東方夢終劇

東方夢終劇とは、東方二次創作ゲームであり、弾幕STGである。

概要

同人サークルdanmaqによる、東方projectを題材とした二次創作作品。
前作東方時封城 ～ the Alternative Age(2005年8月頒布)の正式な続編STGである。
ジャンル表記は『従来式(紅魔郷～永夜抄風)東方STG』である。
収録スペルカード枚数は388(+28)枚。体験版収録分は222枚。永夜抄のそれより1枚多い。
非スペルカードの弾幕も含めてカウントすれば、ボス弾幕のパターンは500を越える。
2006年12月、コミックマーケット71にて完全版を頒布。

制作スタッフは7名+αにパワーアップ。
音楽，描画，プログラミング，そして弾幕デザイン。
それぞれの専門分野について、当時の東方界隈に於いて著名な手馴れが集結した。
スペシャルサンクスとして、ZUN氏を含む3名の名前がスタッフロールにて挙げられている。

東方弾幕風でできる事を可能な限り実装しているため要求スペックがかなり高く、デュアルコア・トリプルコア搭載CPUが標準となった現在のメーカー製PCでようやく常時60FPSで動かせる。Pentium4がまだ標準であった当時は、処理の重い演出をカットするなどしなければ特別処理が重くなる後半ステージで30FPS以下まで落ちこむし、カットしても5~6ステージを常時60FPSで動かすのは難しかった。

この作品が頒布された時期は、ちょうどZUNが東方Projectの製作を中断していた最中であり、二次創作ながら三部作以降久しぶりの縦STG形式であったためにかなりの注目を浴び、作品自体のクオリティ・ストーリー共に絶大な評価を得る反面、作者の本家を蔑ろにしかねない問題発言・行動が多く、嫌悪するファンも少なくはない。

2006年5月、体験版A（紅・花ルート収録）頒布
2006年8月、体験版B（永・旧ルート追加）頒布
2006年12月、完全版（物語後半分+α収録）頒布
2007年5月、アップグレードパッチR2.00（ラストワード追加），体験版D/Final2公開
2007年12月、東方夢終劇スペルカードコレクション(非公式拡張パッチ)を公開。

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