ゲーム機大戦 単語


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ゲームキタイセン

1.5万文字の記事

1975年9月12日

日本初のテレビゲーム機「テレビテニス」が世に放たれた。

それは共に、現在へと続くゲーム機達の覇権をめぐる争いの始まりでもあった。

ゲーム機大戦

これは、それらの歴史を辿りゆく果てしなき物語である。

概要

ゲーム機大戦[1]とは、MIDORIKAWA氏および、作品継作者による手描き解説動画群のことである。


ゲーム機歴史戦争形式で紹介するという趣旨の動画で、テレビテニスから始まるゲーム機市場(一部輸入)の栄枯盛衰を描く。ゲーム機自体の優劣を語るものではなく、どちらかと言えばゲーム機開発と営業戦略歴史とみて取ることができる。

作りとしては時系列や過程に脚色があり、結果の大筋について大体あってる系の動画。だがこの動画を通して時代を振り返り、不足ならばゲーム機紹介動画などを作ってみると良いだろう。ニコニコ動画歴史を保存することのできる媒体である。

登場するゲーム機

『ゲーム機戦争』編

1972年海外で初のゲーム機オデッセイ』が開発された3年後、を越えた地、日本にて初のゲーム機テレビテニス』が生み出された。それの登場は、現在までに至るゲーム機戦争への火種を生むこととなった…

テレビテニスの発売からファミリーコンピューターが発売された1983年に至るテレビゲーム明期を描いたシリーズ第1弾。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
1975年9月12日 テレビテニス エポック ¥19,500 日本初のゲーム機
二人強制プレイPONGクローン
1977年7月1日 カラーテレビゲーム15 任天堂 ¥15,000 三菱電機との共同開発。14ステージPONGテニス射撃ゲームの全15種類のゲームが内蔵されている。
カラーテレビゲーム6 ¥9,800 CTG15の廉価版。電子回路は共通化されており、表面上利用できないように改造されている。
1979年10月8日 カセットTVゲーム エポック ¥57,300 米国で一世をしたAtari2600の並行輸入版。
1ch専用機と2ch専用機のバリエーションで販売された。
1981年7月30日 カセットビジョン エポック ¥12,000 カセット交換式ゲーム機コントローラは一体内蔵である。
技術的要因によるコストの兼ね合いでCPU1Chip化されたLSIとしてソフト側に搭載されており、本体は電供給とコントローラー入力、画面出力のみを担っている。
19829月 ぴゅう太 トミー ¥59,800 日本語BASIC(G-BASIC)を採用した16bitホビーパソコンスプライト搭載。
1982年11月 M5 ソード/タカラ ¥49,800 CPUZ80A、VDPにTMS9918を搭載したホビーパソコン
ナムコ作品の移植恵まれており、ホビーユーザーの支持を得て初年度10万台、産1万台と当時のパソコンとしては大ヒットした。
1983年3月25日 アルカディア バンダイ ¥19,800 エマーソン・Arcadia 2001の互換機。
他にも30機以上存在する多きハード
1983年7月 コンピュータビジョン光速 ¥54,800 GCE・Vectrexの互換機。ベクタースキャン方式9インチモニタとの一体ゲーム機である。
1983年7月15日 ファミリーコンピュータ 任天堂 ¥14,800 CPUMOS 6502ベースであるRicoh 2A03を採用。ゲームを重視したハード構成は競合とべて一線を画し、当時のゲーム機の中で圧倒的な性を誇った。
SG-1000 セガ・エンタープライゼス ¥15,000 後述するSC-3000ベースにしたゲーム専用機。SC-3000との互換性があり、キーボードなどを別途購入することでプログラミングも可だった。
SC-3000 ¥29,800 フォスター電機と共同開発して誕生したホビーパソコン
CPUZ80A、VDPにTMS9918を搭載しており、別売ではあるがBASICカートリッジを購入すればプログラミングも可であった。海外でも発売。
1983年 ぴゅう太Jr. トミー ¥19,800 ぴゅう太の廉価版。BASICキーボードを省いたゲーム専用機。テレビ画面に絵が描ける。
1983年7月19日 カセットビジョンJr. エポック ¥5,000 カセットビジョンの廉価版。ソフト交換カセットゲームの中では最安値であった。

