光なき影 ア＝バオ・ア・クゥー

光なき影 ア＝バオ・ア・クゥーとは、遊戯王OCGに登場するカードである。

元ネタはホルヘ・ルイス・ボルヘスの著書「幻獣辞典」に登場する幻獣。ジャイナ教の建造物「勝利の塔」に存在し、塔の螺旋階段を登る者の背後からついて来るとされる。

概要

光なき影 ア＝バオ・ア・クゥー

◤	▲	◥
◀	ロ	▶
◣	▼	◢

リンク・効果モンスター
リンク４/闇属性/悪魔族/攻2800
【リンクマーカー：左/右/左下/右下】
悪魔族モンスターを含むモンスター２体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分・相手のメインフェイズに、手札を１枚捨て、以下の効果から１つを選択して発動できる。
●フィールドのカード１枚を破壊する。
●このカードをエンドフェイズまで除外し、自分の墓地から光・闇属性モンスター１体を特殊召喚する。
(2)：自分スタンバイフェイズに発動できる。
自分の墓地のモンスターの種族の種類の数だけ自分はドローする。
その後、ドローした数だけ自分の手札を選んで好きな順番でデッキの下に戻す。

2024年10月26日発売「SUPREME DARKNESS」に登場。

(1)の効果は手札を1枚捨てることで、1枚破壊か墓地の光・闇属性モンスター1体を特殊召喚（自身をエンドフェズまで除外）する効果。

(2)の効果は墓地のモンスターの数だけ手札交換する効果。

召喚条件を加味しても悪魔族汎用枠であるが、リンク4の大型モンスターなのでエクストラデッキの枠と相談が必要となる。その上で、大型の光・闇属性モンスターを蘇生出来るデッキなら採用する価値はある。

採用例（イビルツイン）

公式の販促資料において、『TACTICAL-TRY DECK 怪盗コンビEvil★Twin（イビルツイン）』と併せて紹介されており、イビルツインを意識した効果となっている。

基本的な展開で《Evil★Twin's トラブル・サニー》をL召喚した後、サニーを墓地に送り《Evil★Twin キスキル》・《Evil★Twin リィラ》を蘇生。2体で《光なき影 ア＝バオ・ア・クゥー》をL召喚、①の効果でサニーを蘇生することでエンドフェイズにサニーとア＝バオ・ア・クゥーが揃う。手札コストはキスキルの効果による1枚ドローで相殺される。

これによって、相手ターンにサニーの効果でキスキル・リィラを蘇生する際、相手が《墓穴の指名者》や《D.D.クロウ》を打ったとしてもア＝バオ・ア・クゥーの効果で躱すことが可能となった。

また、破械とデモンスミスを採用すれば上記に加え、《DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》を立てつつ《破械雙極》を伏せることが可能（前者は特殊召喚無効、後者は《破械神ラギア》蘇生を起点とした妨害）。一連の展開にエクストラデッキが9枚必要なのは注意。

関連動画

関連項目

• 遊戯王OCG
• 遊戯王OCGカードリスト
• リンク召喚
• イビルツイン
• ア・バオア・クー