未解決事件とは (ミカイケツジケンとは) [単語記事]

未解決事件とは、読んで字の如し、未だに解決していない事件のことである。

時効を迎えてしまったものもこれに含まれるが、時効後に犯人が証言をするという稀なことがあった場合には、一応「謎が解けた」という意味で未解決とは一概には言えなくなる(解決とも言えないが……)。

概要

事件が解決していないということは、法の罰を受けるべき加害者が何らお咎めなく生活していくことを意味する。それは犯罪を犯した反社会的、または異常者を野に放ったままともなるため、大変危険な状況である。

同時にそれは、被害者本人や関係者が精神的な傷をずっと癒せない、安息した日々を送れないということにも繋がり、世の中にとって、長期的な未解決事件とは非常に穏やかでない事態であることを意味する。

有名な未解決事件の大半は不可思議な謎も多く、「人類の力で本当に出来得ることなのか？」というものも見られる。そのためミステリーファンの喉を潤すこともあるが、当然未解決事件が起こることを嬉々として受け入れているわけではない…はずである。

なお2010年に殺人事件は時効が撤廃されたため、未解決でも地道な捜査で真相が明らかになる可能性が増した。

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