『第2次 ゲーム機大戦』編

1985年までのファミリーコンピュータ発売からの2年間を描いたシリーズ第二弾。
ファミリーコンピュータゲーム機としての地確固たる地位を築いていく中、他メーカーは様々な機種を投入し、任天堂に挑んでいくこととなる。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
1983年7月 RX-78 GUNDAM バンダイ ¥59,800 Z80Aを搭載したSHARPとの共同開発によって発売されたホビーパソコン
1983年10月 TVボーイ 学習研究社 ¥8,800 マスコントローラーに近い本体一体ジョイスティックを搭載。カセット側にワンチップ化されたマイコンが搭載されている。
1983年5月9日 マイビジョン 中央産業
関東電子
¥39,800 開発日本物産
ボードゲームに絞ったボタン配置になっており、通信ケーブルを繋ぐと本体同士で通信対戦が可である。
1983年10月 PV-2000 カシオ計算機 ¥29,800 CPUZ80A、VDPにTMS9918を搭載。BASICインタープリタも標準搭載していた。愛称は楽がき。
PV-1000 ¥14,800 PV-2000の下位モデルハード構成そのものが異なっているため両機に互換性は全くない。
1983年 オセロマルチビジョン ツクダオリジナル ¥19,800 セガSG-1000SC-3000の互換機。本体にオセロROMが内蔵されている。
1983年10月4日 ファミコンテレビC1 シャープ ¥145,000
(19型)
¥93,000
(14型)
任天堂ファミリーコンピュータを内蔵したテレビ互換機。内部的にRGB接続されている。
1984年7月 SG-1000II セガ・エンタープライゼス ¥15,000 SG-1000マイナーチェンジ版。薄化され、本体直結だったコントローラを着脱式に変更した。
1984年7月 オセロマルチビジョン FG-2000 ツクダオリジナル ¥19,800 オセロマルチビジョンマイナーチェンジ版。
ジョイスティックがジョイパッドに変更された。
1984年7月10日 ぴゅう太mk2 トミー ¥29,800 ゴムキーボードプラスチック製に変更し、英語記述のG-BASICを搭載。
しかしその代償として片仮名を使用していたソフト文字化けするようになった。
1984年7月17日 スーパーカセットビジョン エポック社 ¥14,800 スプライトごとに異なる色数が割り当てられる128枚表示可な単色表示スプライトを搭載。
1985年10月20日 セガマークⅢ セガ・エンタープライゼス ¥15,000 SG-1000からグラフィックを大幅強化。
カラーパレットが64色から選択可となり、16色表示が可スプライトが搭載された。

『第3次 ゲーム機大戦』編

ファミコン発展期からゲームボーイ発売までの3年間を描いた第三弾。
進化した携帯ゲーム機ディスクシステムといった周辺機器による新たな遊びが模索され始める中、新たな次世代機戦争の足音が一刻と迫り始める。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
1986年2月21日 ファミリーコンピュータ ディスクシステム 任天堂 ¥15,000 ファミリーコンピュータの周辺機器。クイックディスク規格で供給されており、販のディスクが使えないように変更されている。ディスクライター安価に書換が可だったのが売りだった。
1986年7月1日 ツインファミコン シャープ ¥32,000 ファミリーコンピュータディスクシステム合体した互換機。RF出力の他にAV出力端子も備えている。
1987年10月30日 PCエンジン 日本電気ホームエレクトロニクス ¥24,800 MOS 6502ベースのHuC6280を搭載。8bit機ながら驚異的な高性を実現。最大512色表示可であり、最大32x64ドットスプライトを64枚表示可
1988年10月29日 メガドライブ セガ・エンタープライゼス ¥21,000 当時のアーケード流であった16bitMPU・MC68000を搭載。
キャッチコピーは「時代がめた16ビット」。
1988年12月4日 CD-ROM2 日本電気ホームエレクトロニクス ¥57,300 PCエンジンCD-ROMドライブの周辺機器。
家庭用ゲーム機としては世界初となるドライブCD-ROM媒体のハードとなった。
1987年12月 X1 twin シャープテレビ事業部 ¥99,800 シャープパソコンX1シリーズの最終機種。
HEシステムとしてPCエンジンとの互換性を持った。
1989年4月21日 ゲームボーイ 任天堂 ¥12,800 カセットモノクロ携帯ゲーム機
ゲームボーイブランドは発売後17年半、ゲームボーイシリーズは12年間に渡って使用された。

