体育館でバスケしてるときの音とは (タイイクカンデバスケシテルトキノオトとは) [単語記事]

体育館でバスケしてるときの音とは、

のいずれかである。

1の概要

バスケットボールをするときに鳴る音。選手が走る音、ドリブルでボールを床に当てる音など様々だが、特に体育館でのスポーツに特有の「キュッ」等の高音も印象に残る。

これは靴が床と急激な力が加わった際に擦れる（正確には高速で靴が振動する）ときに出るもので、「スキール音」「スキールノイズ」と呼ばれる。2000 Hz～12000Hzの音からなり、特に4000Hz前後の音は不快に聞こえやすい。靴底のゴムの溝が広い場合、音は低くなる。

ちなみにバレーボールなどほかのスポーツでも体育館で運動していれば鳴る音であり、別にバスケットボールに特有というわけではない。また、「スキール音」についても、車のタイヤと道路が擦れ合う際に発生する甲高い音を指す場合もある。

廣井きくりがリーダーを務めるバンド「SICK HACK」のライブを見に行くため、ライブハウス「新宿FOLT」を訪問した「結束バンド」の一行。雰囲気が違うためたじろぐ様子もあったが、人見知りの後藤ひとりはライブハウスの雰囲気に慣れてきたようで

確かに、ちょっと怖いけど、意外と大丈夫かも。ライブハウスはどこも一緒だ…

と顔を横に動かす。

しかし、そこにはこちらの姿をむっとした顔で見る大槻ヨヨコの姿が。この時に体育館でバスケしてるときのような甲高い「キュッ！」という音が鳴り、怖気づいたひとりは

す、素晴らしいライブをありがとうございました…。

と帰ろうとしてしまった。

この音をスキール音とみなした場合はやや低めである。

原作（単行本2巻）では「ギョロ...」という擬音で表現されている。そのあとに吉田銀次郎が登場した場面でも「ギョロロ...」という擬音が入っているが、こちらはアニメでは再現されていない。

ニコニコ動画では、このわずかな音を活用した音MADが2023年 8月から複数投稿されており、「大槻ヨヨコ」や「体育館でバスケしてるときの音」タグがつけられているほか、サムネ統一が図られている。なお、動画タイトルは「大槻ヨヨコ」に統一されたりされなかったりする。

ちなみにこのカットは1期アニメのものであり、この放送では彼女に声は充てられていない。原作では大槻ヨヨコはアニメ1期より後にあたる話から本格的に登場する。つまり、この放送時点、ならびにMADが投稿され始めた時点でのアニメでの大槻ヨヨコの出番は以上のみとなっている。