狛治さんもうやめてとは、漫画『鬼滅の刃』、ならびにそれを原作としたアニメ映画に登場する台詞である。
原作漫画では153話「引かれる」(単行本18巻)に登場。該当話を含む内容をアニメ映画化した『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章 猗窩座再来にも登場する。
場面は鬼殺隊の竈門炭治郎・冨岡義勇と、鬼の猗窩座の戦いの終盤。「透き通る世界」を体得した炭治郎が猗窩座の頚を斬り落としたが、猗窩座は頚の断面を閉じて体を再生させようとする。炭治郎は頚のない猗窩座に蹴飛ばされてしまうも、満身創痍の冨岡義勇が「まず俺を倒せ」と炭治郎を庇う。
ここで「不屈の精神」を想起した猗窩座の心中に、胴着姿の男が現れる。さらに義勇に襲い掛かろうとした直後
狛治さん
もうやめて
と女性が現れ、涙を流しながら猗窩座の手を持って引き留める。続く154話でも
もう
やめにしましょう向こうに
行きましょう
と留め続ける。
猗窩座は、かつて「狛治」という人間だったころの記憶を思い出す。胴着姿の男は、かつての師匠の「慶蔵」であり、引き留めた女性はその慶蔵の娘で、自分と婚約していた「恋雪」だった。
過去の記憶を思い出した猗窩座は、師匠から教えられた「守る拳」で人を殺し、父親の「真っ当に生きろ まだやり直せる」という遺言も守れなかった自分の弱さを自覚し、最後には滅式を自分に当てて倒れた。そして消滅する間際、恋雪から
狛治さん
ありがとうもう充分です
と伝えられ、二人は泣きながら抱擁した。
本来は上記のような名場面なのだが、一方でネタ系の投稿に使われることも多い。
具体的には猗窩座が「○○にならないか」と変なものに勧誘したり怪しい挙動でお勧めするとこのツッコミが入る。
この辺のやり取りは「此方も抜かねば…無作法というもの…」「お労しや 兄上」に近い。
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最終更新:2025/12/07(日) 01:00
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