『第4次 ゲーム機大戦』編

舞台1990年代へ突入。スーパーファミコンネオジオの登場により、16bit化や回転縮小機、さらにCD-ROMドライブなどの性が各ハードに盛り込まれるようになった。技術の進化によって訪れた、第4世代据え置きゲーム機による新たな時代が幕を開ける。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
1989年8月8日 天の声2 ハドソン ¥2,600 PCエンジンの外付けバックアップシステムとしてハドソン開発・販売。
天の声は同社の桃太郎伝説パスワードにちなんでおり、2は容量の2KBから命名されている。
1989年11月30日 PCエンジンスーパーグラフィック 日本電気ホームエレクトロニクス ¥39,800 GPUのHuC6270を二つ搭載し、表示力が2倍になった。PCエンジンで発売された全てのゲームと専用ソフト5本、対応ソフトは1本がプレイ。専用の接続アダプタは必要なものの、CD-ROM2SUPERCD-ROM2とは接続可である。
1989年12月8日 PCエンジンコアグラフィック ¥24,800 初代のマイナーチェンジモデルカラーリングを暗灰色に変更し、RF端子AV端子に変更。
1989年12月22日 PCエンジンシャトル ¥18,800 バス止した廉価版。
バス止し、バックアップユニットも専用品のみの対応。宇宙イメージしたその特異的な大形状は廉価版ながら初代PCエンジン以上のスペースが必。
1990年4月26日 ネオジオ エス・エヌ・ケイ ¥58,000 業務用のMVS庭向け互換機。高価格ながらゲームセンターゲームがそのまま遊べることを売りにしていた。
キャッチコピーは「凄いゲームを連れて帰ろう」。
100メガショック」のキャッチコピーは有名。
1990年11月21日 スーパーファミコン 任天堂 ¥25,000 ファミコン6502上位互換となる65C816互換のRicoh 5A22を採用。当初はファミコン上位互換を持たせる設計になっていたが最終的に断念。
背景の多重スクロールに拡大縮小回転、32,768色中16色のカラーパレットと最大128個のスプライトを搭載。音にはソニー製SPUSPC700を搭載し8chPCMが使用可
1990年12月5日 SF1 シャープ ¥100,000
(14型)
¥133,000
(21型)
スーパーファミコン一体テレビ。内部でS端子接続されている。拡端子は存在するもののサテラビューは使用不可。

『第5次 ゲーム機大戦 前半パート』編

スーパーファミコン発売からの4年間を描く。
ハード進化と共に3D技術も進歩。表現の幅が増えるとともに既存のROMカセットによる容量の確保の難しさが表面化し始めるようになり、供給方式にディスクを採用するハードが登場し始めるようになった。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
1990年10月6日 ゲームギア セガ・エンタープライゼス ¥19,800 内初のカラー携帯ゲーム機フルカラー液晶を採用し、周辺機器のチューナーを装着すると携帯液晶カラーテレビとして利用できた。
1991年5月31日 テラドライブ ¥148,000
(MODEL1)
¥188,000
(MODEL2)
¥248,000
(MODEL3)
メガドライブPCマザーボード上で合体させたDOS/V機。
メインCPUインテル・80286メガドライブMC68000が内部的に接続されており、連携できることを特徴とした。
1991年6月21日 PCエンジンコアグラフィックII 日本電気ホームエレクトロニクス ¥19,800 PCエンジンコアグラフィックスのマイナーチェンジモデル
PCエンジンの各モデルの中で最も販売・現役期間が長かった。
1991年9月21日 PCエンジンDuo ¥59,800 PCエンジンコアグラフィックスとSUPER CD-ROM2を一体化させたモデル
一体化に伴い、周辺機器を接続する端子が削除され、NECが提唱したコア構想は事実上の終焉を迎えた。
1990年12月1日 PCエンジンGT ¥44,800 世界初の据え置きゲーム機互換携帯ゲーム機
スーパーグラフィックス向け以外の全てのPCエンジン向けHuCARDタイトルに対応している。
1991年12月12日 メガCD セガ・エンタープライゼス ¥49,800 メガドライブの周辺機器。
バッファ用の6メガビットRAMと12.5MHzMC68000を採用し、メガドライブと並列処理させることで高品質な画面表示とゲーム処理を両立した。
1991年12月13日 SUPER CD-ROM2 日本電気ホームエレクトロニクス ¥47,800 PCエンジンCD-ROM2の上位システムまたは周辺機器。
CD-ROM2SRAMを4倍の2メガビットにしたことにより先代の欠点であったメモリ不足によるロードの多さと長さを解消することができた。
CD-ROM2をもっているユーザーシステムカードを入れ替えるだけで対応可
PCエンジンLT ¥99,800 PCエンジンラップトップモデル
液晶に4インチTFT液晶を搭載し、CD-ROM2SUPER CD-ROM2に対応している。
チューナーと外部入力端子を内蔵しているため汎用テレビとして使用することも可
1991 バーコードバトラー エポック社 ¥6,800 バーコードの付いたカード読みとらせ、その数値情報で戦う電子ゲーム機
1993年3月25日 PCエンジンDuo-R 日本電気ホームエレクトロニクス ¥39,800 ヘッドフォン端子とバッテリー端子を省いたPCエンジンDuoの廉価版。
1993年4月23日 メガドライブ2 セガ・エンタープライゼス ¥12,800 ヘッドフォン端子が削除され、ステレオ出力化された小廉価版。
メガCDメガCD2との接続も可
メガCD2 ¥29,800 メガCDの廉価版。CDドライブの開閉機構がトレイフロントローディング方式から手動トップオープン方式に改められた。
1993年 ぴゅう太くん トミー ¥9,980 メダルゲーム式の知育玩具。商業用メダルゲーム版も存在する。
1994年3月20日 FZ-1 R.E.A.L. 3DO Interactive Multiplayer 松下電器産業 ¥54,800 通称「3DO REAL
32bitマルチメディア端末の統一規格・「3DO」初のハード
1994年10月 アメリカンバトルドーム ツクダオリジナル ¥3,980 Anjar社によるピンボールゲームの日本向け仕様

