関広見インターチェンジとは、岐阜県関市広見にある東海環状自動車道のインターチェンジである。
※このインターチェンジがある地区で開催される夏祭りについては「関広見まつり」の記事へ。
名古屋方面から飛騨・富山へと続く東海北陸道と、中京圏を囲むように通る東海環状道が交差する「美濃関ジャンクション」の、1つ西にあるインターチェンジ。東海環状道を西から来た場合、関市中心部への最寄りはこのインターチェンジとなる。また北西にある関市武芸川町・洞戸地区や、温泉があるほか「モネの池」で有名になった板取地区の最寄りインターチェンジの1つでもある。
2009年に美濃関ジャンクションから東海環状道が延びて供用が開始されたが、2023年まではこのインターチェンジから西が未開通であったため、さらに西にある山県市に行く場合はここで降りる必要があった。
2025年8月には、東海環状道の本巣-大野神戸間の開通により名神高速養老ジャンクションから本インターチェンジまでが接続。今後は関西方面からの関市の玄関口としてさらに活用されていくだろう。
料金所を出るとすぐ「関広見I.C口」交差点に突き当たり、国道418号に接続する。この道は日本三大酷道に数えられるほど全線の通行に関しては困難な道だが、この周辺区間は道幅が広く行き交う車も多い。ここを右に曲がると広見地区や武芸川町・山県市北部、左に曲がると鵜飼が行われる長良川を渡って関市中心部へと繋がる。
長良川を渡る手前の池尻地区には「円空館」がある。各地で多数の仏像を彫り、池尻で再興させた弥勒寺で晩年を過ごした仏僧の円空について紹介する施設。円空館への道のりは竹林の山道となっているほか、弥勒寺も史跡・寺院として残っている。
ちなみに、この交差点の北東側の電柱にある信号機の制御盤には「関-163」と書いてあり、語呂合わせで「せきひろみ」と読める。2008年度に設置されたものだが、偶然か遊び心かは不明。ちなみに番号は原則として設置順に付けられるものだが、前後の関-162・164は関市の南部にあり、この周辺ではない。
特に、あることをきっかけにして周辺住民・企業が「関広見」のアピールに力を入れていることで有名で、毎年8月には「関広見まつり」が開催される。あくまでアピールしているのは「関広見」という地名や地域そのものである。
インターチェンジ名の由来は市名「関」と、当地の字名「広見」から。
当初は「せきにし」と呼んで「関西」という名前だったものの、「かんさい」と読めてしまうため「西関」と順序を入れ替えた。しかし、広見地区の住民の署名による要望や、インターチェンジ名に方角をつける場合は原則として「地名+方角」の順とするルールがあったため「西関」が採用されず、最終的には「関広見」という名前となった。
「広見」単体としなかった理由は、おそらく市名を先につけて位置をわかりやすくするため[1]と思われる。また単に「広見」だけだった場合、岐阜県可児市の中心部の地名で、名鉄広見線の名前の由来にもなった「広見」と混同されたり、静岡県の西富士道路の「広見インターチェンジ」と同名になってしまうことも考えられる。
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最終更新:2025/12/10(水) 22:00
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