ジョウイゴカン
上位互換とは、
その他、様々なジャンルで同一系統の性能・能力を持つ二つのものについて、一方がもう一方を完全に上回っている時に「○○は××の上位互換」という使われ方をされる。
対義語として「下位互換」がある。当然、下位の製品が上位の製品の全機能を使えるわけがないので「上位版で作成したデータを(機能制限されつつ)下位版でも使用できる」「一定の条件下で上位版の製品と同じように使える」と言う程度の意味である。
上位互換(下位互換)に近い言葉として後方互換(前方互換)がある。これは、2番目の例のように「新しいバージョンが古いバージョンの全機能を持っている。」ことを指す。新しいバージョンは古いバージョンに機能を追加している場合が多いので、後方互換の製品は上位互換の製品であることが多い。
同じ使用目的のカードを比較して、一方が明らかに強い場合、強い方を「上位互換」、弱い方を「下位互換」という。
例えば、
以上、4種があったとする。この時、1は、「2と比べて威力が高く、3と比べてコストが安く、4と比べて狙える相手が多い」という点でそれぞれに対する上位互換である。そして、2,3,4同士はそれぞれに対して一長一短なので上位互換、下位互換の関係にはない。
ただし、「一長一短」というのも曲者で
という2種類のカードがある時、ゾンビが絶対使わないようなザコ1種類だけしかなく、ドラゴンばっかりいるゲームだったとしても、この2枚は上位互換、下位互換の関係にはない。上のカードは(クソザコ)ゾンビにダメージを与えられない、という点で下のカードの代用にならないためである。
そのため、「無視できる程度とはいえ、一応弱いカード側でできて強いカード側ではできないことがある」場合でもざっくり「上位互換」「下位互換」でくくり、そういった要素すらなく一方的に強い場合に「完全上位互換」という言葉を使うことがある。[1]
上位互換のカードがあっても、下位互換のカードが必ずしも「いらない子」「デッキに入らない」というわけではない。ほとんどのTCGでは山札に入れられる同名カードの枚数に制限があるため、「多少弱くても同じような効果のカードがたくさんほしい」ということがある。
この例でいうならば、とりあえず1はフル投入するとして、よく使われるモンスターの体力に応じて2か3がいくらか投入されるだろうし、直接ダメージで対戦相手を倒すつもりなら4がフル投入され、さらに3が投入されることになるだろう。
掲示板
24ななしのよっしん
2021/08/28(土) 03:43:23 ID: /SrN9Qzv8n
ジョウイゴカン、カイゴカンって語感が使いやすいんだろうな
正確でない「互換」って言葉が足されてたり、本当に互換性ある奴には「完全◯位互換」って使われたりするのを見るに
25ななしのよっしん
2021/11/11(木) 07:21:25 ID: ASfXXDxwcD
まあ本来の(ソフトウェアでの)上位互換も、理論上動くはずなんだけどなぜか不都合があるから古いバージョン残しとくとかざらにあるし。
>>24
置き換えちゃって(概ね)問題ないって意味だが、ジョウイチカン、カイチカンだと確かに語感が……
26ななしのよっしん
2021/11/30(火) 02:58:45 ID: ZJmGAxjHcJ
「3点ダメージを与える効果」が「2点ダメージを与える効果」の上位互換であればカードも上位互換、上位互換でなければカードもそうでない…という事では
打ち歩詰めやステイルメイト、RPGの混乱みたいに性能が高い方が悪い場面はいくらでもあるし
ソフトウェアにしても使用するメモリー量、UIの違い、発生するエラー、動作テンポとか全てにおいてなんて突き詰めても切りがない
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最終更新:2022/05/17(火) 11:00
最終更新:2022/05/17(火) 11:00
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