 

『第5次 ゲーム機大戦 後半戦』編

1994年になるとセガセガサターンSCEプレイステーション任天堂スーパーファミコンと戦いは三つの形相を見せるようになった。
第五世代ゲーム機による動の世代交代覇権争いが幕を開ける。


1994 プレイディアバンダイ ¥24800 長い長い眠りから覚めた8bit機。今時8bit機。動画再生に優れている
1994 NEOGEO CDSNK ¥49800 ソフト低価格化NEOGEO(3万円→7000円)。ジョイスティックはパッドに変更
1992 ワンダーメガ日本ビクター ¥82800 メガドラメガCD駄に高く全く売れなかった。コレクター゙アイテム化
1994 3DO REAL II松下電器 ¥44800 廉価版3DO REAL。廉価版にしては高い。PCメーカーあるある
1994 PCエンジンDuo-RXNEC ¥29800 廉価版PCエンジンDuo-R。ついに3万円を切りバブル卒業成功
1994 3DO TRY(三洋電機 ¥54800 三洋3DO REAL。性は大体同じ。強いて言うならボディが少し違う
1994 セガサターンセガ ¥44800 32bit(×2)機セガハード最高傑作の呼びも高い。2D描写に強く、変形スプライトを用いたポリゴンも可
1994 スーパー32Xセガ※周辺機器 ¥16800 メガドライブを32bit化する周辺機器。メガCDと御一緒にどうぞ。
1994 3DO ALIVE金星電子) 349.99 多分韓国製3DO。知名度が低い為現在コレクターアイテム
1994 スーパーゲームボーイ任天堂※周辺機器 ¥6800 ゲームボーイ互換機。一部のソフトカラーで遊べる。
1994 プレイステーションSCE ¥39800 世界で1億台以上売りさばいた伝説の32bit。もはや説明不要。スーパーファミコンCD-ROMプレイヤー計画から独立し、その後単体のゲーム機として完成させた。このゲーム機ブランドは今現在でも積極的に使用されている。

