別所安治とは (ベッショヤスハルとは) [単語記事]

「別所安治」（べっしょ・やすはる　1532 ～ 1570）とは、父・別所就治に劣らぬ武勇を誇り、細川氏や三好氏の侵攻を撃退して父が築いた別所氏の版図を守り抜いた戦国武将。

別名は「別所長勝」

概要

播磨の軍神で三木城主の別所就治の子に生まれる。

父の隠居により家督を継ぐと、父の路線を引き継いで細川晴元や三好長慶と協力していたが、後に対立して侵攻してきた三好軍を撃退し、赤松義祐・赤松則房親子が対立した際は、赤松義祐を保護した。（父・別所就治は、赤松義祐の父・赤松晴政を保護している。親子二代で何やってんだ赤松）

織田信長が足利義昭を奉じて上洛してくると、弟の別所重棟を京都に派遣して織田信長と誼を結んで、播磨における別所氏の勢力を確固とするも、39歳の若さで没した。

※その他「別所安治」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照の事。

コーエー作の歴史 SLG「信長の野望」シリーズにおいては、所謂その他大勢の一人として登場するとりたたて光る点の無い凡庸なる武将だった別所安治だったが・・・

しかし・・・ニコニコ動画において一人のプロデューサーの手により別所安治にスポットライトが当たる事になった！

星井家の男子アイドル「やすっち」・「魔術師ヤス」

「別所Pは軍神」としてIM@S架空戦記シリーズにその名を轟かす別所就治Pによる「美希の天下創世」シリーズにおいて、別所安治は舞台となる播磨・三木城の武将の一人として父・別所就治と共に登場した。

当初は、美希から「やすっち」と呼ばれ、軽くて頼りなさげな口調で美希に対して時に友人の如く対応し、時に臣下として対応する絆の深さは見せるものの、50台フラットな能力ゆえに、当主星井美希のおにぎり係程度の人物（後に「おにぎり聖」の称号を美希から授かる程度の腕前で絶品らしい）として見られていたが、さりげなく美希のフォローを行って、自分だけひどい目にあったり、ただの軽い奴ではなく、戦場であっても自らの姿勢を崩さない「筋金入りの軽い奴」であったりする中で戦いの経験を積み重ねて、いつのまにか視聴者からは「星井家の男子アイドル」として認識されるまでになり、戦いにおいては「魔術師ヤス（銀河英雄伝説のヤン・ウェンリー的な意味で）」と呼ばれるまでに成長すると言うあたり役を務めている。