ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカとは、1984年公開の映画である。
監督と脚本はセルジオ・レオーネ、主演はロバート・デ・ニーロ。ハリー・グレイの自伝的な小説を原作としており、完成までに10年がかかっている。レオーネは次の作品を制作する途中で亡くなってしまい、本作が遺作となった。
作品の舞台は1920年代の禁酒法時代から1960年代にかけてのアメリカで、ユダヤ系ギャングのヌードルスやマックス、女優のデボラを中心にその人生を描く3時間49分の大作。
全体を通じて「少年期」「青年期」「中年期」の3つで時系列が混ざっており、特に最初の20分間は初見ではストーリーの把握が難しい。ただしこの構成はストーリーを際立たせる上で必要な部分も多く、最後まで見ると話の流れが把握できる構成になっている(一方で解釈の分かれる箇所も残るが)。エンニオ・モリコーネの音楽やノスタルジックな雰囲気、画面構成などの評価も高め。
作品の評価は高く名作とする声も多いが、アメリカでは一般大衆受けを懸念した配給会社側で時系列を整理したうえで長さを90分に短縮して公開されてしまい、かえって観衆から酷評されている。後に完全版が公開され評価は上がった。
さらに22分、44分を追加した版もあるが、現在Amazon Prime Videoで視聴可能なのは3時間49分の「完全版」である。ギャング映画でレーティングが「R15+」となっている通り、暴力・性的描写があるため、苦手な人や小さい子は視聴注意[1]。
ちなみに、似たタイトルの映画作品として『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』(1991年~)や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)があるが、別の作品である。
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6 ななしのよっしん
2025/02/17(月) 15:12:42 ID: Pnqxp6SHHg
7 ななしのよっしん
2025/02/24(月) 22:42:32 ID: K8vZC41tWM
総合的に優れている万人受け的名作というよりも、尖り切った出来に沼ったファンが語り継いでいる名作というイメージ。
客観的な評価点は記事にある音楽、雰囲気、画面構成だろうけど
4時間近い長尺だったり、説明セリフが最小限だから当時のアメリカの知識がないとキツイとか、主人公達がフィクション的な美化がない現実のギャングみたいなクズだったりで、人を選ぶ要素が多い。
自分も初見なんじゃこりゃとかヌードルスしょうもねーな思って見ていたけど見終わってから遅効性の毒のようにこの映画が忘れなくなったんだよね…
8 ななしのよっしん
2025/02/24(月) 22:54:01 ID: iwI/ErawIh
「昔々アメリカで」みたいな訳になる
これだとダサいがどういう邦訳がいいだろうか
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最終更新:2025/03/21(金) 10:00
最終更新:2025/03/21(金) 10:00
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