『第6次 ゲーム機大戦』編

この動画をもってMIDORIKAWA氏による動画版の更新は終了。

時は三つ時代中。覇権争いの中で次世代機との交代による性増強だけではなくサテラビューバーチャルボーイといった既存のに当てはまらない遊びを模索した時代でもあった。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
1994年12月23日 PC-FX 日本電気ホームエレクトロニクス ¥49,800 NECによる最後のハードでありPCエンジンの次世代機。高速動画再生によってアニメーションを中心にしたソフト展開がなされた。
1995年7月21日 バーチャルボーイ 任天堂 ¥15,000 横井軍平発案による3D立体視VRハードスタンドに据え付けられたゴーグディスプレイを覗き込みながらプレイする。
1995年10月1日 マイシールコンピューター ルーピー カシオ計算機 ¥25,000 ゲームシール作成の融合を特徴としたゲーム機
小学生程度の女児メインターゲットとしていた。
1995年11月1日 サテラビュー 任天堂 ¥18,000 BSアナログ放送を利用したスーパーファミコン向け衛星データ放送サービスとその受信用周辺機器。
通信販売では先んじて2月から受付、4月中旬に発送が行われ、一般販売が開始されたのは11月となった。
放送は無料で実施され、ゲームソフトデジタルマガジン配信された。
1996年3月28日 ピピンアットマーク バンダイ ¥49,800 アップルコンピューターと共同開発したMacintosh互換ゲーム機System 7.5との互換性を持つ。
1998年 ドラえもんバトルドーム ツクダオリジナル ¥4,980 単2乾電池2本を使用するドラえもん仕様バトルドーム

 

『第7次 ゲーム機大戦』編

この動画から後継者補が制作している。特に人気なのが、koke氏と343rt4gr[2]による動画である。

最後発の任天堂は64bit機・Nintendo64を発売。3Dによる立体的な表現と立体的な操作が可となり、ゲームは新たな時代へと進むこととなる。また、ポケモンたまごっちブームの到来により、携帯ゲーム機存在感を増すこととなった。

そして時は流れ2000年代セガは第六世代ゲーム機ドリームキャストによって次世代機戦争の先を切り、PS2の発売を前に逃げ切り体勢でのシェア確保に挑む。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
1996年3月29日 キッズギア セガ・エンタープライゼス ¥14,800 セガサターン事業集中のために、販売をHE事業部からトイ事業部に移管されたゲームギアの廉価版。
バーチャファイターminiが同梱。
1996年6月23日 NINTENDO 64 任天堂 ¥25,000 SGIとの共同開発により誕生した64bitゲーム機。他ハードべて圧倒的な3Dが特徴。
特徴の1つである4つのコントローラー端子にアナログスティックは後の任天堂ハードの標準となった。
1996年7月21日 ゲームボーイポケット ¥6,400 ゲームボーイの小軽量化モデル
液晶機の向上による画面の視認性向上とが図られた。
カラーバリエーションシリーズ最多の9色に及ぶ。
1996年11月23日 たまごっち バンダイ ¥1,980 キーチェーンタイプ時計付き育成ゲーム
1997年には社会現象になるほど爆発的な人気を誇った。
1998年4月14日 ゲームボーイライト 任天堂 ¥6,800 内専売機種。ゲームボーイポケットとほとんど同じサイズで画面にバックライトを搭載している。
1998年10月21日 ゲームボーイカラー ¥8,900 ゲームボーイハード
32,768色中最大56色表示が可で外部接続にはポート通信だけではなく赤外線も備える。
1998年10月28日 ネオジオポケット エス・エヌ・ケイ ¥7,800 モノクロ8階調表示の携帯ゲーム機
十字キー部分がメカニカルスイッチジョイスティックとなっている。
1999年3月4日 ワンダースワン バンダイ ¥4,800 電池持ちと価格を優先したモノクロ携帯ゲーム機。単3電池1本で30時間動く。
ゲームボーイの生みの横井軍平任天堂退職後に起業したコト社が開発に大きく関わっている。
1999年3月19日 ネオジオポケットカラー エス・エヌ・ケイ ¥8,900 ネオジオポケットを4096色中146色表示可カラー化した上位機種。
1999年10月21日 Newネオジオポケットカラー ¥6,800 ネオジオポケットカラーの小廉価版。
1998年11月27日 ドリームキャスト セガ・エンタープライゼス ¥29,800 第6世代据え置きゲーム機の先として発売されたセガ最後のゲーム機
インターネットが標準搭載されている。

『第8次 ゲーム機大戦』編

この動画343rt4gr氏は本編から撤退。海外版ゲーム機戦争exit_listへ活動の場を移した。

2000年に突入し各メーカーが次世代機を投入。セガゲーム機市場から撤退したことにより、一時任天堂SCE一騎打ちへ。
一方、の向こうからマイクロソフトが足音をかせていた――。

