VOCALOID処女作とは (ボーカロイドショジョサクとは) [単語記事]

VOCALOID処女作(―しょじょさく)とは、VOCALOIDを用いた楽曲の、ニコニコ動画初投稿に付けられるタグである。

概要

発声はYAMAHAのVOCALOID エンジンを用いたものであれば、男声・女声・日本語・外国語を問わない。また、オリジナル・カバー曲等も問わず、制作者の注釈がない限り(実際の制作順と投稿順が異なる等)ニコニコ動画初投稿のものに付けられる。各人の音楽制作の経歴、プロ・アマは問わない。

コラボレーションやマッシュアップ作品の場合、その旨を動画説明文に明記しなければならない。

当初は『初音ミク処女作』のみで事足りていた「VOCALOIDオリジナル曲」「VOCALOIDカバー曲」分野だが、『初音ミク』の評価が高まるにつれ、それ以外のVOCALOIDを用いた楽曲、例えば先行して発売されていた『MEIKO』『KAITO』、『LEON』『LOLA』『MIRIAM』、また、後発の『SweetAnn』『巡音ルカ』『鏡音リン・レン』『がくっぽいど』『メグッポイド』等、様々なVOCALOIDが登場。これからも各種VOCALOIDの登場が予定されている。故に、必ずしも「VOCALOID処女作=初音ミクを用いたもの」とは限らなくなったのである。

各社製「VOCALOID」を使っていない動画(=別の音声合成エンジンを用いている場合)
第三者制作の後発「VOCALOID-PV」や、「演奏してみた」「歌ってみた」等の動画
作曲者(カバー曲の場合、カバー曲制作の作業を行った者)の同意を得ない、無関係な第三者によってアップロードされた動画
マッシュアップ作品で、原曲作曲者の同意を得ていない動画(但し、事後承諾が得られた場合は認められる)
既に「初音ミク」等、先行して他のVOCALOIDによる「処女作」を制作し発表している場合。この場合、これまで使用していたものと異なるVOCALOIDを初めて使用した場合であっても、該当しないものとする。ただし動画説明文で初めての使用であることを告知するのは、投稿者の自由裁量である。