主調整室 単語

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主調整室とは、24時間放送局の映像や音の送り出し(送出)と番組の放送内容の監視を行う部屋である。通称は名称の英訳である、「マスター・コントロール・ルーム」を略称した名称の「マスター」や「マスター室」と呼ばれる。また、「メディアセンター」と呼ぶ局も存在する。
Nice boat.緊急地震速報、速報、気情報を放送に乗せたりすることもこの主調整室の仕事である。

概要

主調整室内は、その放送局の心臓部であり、。ここが止まればその放送局の番組内容は電波塔まで届くことはない。そのため、作業員はほぼ24時間配置され(これはテレビならBSCSインターネット局によるとまちまちになる。)、テロ対策のためにも基本的に限られた人間しか立ち入りすることのできないシステムになっている。立ち入りの厳しい局では、入室に生体認証められ、局または関連会社の一握りの正社員しか場所を知らされず、入ることが許されてないことも。それだけ、この部屋は放送をするうえで重要な部屋なのである。

主調整室のメイン仕事は、放送局で放送する番組が編成表の通りに、正しく運用されているかを人が監視することである。つまり、ずっと番組を見聞きすることが仕事である。しかし、楽な仕事ではない。永遠にプログラムを一も離さず見聞きし、運行チェック表にチェックを入れるのが基本的な仕事。だが、時には番組の延長に対応するために番組の編成の示を編成さんから受け取り、放送をしっかりと並べ変える必要があったり、緊急生放送緊急地震速報津波警報などの速報性のある情報を流すときには主調整室に局内外から回線についての多くの問い合わせが来る、テレビであれば、スーパー字幕)を打ち込まないといけないなど作業が格段と多くなるため、一段と部屋の中が慌しくなり、打って変わって大騒ぎの多忙な状況になる。
また、番組中に異常が起きた際などに対応するのもこの主調整室の仕事であり、放送中に画面の乱れなどエラー放送事故)が起こった際はその原因を調し、時には対処する。「School Days最終話のようにNice boat.のような映像を流すこと(ちなみに、これを「マスターカット」という。)は、事前に決められているパターンもあれば、生放送事故が発生したために主調整室より上の人間の示などで映像が流されることもある。

主調整室には、副調整室に併設されるようなスタジオ設備がある局が存在する。これは、緊急速報ニュースをこの場で伝えるためのいわゆる「ニュースブース」と言われる部屋になっている。主調整室にもこのニュースブースを操作するための小規模な副調整室と同じ設備「マスターサブ」が併設されることもある。

ちなみに、主調整室があるのは放送局に限らない。例えば、スカパーJCOMなどのサービスでも主調整室が設けられている。部屋では、各加盟局から送られてきた電波を一同に人が監視している。論、担当などが決められているため、数ものチャンネルを一同に1人が見るわけではないが、多くのチャンネル数を一度に監視するという点では他のマスターとは異なったところだろう。

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