第六世代ゲーム機となり、3Dグラフィックの表現力増加に加え、インターネット通信やサラウンドなど現代ゲーム機の礎となる技術も登場。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
2000年3月4日 PlayStation 2 ソニー・コンピュータエンタテインメント ¥39,800 プレイステーションの後継機。ソフトウェア規格にDVDを採用し、CDより多くの容量を必要とするゲームソフトにも対応した。DVD再生を搭載しDVDプレイヤー需要としても圧倒的な支持を得た。
2000年7月7日 PS one ¥15,000 モバイルネットワーク時代に向けたハード」として売り出された初代PlayStationの小軽量モデル
2000年12月9日 ワンダースワンカラー バンダイ ¥6,800 反射FSTN液晶を搭載したワンダースワンカラー液晶モデル
2001年3月21日 ゲームボーイアドバンス 任天堂 ¥9,800 ゲームボーイシリーズの後継機。32bitCPUと反射TFTカラー液晶を採用し、32768色同時発色が可となっている。
2001年9月14日 ニンテンドーゲームキューブ ¥25,000 ソフト開発の容易さ、安定動作可スペックソフトウェア媒体の容量不足の解消を念頭に開発された。
任天堂初のディスク機であり、8cmDVDベースにした独自規格ディスクを採用している。
2002年7月12日 スワンクリスタル バンダイ ¥7,800 ワンダースワンカラーの液晶をTFT液晶化した上位機種。ワンダースワンの弱点であったSTN液晶による残像感をなくしている。
2002年2月22日 Xbox マイクロソフト ¥34,800 CPUPentium IIIベースMobile CeleronGPUGeForce3ベースXGPUを搭載したマイクロソフト初のゲーム機
2003年12月13日 PSX ソニー ¥99,800
(250GB HDD)
¥79,800
(160GB HDD)
PlayStation2を内蔵したハードディスク搭載DVDレコーダー。
ソニー関連製品で広く採用された「クロスメディアバーHUDを最初に導入した製品。

『第9次 ゲーム機大戦』編

携帯決戦編と物売るっていうレベルじゃねぇぞ編の全2編。
これ以降は初代ゲーム機大戦を作っていたMIDORIKAWA氏のプロットや画像素材くなったため、全なkoke氏による独自路線となる。

任天堂DSソニーPSP。次世代機となる2機の登場で長きにわたってゲームボーイシリーズ一強だった携帯市場任天堂vsソニーといった一騎打ち状態へと変貌する。据え置き機は第七世代へと世代が移り代わり、HD画質による鮮明なグラフィックしたPS3Xbox 360任天堂ゲーム人口の拡大をし今までとは異なるアプローチWiiを発売した。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
2004年12月2日 ニンテンドーDS 任天堂 ¥15,000 液晶画面を上下に2つ搭載し、下側にタッチスクリーンを採用。ニンテンドーWi-Fiコネクションによってオンライン通信が可になった。
ゲーム人口の拡大」を教育や教材への活用など既存のゲームにとらわれないソフトラインナップを有していた。
2004年12月12日 PlayStation Portable ソニー・コンピュータエンタテインメント ¥19,800 ソニー初の携帯機。独自規格「UMD」によってソフト動画提供する。当時の携帯機にしては卓越した処理性画質が特徴。
2005年12月10日 Xbox 360 Microsoft ¥39,795 Xboxの後継機。HD画質に本格的に対応した初のゲーム機であり、Xbox Liveといったオンラインサービスが充実している。
2006年3月2日 ニンテンドーDS Lite 任天堂 ¥16,800 DSの小軽量モデル。液晶が変更されたことによってより明るくなっただけでなく、デザインが一新されが取れた四形の形を軸としたデザインへと変更された。
2006年11月11日 PlayStation 3 ソニー・コンピュータエンタテインメント ¥49,980 PS2の後継機。Blu-rayディスクを採用し、無料オンラインサービスに、過去の機種との互換性を有する。
CPUCell/B.E.を使用し、PS3を核とした複数の機器による庭内ネットワークでのCellコンピューティング構想のパイオニアとして登場。
PS2との互換を有していたが、後の改良版ではコスト削減の削除されている。
2006年12月2日 Wii 任天堂 ¥25,000 任天堂が提唱する「ゲーム人口の拡大」をした据え置きハード。特徴的なリモコンコントローラーをはじめとした体感コントローラーを採用し、既存ユーザーだけではなく新規ユーザーライトユーザーの取り込みを行った。
パフォーマンス高性追求した他ハードに対して高パフォーマンス高効率路線の本機は省スペース、省電力、低発熱を実現した。
2008年7月11日 iPhone3G Apple ¥69,120
(8GB)
¥80,640
(16GB)
日本ににおいて初のiPhone日本でもフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行の波が発生し、その流れが広がるとともに同時にスマートフォンにおけるゲーム市場も広がりを見せるようになる。
2008年11月1日 ニンテンドーDSi 任天堂 ¥18,900 カメラSDカードスロットが搭載され、ソフトウェアが一新された。インターネット通信によって一部のソフトやファームウェアのアップデートを行ったり、ニンテンドーDSiショップゲームダウンロードを行うことが可となった。
2009年11月21日 ニンテンドーDSi LL ¥20,000 「LLサイズニンテンドーDSi」として、画面サイズDSDS Liteの約2倍となる4.2インチに拡大した大画面モデル。高視野の液晶パネルが採用されており、斜めからみても綺麗に映るようになった。

