観といたほうがいいですよ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』は‥!とは、居酒屋の女将が映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の視聴を勧めるときの台詞である。
漫画『1日外出録ハンチョウ』の8話「名作」に登場する台詞。
地下労働施設の娯楽として映画事業を始めたC班班長の小田切に対し、外出後の地上の居酒屋で業務提携の提案を持ち掛けた大槻。彼の狙いは映画事業を乗っ取ることだったが、酔った小田切はその話に乗ってしまう。
さらに後で白を切るのを防ぐため、大槻は監視役の宮本に立会人になってほしいと頼み、持っていた日本酒の盃を合わせて正式な取り決めをすることになった。
しかし小田切は盃を合わせず、
いや‥‥なんか‥‥
あったなーって思って‥‥
こんなシーン‥!
と、1人笑みを浮かべていた。洋画好きの宮本も『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の該当場面を思い出して盛り上がるが、大槻は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を観ておらず困惑してしまう。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を観ていないと大槻から伝えられた小田切と宮本は
あの名作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』をご覧になってない!?(小田切)
等と驚く。大槻は内心「面倒臭い映画好きども」と思いながら「まあまあともかく‥‥」と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』から盃に話を戻そうとするが、その場にいた居酒屋の女将から
大槻さん
観といたほうがいいですよ
と追い打ちをかけられてしまった。この女将は別に小田切の仕込みというわけではなく、むしろ大槻のほうが顔を覚えられボトルキープもしているほどの関係なので、恐らく他意はない発言と思われる。ちなみに、アニメ版ではなぜか女将の「Once Upon A Time In America」の発音が良い。
さらに運の悪いことに、小田切が持っていたタブレットの中に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』がダウンロードされて[1]おり、小田切も「ダメッ‥‥!今 観るのっ‥!」と駄々をこねてしまう。
大槻は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を観終わった後に改めて取り決めをしようと考え、女将と一般客も加わり居酒屋のカウンターで『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を観始めるが…。
この時の1日外出の残り時間は3時間だったのに対し、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』は完全版で3時間50分。つまり圧倒的タイムオーバーである。3時間経ったころには小田切と宮本も酒が回ったのか居眠りしていた。
そして他の黒服が居酒屋の外から入ってタイムリミットを告げてしまう。結局盃を合わせて業務提携の取り決めをする件はお流れとなってしまい、大槻は
長過ぎだ!
タイトルも尺も‥‥!
と嘆くのだった。
小田切が思い出した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の場面については、
といったものが考えられる(完全版の時刻。他に該当しそうな場面があれば、掲示板でご指摘お願いします)。
なお、後日の9話「一休」で休み明けの大槻が着ていた服に「ONCE UPON A TIME」と書かれていたので、なんやかんやで大槻も後で観て気に入ったのかもしれない。
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最終更新:2025/03/25(火) 21:00
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