった。これに大笑いした読者も多い。このほかにファイナルファンタジー風の一夜ファンタジーが出てきたり、過去の絵日記と思われる8月29日の蝶を追いかけていた少年時代(坊主頭である以外今と同じ顔)が描かれたりもしている。

なお、2014年の真島ツイッターにおける新作企画は冥府の門(タルタロス)編ならぬ、イチヤロス編で、何故か大気圏突入体制でナツを助けに向かう一夜さんのシーンが描かれていた。しかも途中で服が焼けてパンツ一丁になる。2013年版のエイプリルフールが3ページほどあったのに対してあまり扱いはよくなかった。(つか、そのまま突入したら大気圏で燃え尽きないのか?)