733系とは、JR北海道(北海道旅客鉄道)が保有する通勤型電車である。
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学園都市線(札沼線)の電化に伴う輸送力増強を目的に製造された通勤型電車であり、JR北海道の通勤型電車の標準型を目指して開発が行われた。
ベースとなっているのは731系で車両先頭部やレイアウト構造などは基本的に731系に準じたものとなっている(床面の高さは735系に準じる)。また、733系の前にアルミ車体のテストを兼ねた735系が日立製作所にて製造され試運転を行なっていたが、733系の車体はアルミではなくステンレス車体となっている。
編成は3両1編成で、編成記号は「基礎(Base)」「基準(Benchmark)」「バリアフリー(Barrier-free)」の頭文字を取ったB。モーター車は中間の1両で両先頭車両は付随車となっており、パンタグラフは中間車小樽側に設置されている。
制御にはVVVFインバータ(IGBT)、保安装置にはATS-DNを搭載し、最高速度は120km/hとなっている(設計上は130km/h)。
種別・行先表示機については、当初は3色LEDだったが、2013年度増備車以降は全てフルカラーLEDに変更されている。
車両運用は基本的に721系・731系・735系と共通となっている。
2014年には「快速エアポート」の混雑緩和用として3000番台(6両編成)が増備され、同年7月より運行開始している。6両編成ではあるが、仕様上は3両に分割可能となっており、編成番号も3両毎に区切られている。
2016年3月より新函館北斗駅~函館駅を結ぶアクセス列車「はこだてライナー」用として1000番台(3両・4編成)が運行を開始した。北海道新幹線との連携、北海道らしさ、函館らしさをイメージしたデザインとなる。
2024年には「快速エアポート」用の4000番台(6両編成)の導入が決定しており、同年の10月25日より運行を開始した。3000番台からの変更点は、制御装置へのSiCの採用、車椅子スペースの増加、一部窓の上部開閉式への変更、車内の旅客案内装置の全LCD化、uシートへのコンセントの整備、車内への防犯カメラの設置などと、機器や内装の仕様変更が多くみられる。
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最終更新:2025/01/14(火) 15:00
最終更新:2025/01/14(火) 15:00
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