墓とは (ハカとは) [単語記事]

墓とは、死者を埋葬し弔うための場所である。

概要

墓の形態は、民族・宗教・時代によってさまざまであり、また葬送の仕方に影響を受ける。たとえば土葬であれば遺体を、火葬であれば遺骨を墓に納める。

現在の日本では、火葬後の遺骨を納め、その上に墓石を建てる形式が多い。また墓は家ごとに作られ、死者を弔うとともに祖先信仰の場ともなっている。

王侯貴族の墓はモニュメントとして巨大な建造物となることがある。エジプトの王たちのピラミッドはとく有名である。日本でも古墳時代に、天皇の陵墓として巨大な古墳が築かれた。

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動画の墓

ニコニコ動画では、人気のあった動画が削除された場合、削除跡地を墓と見立てることがある。ミリオン英雄墓地、お墓参りなどを参照。

その他の意味

墓 - 正岡子規の随筆

漢字として

常

墓

Unicode: U+5893
JIS X 0213: 1-42-72
部首: 土部
画数: 13画
音読み（常用）: ボ
訓読み（常用）: はか

意味: おはか、埋葬する、という意味がある。〔説文解字・巻十三〕には「丘なり」とある。
字形: 形声で声符は莫。
音訓: 音読みはボ（漢音、呉音）。訓読みは、はか。
規格・区分: 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
語彙: 墓穴・墓参・墓誌銘・墓所・墓石・墓前・墓地・墓碑・墓標