『第10次 ゲーム機大戦』編

koke氏は第10次で完結としてこの動画で撤退。

ついに物語2000年代末期。迫る地上デジタル放送全移行に備え、業界やユーザー準もHDに適合しつつある中、勢いを増すPS3に対しSDスタンダードであったWii限界を迎え始めることとなる。

そして2010年代世代交代が進められ、据え置き機・携帯機共に各社のハードが出う中、業界ではモバイルゲーム市場が開拓され始めることとなる。戦場が拡がり、各市場との共存も課題となるなか、ゲーム機戦争は1つの転換点を迎えようとしていた......

発売年 ハード 販売元 値段 概要
2011年2月26日 ニンテンドー3DS 任天堂 ¥25,000 ニンテンドーDSファミリーの後継機。
裸眼立体視による3Dのほか、ジャイロセンサー・モーションセンサーを搭載。
DSとの後方互換がある。
2011年12月17日 PlayStation Vita ソニー・コンピュータエンタテインメント ¥29,980 PSPの後継機で、タッチネルジャイロセンサーカメラを搭載。
初期有機ELディスプレイを採用し、モバイルデータ通信である3G対応モデルラインナップされている。
2012年12月8日 Wii U 任天堂 ¥26,250 任天堂初のHD対応機。Wiiとの後方互換を持ち、コントローラーサブ画面が一体となったゲームパッドが特徴。
2014年2月22日 PlayStation 4 ソニー・コンピュータエンタテインメント ¥39,980 PS3の後継機。過去ハードとの直接互換性はない。
有料オンラインサービスPlayStation Plus」に対応し、別売りのPlayStation VRを使用することで対応ソフトVRプレイすることができる。
2014年9月4日 Xbox One Microsoft ¥49,980 Xbox360の後継機。北米を含む13かでは2013年11月22日に発売された。PCに近いアーキテクチャWindowsと初代より一貫した構成であるため、初代XboxXbox360との高い互換性が担保されている。

