ComicVketとは、メタバース(VRChat)で同人誌の閲覧、購入等が出来たイベントである。
2020年以降2023年半ばごろまでコロナ禍によりコミックマーケット初めとする同人即売会のイベントが自粛され、同人作品を発表する場所が少なくなっていた。
そこで「バーチャルマーケット」のイベントを手掛ける株式会社HIKKYによって2020年8月13日から16日までの4日間、VRChat空間上にて同人誌即売会「ComicVket1(コミックブイケット)」が「MusicVket1」と共に開催された。この際「劇団ひとり・徳井青空・タイムマシーン3号でComicVket1に行ってみた配信」等の生放送も行われ、大体的に宣伝された。
ワールドには秋葉原を舞台とした世界観にバーチャルマーケット同様同人誌のサンプルページが展示され、本をクリックする事でページを捲ったり出来た。そして購入するボタンから購入するページまで飛ぶことが出来た。一般向け同人誌のみ頒布可能で、露出が多くセンシティブに見える部分にはComicVketの文字での隠しが行われたりしていた。
バーチャルマーケットと違いイベント終了後のパブリック公開はなく、ComicVket2以降はエントランスのみの公開であった。
なおワールド内にページを置く関係でとんでもなく重く、VRAM8GBのグラボではカクカクであった。(2080Ti、メモリ32GBでもクラッシュして落ちる)ComicVket2では多少軽くしたものの、それでもVRAMが12GB以上消費する場面もあり、低スペお断りな雰囲気があった。この事はVRC漫画家のリーチャ氏にもネタにしていた。
また、このイベントは「一般向け同人誌のみの展示で成人向け表現の禁止」とあるにも関わらず、チェック体制は運営が事前の頒布物の確認を行わず、ワールドをアップロードして公開した後に問題があった場合にブースの撤去及びサイト上のサークル情報を非掲載とするという対応を事前に明示するのみで、ComicVket開始後ブースを撤去するまでわいせつなコンテンツが展示され続ける可能性もあり、ComicVketではなくVRC運営に通報した場合BANされる可能性もあり運営の不手際だと言う声も上がっている。これに対し運営は以下の様な声明文を出した
ComicVket 1 における「事前の頒布物の確認」につきまして
要約すると「ブース内のコンテンツはチェックを行ったが遷移先のページは自主的にルールを守っていただく事を前提にしていた。」との事である。なお修正済みとはいえ本番シーンのある見本誌が最後まで残っていたという話もある。
また名前が「コミックブイケット」と「コミックマーケット」と勘違いしやすい名前にして「コミケのバーチャル版」とテレビで取り上げられたりしている点も指摘された。
そんなこんなでComicVket3(2023年2月23日~3月5日)まで開催されたがその後はコロナ禍が収まった為か開催は行われていない。
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最終更新:2025/12/27(土) 21:00
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