jumpstyle 単語

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ジャンプスタイル

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 Jumpstyleとは、ダンスステップの一種。またはそのステップ用に作られたクラブミュージックジャンル

概要

 Wikipedia英語版によれば、1997年ベルギーでこのステップが生まれたとのこと。その後、プロミュージシャンDJなどに取り上げられたもあって、ヨーロッパなどを中心に広がりを見せる。

 YouTubeなどではダンス動画や曲の丸上げなど、たくさんの関連動画アップロードされている。

 日本では、曲のジャンルとしては認知されているが、実際に踊っている人はまれである。

音楽としてのJumpStyle

 ハピコアガバからの流れをんでおり、曲調は「ゆっくりガバ」の様相がある。BPM140~150あたり、基本四つ打ち。

 実のところ、成り立ちこそ違えどHardStyleと曲の特徴がけっこうカブる。なので、JumpStyleでHardStyleの曲を踊ることも可

Jumpstyleのステップの種類

Oldskool Jump

JumpStyleのもととなっている形式。基本五拍子を左右足踏みで打つ形式。

  • 基本ステップ
  1. ジャンプして、右足より後ろ側(おおよそ右足の左斜め後ろ)に左足つま先を地面につける。
  2. ジャンプして左右足を入れ替え、左足より後ろ側(おおよそ左足の右斜め後ろ)に右足つま先を地面につける。
  3. ジャンプして、左足を軸足にして、右足で前方を一回蹴る仕をとる。
  4. ジャンプして、もう一度右足で蹴る仕をとる。
  5. ジャンプして左右足を入れ替え、右足を軸足にして、左足で前にあげる。
  6. 1に戻る

上に記したステップのサイクルに、トリックターンツイスト)の技を挟む。

HardJump

基本左右それぞれで三拍子を打つ形式。Oldskool Jumpよりしい曲にあわせやすく、ターントリック(ステップの途中に挿入する技)のバリエーションも多い。

  • 基本ステップ
  1. ジャンプして、右足を前に出して着地させる(地面に付けるのはつま先またはかかと)
  2. ジャンプして、右足を後ろに出してつま先を着地させる。
  3. ジャンプして左右足を入れ替え、左足を後ろに出してつま先を着地させる。
  4. ジャンプして、左足を前に出して着地させる(地面に付けるのはつま先またはかかと)
  5. ジャンプして、左足を後ろに出してつま先を着地させる。
  6. ジャンプして左右足を入れ替え、右足を後ろに出してつま先を着地させる。
  7. 1に戻る

Oldskool JumpStyle同様、上に記したステップのサイクルに、トリックターンツイスト)の技を挟む。

SideJump

HardJumpに似て異なる形式のジャンプ。基本姿勢からほとんど横を向いてジャンプトリックを行うことからこう呼ばれているらしい。HardJump同様、基本のジャンプは左右各三拍子であるが、ほとんどをトリックターンで構成するため、実際のダンスであまり基本ステップは重要視されない。

Freestyle(OwnStyleとも)

名前のまま。踊り手フリーダムにステップを踏む。しかしながらここに分類される中から新しいステップやスタイルが編み出されることもしばしば。

その他

フランスでは、手振りを洗練させたテクトニックと合わせて踊る形式もある。他に、メルボルンシャッフルと呼ばれる足技と組み合わせて踊ったりもする。変化のしいクラブシーンの中で、今後さまざまな形で踊られると思われる。

JumpStyle界隈でよく使われるロゴについて

 JumpStyleについてググると、必ずといってもいいほど、JumpStyleを踊っていると思しきシルエットに、円形に「Jumping is not a crime」の文句をぐるりと配したロゴが目にすることができる。exit

 もともとはオランダDigidanceexitというレーベル2007年1月に発売したJumpStyleのコンピレーションアルバムで使われていたものである。それがたちまちインターネットで流用され、さまざまに変されたりして今に至っている。

 JumpStyleを踊るシルエットの周りにぐるりと記されている「Jumping is not a crime」の句は、もともとエクストリームスポーツの一つである「ベースジャンピング」を紹介する動画exitで出演者が発したである。(「Base Jumping is not a crime.」。大抵の場所で、ベースジャンピングは違法行為として罰せられる。それに対しての反論である。)

 しかし2006年5月YouTubeその文句を自分のJumpStyle動画のオープニング字幕に使う人間が現れる。exitこれがJumpStyleで「Jumping is not a crime.」の言葉が使われた端緒と言われている。以降、JumpStyleの界でまるで当たり前のようにこの句が使われることとなった。

 このロゴの利用について、権利元がコメントや制限を設けたり、訴訟を起こしたりしているケースはいまのところ見当たらない。勝手にこのロゴを使ってTシャツを作って売っても何も言われないくらいだから、現状では流用も変も問題ないと思われる。

関連動画

ニコニコでのJumpStyleジャンル

実際のJumpStyle

JumpStyleのハウツー動画

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最終更新:2024/04/27(土) 06:00

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