変態仮装行列とは、渋谷のハロウィーンの惨状を現した言葉である。
2010年代後半以降、毎年10月末のハロウィーンのイベントが大きく取り上げられるようになった日本。特に東京の流行中心地である渋谷では、夜間に立体交差点をはじめ中心部に多くの仮装客が詰めかけるようになる。この際に客の暴徒化が度々発生し、ゴミは各地に散乱。こういった世紀末の如く騒ぎ立てる若者たちや夜明け後の惨状は毎年TVやSNSを通じて拡散し、問題となっていた。
そんな2018年。この年のハロウィーン暴徒化の迷惑行為は例年以上に酷く、飲食店の券売機に水をかけて故障させたり、通行中の軽トラを包囲した挙句横倒しに。痴漢や窃盗による逮捕者も十数名出るなど、各メディアが大々的に取り上げた。
この惨状に対し怒りを露にしたのが、渋谷センター商店街振興組合の理事長である小野寿幸氏である。TBS系朝の情報番組「ビビッド」での取材にて、これらの騒動を「変態仮装行列」という言葉を用いて強く非難。このワードがSNSを通じて拡散し、ハロウィーン翌日のトレンドワードを賑わせた。
変態仮装行列というインパクトの大きい言葉にはネットでも賛同の声が多く、今回の愚行を象徴するものとしてその地位を確固たるものにしたと言える。実際、来年以降のハロウィーンでは有料化が検討されており、散乱するゴミや店舗の売上げ低下などに嘆いていた周辺施設への配慮など、より安全かつ健全なイベント運営への体制見直しが進められている。
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最終更新:2025/12/07(日) 06:00
最終更新:2025/12/07(日) 06:00
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