『第11次 ゲーム機大戦』編

製作者はちびすけ。前中後半の三部作となっている。

戦況はWiiUPS4XboxOneの据え置き機の三つ。しかし、確実に存在感を強めている携帯市場に新市場ながら急速な拡大を続けるモバイルゲームと、ゲーム機戦争は新たな局面を迎えることとなる。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
2011年10月26日 Xperia PLAY ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ ¥50,400 NTTドコモ向けFOMA端末。Playstation Mobileに初対応したスマートフォンAndroid を搭載し、Xperia PLAY Game LauncherやPlayStation Storeからゲームダウンロードが可となっている。
2012年7月28日 ニンテンドー3DS LL 任天堂 ¥18,000 ニンテンドー3DSから画面サイズを1.9倍大きくした3DSファミリーの一つ。性は据え置き。
2013年11月14日 PlayStation Vita TV ソニー・コンピュータエンタテインメント ¥9,480 PSVitaの据え置きゲーム機版。DUALSHOK 3または4を使用することでPS Vitaソフトに対応する。
2013年11月15日 GameStick PlayJam ¥12,800 Android搭載の家庭用ゲーム機。 スマートフォンゲームをそのまま据え置きゲームで利用するというものであった。
2013年6月20日 G-cluster ロードメディア ¥9,980 クラウドゲームの先駆けとして登場したクラウド専用機。しかし2016年5月提供元のGクラスタグロバル破産。その後はブロードメディアGCによって2025年2月末まで運営されていた。
2013年7月31日 NVIDIA SHIELD Portable NVIDIA $299 日本未発売OSAndroidを内蔵した携帯ゲーム機。構成的にはスマホゲーム機に近い。翌年7月22日に「SHIELD Tablet」の発表に伴い、SHIELD Portableに改称された。
2014年10月10日 SHIELD Tablet $299 SHIELD Portableの第2世モデルSHIELDシリーズの新モデルとして位置づけられており、Portableと併売して販売されていた。
2014年10月11日 New ニンテンドー3DS 任天堂 ¥16,000 Cスティックと呼ばれる小さい右スティックとZL、ZRボタンが追加され、amiibo交通系が使えるNFCの内蔵、3DCPUの向上が行われた性向上版。きせかえプレートと呼ばれるプレートで外観を変更できる。
New ニンテンドー3DS LL ¥18,800 New3DSの大画面モデル。その他の細かな違いはきせかえプレートが使えないことのみ。
2016年9月15日 ニンテンドー2DS ¥9,980 海外の一部地域で販売されていた3DSの廉価版。内では初代ポケモンセット販売されていたモデルであったが、単体で販売された。
PlayStation4 Slim ソニー・インタラクティブエンタテインメント ¥29,980 PlayStation4の薄モデル。小化、軽量化、低消費電力化が行われた。性無印と据え置き。
2016年11月10日 PlayStation4 Pro ¥44,800 4Kに対応したPS4の上位機種。処理性も大幅に向上しており、4K描画に非対応の場合でも4Kアップコンバートして出力される。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 任天堂 ¥5,980 ソフト30種類を本体に内蔵して手のひらサイズまで縮小化したファミリーコンピュータHDMI端子接続と5VのUSBのみで稼働する。
2017年3月3日 Nintendo Switch ¥29,800 据え置き機と携帯機のどちらにも変形可ハイブリッドゲーム機キャッチコピーは「いつでも、どこでも、だれとでも。」

『第12~16次 ゲーム機大戦』編

製作者はBMT / 爆弾製造機、ハナミズリ、イズスタ。

ゲーム仮想現実融合をいちく実現したPlayStation VR第九世代ゲーム機の最先発として据え置き機と携帯機を両立したハイブリッドゲーム機という新たなゲーム機の姿を作り上げることに成功したNintendo Switch。世代はついに第9世代に突入。時代はまた移り変わり、また新たなゲームの形が誕生することとなる。

発売年 ハード 販売元 値段 概要
2016年10月13日 PlayStation VR ソニー・インタラクティブエンタテインメント ¥44,980 PlayStation 4/5向けVRヘッドセット
最大1080p/120Hzでンテンツを表示することが可能 
2016年11月24日 Xbox One S Microsoft ¥34,800 Xbox Oneの小廉価版。
最大1440p出力に対応。Kinect専用端子が削除され、電アダプタが内蔵された。
2017年11月7日 Xbox One X ¥49,800 Xbox Oneの性向上版。
4K出力に対応し、一部ソフトネイティブ4K表示に対応している。
2019年9月20日 Nintendo Switch Lite 任天堂 ¥19,980 Switch携帯モード専用廉価版。
据え置きモードの機削除し、携帯モード専用として小軽量化されている。
2020年11月10日 Xbox Series X Microsoft ¥49,980 Xbox Oneの後継機。
ゲーム機の名称は「Xbox」であり、Series Xはモデル名となっている。
4K/120fpsハードウェアレイトレーシング、可変リフレッシュレートに対応。
Xbox Series S ¥29,980 Xbox Series Xの廉価版。
4K削除し、ソフト供給をダウンロード版のみとしている。
2020年11月12日 PlayStation 5 ソニー・インタラクティブエンタテインメント ¥49,980 PlayStation 4の後継機。
4K/120Hz出力とリアルタイムレイトレーシングに対応し、専用プロセッサを用いた立体音響を備え、コントローラーの触覚技術が進化された。
2021年10月8日 Nintendo Switch 有機ELモデル 任天堂 ¥37,980 Nintendo Switch亜種
画面に有機ELを使用したことで、画質の向上を実現。

派生動画

視点の取り方による負け組、勝ち組の考え方の変化について考察している。

世界版

343rt4gr製作による世界版ゲーム機大戦。
ただし世界版と銘打ってはいるものの、実質的には世界最大のゲーム市場であるアメリカ舞台としている。

関連項目

脚注

  1. *シリーズ第一作のみ動画タイトルが「ゲーム機戦争」となっている。
  2. *それぞれkoke氏はオリジナル路線、343rt4gr静画プロット動画再現路線となっている。
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