探査機はやぶささんとは (タンサキハヤブササンとは) [単語記事]

太陽系の謎は未だ謎に包まれている

しかしそのルーツを探ろうとしても……一度、溶岩となった岩石は変質してしまっている

当時とは違う存在になっている

だからこそここまで来た　だからこそあなたを選んだ

溶岩となったこともない　風化することもない小惑星なら

当時の記憶をそのままとどめているだろうから

2005年 9月12日　ついに目的地イトカワに到着

さあ聞かせてもらおう　46億年の思い出話を

_{探査機はやぶささん13話より抜粋}

探査機はやぶささんとは、オレンジゼリー氏による小惑星探査機はやぶさの擬人化ストーリー漫画である。

概要

小惑星探査機「はやぶさ」を題材にしたストーリー系4コマ漫画。pixivに2010年 4月30日より連載されている。またまとめたものを音楽を付けてニコニコ動画にアップしている。

はやぶさは公式では男の子だったが、この漫画では全員が萌え化で表現されている。

はやぶさの帰還を祝うために造られた「はやぶさ迎え酒」のキャラクターとして描かれた漫画。連載が終了する前にはやぶさが帰還してしまったが、その後も連載を継続。

2011年 12月、無事連載終了。全88話。

2012年 2月10日、JAXAの細田聡史氏(IES兄)監修のもとエンターブレインより商業出版された。

内容

”彼女”の使命は、太陽系のルーツを探ること。７年間、60億km。傷だらけの長い長いおつかい!!

小惑星のサンプル入手に成功という
世界初の快挙を成し遂げた「探査機はやぶさ」。
たび重なる危機を乗り越えた「はやぶさ」の奇跡の道のりが
「はやぶささん」として擬人化され、４コマ漫画に!!

４コマごとにJAXA監修の解説付き！
ちょっと変わった探査機はやぶさの入門書、ここに登場！

_{amazon内容紹介より}

登場キャラクター

はやぶささん: 探査機「はやぶさ」がモデル。2003年 5月9日、MV5さんに大気圏外へ放たれる。twitterもこなす現代っ子。お笑いにも精通しているらしい。

ミネルバさん: 小惑星探査ロボット「ミネルバ」がモデル。帰ってくる予定の無い子。はやぶささんの良きパートナーであり、はやぶささんが落ち込んだときには励ましてくれたりと気づかいのできる子。

さがみさん: 宇宙科学研究所相模原管制センターがモデル。個別にするとややこしくなるので、機構そのものが擬人化されている。時を見ることができるらしい。音無小鳥がその役を務める（リアル765プロ公認）。Pixiv・ニコニコで連載中は「音無小鳥に似た誰か」だったのが、商業出版の際には「音無小鳥そのもの」に修正された。