山手線と阪神タイガースとは、日本国有鉄道(国鉄)→東日本旅客鉄道(JR東日本)の路線「山手線」と、プロ野球セントラル・リーグの球団「阪神タイガース」との関係性である。
「そんな東京の“形だけの環状線”と、関西のプロ野球チームそれも親会社が(国鉄・JRとは別の)鉄道会社の球団になんの関係があんのや!」
…と思うかもしれない。
そこでJR山手線への新型車両導入の歴史と阪神球団の成績を振り返ってみると…
1963年12月:103系運用開始 → 1964年:阪神優勝
1985年3月25日:205系運用開始 → 1985年:阪神優勝
この通り、新型車両が導入されると同年あるいは翌年に阪神が優勝するという法則が4形式連続で成立していたため、2015年に新型車両E235系が導入されると翌2016年は阪神が優勝するのではないか?とTwitterなどで期待されていた。
しかし、わざわざこの項目を見ている貴方ならもう御存知であろう。E235系は営業運転初日にトラブルが続発してその日限りで運用を離脱している上に、11月30日という日付は2015年の元日から数えて334日目という阪神ファンにとって忌み嫌われている数字である。
そのため、2016年の阪神も不調が起き、優勝は出来ないのではないか?という不安も多々寄せられた。
そして、その予感は的中してしまう。
2016年のセントラル・リーグを制覇したのは、周辺地区のJR路線に新型車両「227系」を前年に導入し國鐵廣島終了のお知らせを発信していた広島東洋カープであり、阪神は優勝を逃したどころか「平成以降の新任監督は初年度に必ずBクラスになる」というジンクスを打ち破ることが出来ず4年ぶりにBクラス(4位)に転落した。
かくして、山手線に新型車両→阪神優勝の法則性は、5形式目のE235系によって崩れてしまったのである。
…と言いたいところであるが、先述のE235系(量産先行車)は年が明けた2016年3月7日に営業運転を再開しており、同年6月に2017年度より追加投入することが発表されていた。そのため、それらを改めて基準にすれば2017年か2018年に阪神が優勝するのではないか?と悪あがき期待されていた。
しかし、2017年は2位、2018年は最下位に終わり、法則は完全に崩れてしまったのであった。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/08(金) 07:00
最終更新:2024/11/08(金) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。