水平線の、文月とは (スイヘイセンノフミヅキとは) [単語記事]

今、もちろん時代は何気に文月！と、……駆逐隊ッ!

艦隊これくしょん -艦これ-水平線の、文月とは、「艦隊これくしょん～艦これ～」のコミカライズ作品である。作画はななてる氏。ちなみにタイトルに句読点「、」が付くのが正式名称

概要

睦月型駆逐艦「文月」を中心にした第二二駆逐隊の成長譚である。

文月・皐月・水無月・長月の4人は鎮守府で水雷戦隊としての訓練や座学に励んだり、遠征の合間に教官である香取から注意されたりの日々。そんな中、前線で指揮を執っているはずの戦艦日向と伊勢が鎮守府に訪れる。その際の彼女の宣言・・・

「水雷戦隊対抗の大規模演習を開催する」

かくして、最強を決める駆逐艦娘の真剣勝負が始まるのであった。第二二駆逐隊、抜錨！！

「ふたりともーケンカしちゃダメだよー」

主人公。第二二駆逐隊の旗艦。マイペースだが戦闘での状況把握が的確であり、輸送訓練中に発生した深海棲艦の襲撃に際して手持ちの装備で活路を見出すなど咄嗟の機転にも優れる。真面目かつ前向きな人柄は22駆のみならず、周囲の駆逐艦娘からも認められている。文月ちゃんは天使である。

「全力真っ向勝負！これしかないでしょ！！」

第二二駆逐隊の切り込み役にして文月のバディ。考えなしに突っ込む傾向が強く(本人も自覚アリ)それゆえにピンチになる事や長月とトラブルになる事も・・・

「ふみちゃんはみんなのことちゃんと見ててくれるもんね」

第二二駆逐隊の癒し担当。やたら突っ込みたがる皐月や生真面目ゆえに仲間と距離を取りたがる長月を抑えたりと意外と苦労人。

「まあ、皐月に任せるよりはよほど安心だ」

第二二駆逐隊のストッパーにして分析担当。観察力に秀でているが、責任感が強い故に一人で抱え込む事が多く文月にとっても悩みだったりする。

「力は鍛えれば手に入る。だが、信頼できる仲間はそう簡単に手に入れる事は出来ない」

鎮守府きっての精鋭駆逐隊。1巻でも第七駆逐隊・第三一駆逐隊の合同隊にあっさり快勝している。磯風のカリスマと個々の経験に裏打ちされた確かな実力を持ち、第二二駆逐隊にとっての最大のライバル。

当初は谷風がおらず史実で第十六駆逐隊から異動した雪風が加わっている変則編成だったが、実は谷風も思うところがあって敢えて大演習に参加しておらず、別行動を執っている。

「あったり前よ！あたし達が一番なんだから！」

劇中における第二二駆逐隊の初の対戦相手。旗艦である白露の突進力で相手をかく乱し、「佐世保の時雨」の的確な砲雷撃で仕留めて五月雨・春雨が掃討する攻撃的なスタイル。

これまでの公式作品に無かった欧州連合部隊であり、更に異種艦であるU-511も所属する変則編成。基本的にはイタリア駆逐であるリベッチオとマエストラーレの変則かつ息の合った機動と生じた隙を突くマックスとレーベの堅実な戦術を棲み分けている。U-511は囮や遊撃隊としてかく乱させており、正統派の水雷戦術を採る第二二駆逐隊は苦戦を強いられるが・・・