馬等島晋吾(ばらしま しんご)とは、逆転裁判5に登場する人物である。
職業は警察官で、機動隊の爆発物処理班。制服に機動隊のバイザー、そしてスコープを装着した容姿をしている。官給品だが、本人の手によって改造が施されており高性能となっている。特にスコープは近くの物でも遠くの物でも見えるという。左腕にはキーボードのような電子機器が装着されており、これで文字を入力し自動音声として再生する事で会話する。そのため無口だが喋れない訳ではない。本人いわく「発声よりも文字入力の方が消費するエネルギーが少ない」らしい。動揺するとタイプミスをし、意味を成さない文字列を再生してしまう。ちなみにタイマーとしての機能もある。
手元には常にHH-3000爆弾を模した解体訓練用のダミーを持っており、審理中に何度も組み立てては解体をする離れ業を行っている。解体に要する時間は僅か5.3秒。プロの領域である。
刑事の賀来ほずみとともに第4法廷へ証拠品の爆発物を持ち込みに来ていた。
第一話の犯人。爆発物処理班の立場を悪用し、解体した爆弾を横流ししていた。その事が賀来ほずみ刑事にバレて、第4法廷で問い詰められてしまう。ここで馬等島は衝動的に、手に持っていたHH-3000爆弾でほずみを撲殺。殺人を犯してしまう。第4法廷では間もなく裁判が始まる予定だったため、死体を運搬ケースの中に隠してその場をやり過ごした。その後、第4法廷で起こった爆破事件の騒動に紛れてほずみの死体を取り出し、あたかも爆破事件で亡くなったように見せかけた。
しかしほずみはまだ生きており、息絶える寸前に血文字でダイイングメッセージを残していた。それは馬等島が所有する爆発物運搬ケースのIDナンバーで、馬等島が犯人である事を示していたのだった(馬等島の名前を直接書き記さなかったのは、今回が初の顔合わせで名前を知らなかったため)。そしてその血文字を王泥喜弁護士が発見し調査しようとしたため、馬等島は背後からコンクリート片で殴打し王泥喜を気絶させる。そして王泥喜から出た血を使って血文字に偽装工作を施し、森澄しのぶに罪を着せようと企んだ。
しかし成歩堂によって次々に証言の矛盾を突かれ、自身が真犯人である事を突き止められてしまう。そこで訓練用のダミーHH-3000爆弾を本物と言い張り、司法関係者を脅して逃げようとするが、これまた成歩堂にダミーだと見抜かれ焦燥。爆発の時間に迫った爆弾を解体しようとするが、焦り切った彼に解体という精密作業が出来るはずがなく、最後は頭突きで破壊して無理やり爆弾を止めるという暴挙に出る。タイマーの数字が止まり、安堵した馬等島だったが、頭突きの衝撃で壊れたスコープが爆発、倒れる。それと同時に止まっていた数字も動き出し、ついにゼロに。しかし爆発はせず、やはり訓練用のダミーだった事が判明した。
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最終更新:2024/05/13(月) 14:00
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