前田祐二とは (マエダユウジとは) [単語記事]

前田祐二（まえだゆうじ、1986年 1月10日-）とは、大阪府出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

OB
前田祐二
基本情報
国籍	日本
出身地	大阪府藤井寺市
生年月日	1986年 1月10日
身長体重	180 cm 67kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	2009年ドラフト4位
引退	2015年
経歴
選手歴大阪府立富田林高等学校龍谷大学福井ミラクルエレファンツ(2009年) オリックス・バファローズ(2010年-2015年)
プロ野球選手テンプレート

龍谷大学時代は中継ぎ、抑えが中心だった。

大学卒業後は社会人野球入りの予定だったが、監督の交代で話が立ち消えになってしまい、BCリーグの福井ミラクルエレファンツに入団する。

2009年は最下位に低迷するチームの中で、8勝11敗と負け越したが、奪三振王を獲得。2009年ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団。BCリーグ出身者として初の支配下選手での入団となった。

2010年には中継ぎとして20試合登板。2011年はフォームを変えたが失敗し、登板なし。

2012年は9月5日から先発ローテーション入りし、初先発で初勝利を飾った。9月26日には福岡ソフトバンクホークス戦に先発して5回無失点に抑え、チームの球団ワースト記録となる12連敗をストップさせる白星を挙げた。

2013年は怪我で出遅れたが、後半戦に先発ローテーションに定着し、3勝を挙げた。

2014年は左肘の故障に悩まされ、一軍登板なしに終わった。

2015年は2月の韓国とのKT ウィズとの練習試合では2回を3安打無失点に抑えたが、3月15日の広島東洋カープとのオープン戦では本塁打を4本許し5失点と大炎上したため先発候補から外れる。それでもシーズンが始まると4月15日に一軍登録され、19日には先発のブライアン・バリントンが危険球で退場したことから緊急登板ながら一軍登板を果たし、1.3回を投げて1失点ながら勝利投手となっている。
その後一度登録を抹消されるが6月に再登録され、6・7月は7月2日の日本ハムファイターズ戦で4失点で敗戦投手となった試合以外無失点に抑えていたが、8月に入ると3試合連続で失点が続き、8月13日のソフトバンクホークス戦で3失点を喫すると翌14日に登録を抹消され、10月26日に戦力外通告を受けた。

11月には12球団合同トライアウトに参加したが獲得球団は現れず、この年限りで現役を引退した。

2014年は左肘、2015年は左肩甲骨周辺の肉離れに悩まされる等故障に泣くことが多かった。

引退後はインテリア・コーディネーターを目指して工務店に就職したが、その後ジュニア向けの野球指導者に転身。

2020年現在は福岡で複数の野球教室を運営する傍ら、コロナ禍の中でスカウティング活動を支援するため、2020年 9月に選手が自分のプレー動画をスカウト向けに投稿できるオンラインスカウトサイト「BASEBALL DREAMS」を運営する会社を設立している。