渡辺淳とは、以下の人物を指す。
この項目では1の人物について扱う。
1982年6月21日生まれ。
JAE(ジャパンアクションエンタープライズ)所属。同期に永徳氏がいる。
主に 仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズのヒーロー側のスーツアクターとして活躍している。
様々な媒体で「スーツの映える馬脚」と称されるマッシブな太ももが特徴的であり、アクロバティックなアクションにも定評がある。近年ではアクション監督の補佐も担当しており、活躍の場を広げている。
また、体型が似ている事から高岩成二が演じた多くの仮面ライダーの代役を担当する事が多く、期待が高い事を伺わせる。
既婚者で3人の子供がおり、そのうちの一人「タイガ君」はジークの契約者の赤ちゃん役として仮面ライダー電王に出演している。将来は英雄だね!
中学生の時に見たブルース・リーやジャッキー・チェンの映画を見てアクション俳優に憧れ、高校ではアクションに役立てられることを考え体操部に所属していた。
高校卒業後はJAEの養成所に入所し無事に卒業した後は、撮影現場でのアクションの補助などを手伝っていた。
実は元々顔出しの仕事をメインにしたかった渡辺氏はスーツアクターの仕事をメインにする気は無かったものの、
アクション監督から「一度はスーツを着た芝居をやってみるべきだ。」と言われ参加を決意する。
2003~2004年
実質的なデビューとなったファイズでメインで担当する事になったキャラクターはドラゴンオルフェノクという作中でも屈指の強さを誇るレギュラーキャラクターであった。
通常、新人のスーツアクターはまずはヒーローショーの出演やゲスト怪人や戦闘員を主に担当する事が多い中、正に異例の大抜擢であった。
当人も驚いたが、それ以上に思った通りにアクションや芝居が出来ないことへの悔しさから「中途半端なままでは終われない!」とスーツアクターの仕事を続けていく決意をし、続く仮面ライダー剣でも敵役のアンデッドのスーツアクターを担当する。
ここで同じくアンデッドのアクターをしていた永徳氏が同年の戦隊「デカレンジャー」の追加戦士デカブレイクを担当し、いち早くヒーローとなったことに本人曰く「ライバル心を抱いた。」そうである。
華々しく活躍する同期のように自分もヒーローとして活躍したいという想いが募っていったのである。なお渡辺氏は「剣」の中で岡元次郎氏の代役として仮面ライダーレンゲルを演じている。
2005~2006年
05年の仮面ライダー響鬼にて轟鬼役に抜擢される。
響鬼系統のスーツは特殊な素材である事から通常以上に演じるスーツアクターの体格に合わせたスーツ制作を行っていることから轟鬼は正に「自分が演じるヒーロー」と今でも強い思い入れを持つ程の印象深いキャラクターとなったらしい。
続くカブトでも多数のライダーが出演する中でサソード役に選ばれ、またカブトと同時に登場する場合のダークカブトも担当するなど着実に存在感を発揮し始めていた。
余談だがカブト後半には永徳氏演じるキックホッパーも登場し、同期二人が同時にライダーを演じていた。
2007~2008年
既にスーツアクターとして定評を得始めていたが、やはり当初の目標である顔出しの俳優としての活動をしたかった渡辺氏は舞台出演などに活動をおくようになる。
ところがこの年、あの「電王」ブームが巻き起こりキャラクターを演じるスーツアクター達もクローズアップされ様々なイベントに高岩氏を始めとするスーツアクターの面々が出演するようになる。
ウラタロスを演じて一躍人気者となった永徳氏の活躍ぶりに「俺は一体どうすればいいんだ…。」と自らの進む道について悩むようになる。
そこへ同年の戦隊「ゲキレンジャー」に追加戦士として登場するゲキチョッパー役へのオファーが来たことから「アイツ(永徳)はライダーで、俺は戦隊で頑張れということなのかもしれない。」とゲキレンジャーへ参加する。
そして続く08年でも「ゴーオンジャー」にて追加戦士であるゴーオンゴールドを演じ、同作の人気も手伝って本格的にブレイクを果たす。
2009年
平成ライダー10作品記念番組であるディケイドへの参加を要請される際に「お前と永徳で後輩たちを引っ張ってやれ。」と頼まれる。
「そうか、俺ももう後輩たちに教えていく世代なんだ。」と完全に迷いを振り切った渡辺氏は、もう一度轟鬼を演じられるかもしれないという喜びも手伝い番組に参加し永徳氏と共に高岩成二氏が演じてきた多数のライダーを担当。「響鬼の世界」ではもちろん轟鬼を演じた。
この時には永徳氏に対する嫉妬に似た感情は消え「仲間でありライバル」として見られるようになったそうである。
同年にスタートした「仮面ライダーW」では宿敵であるナスカ・ドーパントを演じ、そのラストも相まって強い印象を視聴者に残した。
ちなみにこの年に放送された「仮面ライダーG」では主人公の吾郎が変身するGを演じ、スペシャル版とはいえ永徳氏よりも一足先に主役ライダーを演じた。
2010年
この年に氏の評価を決定づける役が巡ってくる。
「劇場版:仮面ライダーW」にて仮面ライダーエターナルのスーツアクターに選ばれたのである。
これまで劇場版の目玉とも言えるオリジナルライダーはベテランあるいは大御所とも言えるアクターが演じており、特撮ファンの間では渡辺氏の起用に「確かに第一線の人だけど…。」と少々の不安を抱く者もいた。
ところが映画が公開されるや否や、マントを翻し華麗なナイフ捌きやアクションを繰り出し主役達を圧倒する存在感を示すエターナルを誰もが大絶賛。
名実ともにスーツアクター渡辺淳の名が揺るぎないものになったのであった。
2011~2012年
OOOにてカザリ、続くフォーゼではリブラ・ゾディアーツ、轟鬼カプリコーンゾディアーツと幹部怪人を続けて演じ後輩達への指導も行っている。MOVIE大戦においては高岩氏の代役ライダーのほか、フルCGで描かれた仮面ライダーコアのモーションアクターの担当や、仮面ライダーポセイドンのスーツアクターといった悪役を担当している。
また冷めやらぬダブル人気を受けて制作されたVシネマ「仮面ライダーエターナル」にて遂に主役を演じた他、同作のアクション補佐としても活躍した。(余談だがこのVシネマのもう一本の主役は永徳氏演じるアクセルであった為、同期対決として特撮ファンを沸かせた。)
現在ではMOVIE大戦などで高岩氏の代役として前年のライダーに入ったり、PVで主役ライダーの中に入ったりと益々活躍の場を広げている。
目標は「やっぱり淳じゃなきゃ。」と言われるくらいのアクターになることで、もちろん主役も狙っているそうだ。
永徳氏と共に今後も活躍が期待される方である。
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最終更新:2024/12/25(水) 16:00
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