七色一番の人とは (ナナショクイチバンノヒトとは) [単語記事]

七色一番の人とは、主に歌ってみた系動画を投稿しているニコニコ動画ユーザーshimana ka氏の通り名である。

その名の由来については概要に記述する。

概要

そして2009年 6月3日午前7時5分、しも氏のニコニコメドレー第5弾「七色のニコニコ動画」が投稿された。
案の定多くのユーザーが集まり、投稿から13時間弱で10万回再生を記録するなど多くの伝説を生み出した。

しかし、投稿から数分で、既に1つの伝説が生まれていた。

七色のニコニコ動画の再生時間が11分48秒。19分後に投稿するためには「初見で歌う時間」を除いた「動画を見つける」「エンコード」「アップロード」をわずか7分でこなさなければならない。

まさしくこの動画は「七色のニコニコ動画を歌ってみた」の最速投稿であり、ユーザーは注目、通例に沿ってジェバンニ動画となるはずだった。

ところが初見であるがゆえにほとんどの曲をまともに歌っておらず、原曲の流れをほぼ無視しており、出落ちの印象が先行してしまった。しかし、

といった点を評価し、リピーターになるユーザーも少なくない。

だからといって、出来はひどい有様なので、一部のユーザーが「七色のジェバンニとして認めたくない」と発言しだし、一時期タグからジェバンニの文字が消えた。(現在は”ジェバンニが19分でやらかしました”としてタグに存在する)

しかし、最速には変わりないので、代わりの称号がいくつか生まれ、最終的にこの「七色一番の人」に落ち着いた・・・のか？

ちなみに本家動画は「なないろ」だが、こちらの歌ってみた動画内では「ななしょく」と読んでいるので、「七色一番の人」は「ななしょくいちばんのひと」なのである。

時は巡って2012年 4月15日午後1時22分、しも氏によってこれまでの総集編的なメドレー「超組曲『ニコニコ動画』」が投稿された。

・・・記録更新である。超組曲の再生時間が10分20秒なので、録画時間を除けば実質3分で投稿したことになる。

キャプチャー画面からは、しも氏のツイッターやニコレポを見て投稿を待ち構えていたことや、アクセスが集中しない台湾版を選んでいるなど、努力の跡が垣間見れる。

そして動画を見た視聴者は一斉にこう言った。「またお前か！」。前作同様、視聴後に腹筋が崩壊したのは言うまでもない。

こうして、当然のように動画には”ジェバンニが14分でやらかしました”タグがつけられた。