SCP-2006: 死スベキモノヨ我ヲ恐レヨ。我ハ強大ナルRO-MAN!恐怖ニオノノケエエエエエエ!
(ルーフ博士は叫び声をあげ、防御のため腕を上げてよろめき下がる。)
ルーフ博士: た、たのむ強大なるRo-Man!わ、私を傷つけないでくれ!
SCP-2006: (笑って)ハハ、僕だよ、博士!うまくいっただろ?
SCP-2006 - SCP財団
より,2022/09/27閲覧
SCP-2006とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
| SCP-2006 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Keter |
| 収容場所 | サイト118の気密収容室 |
| 著者 | weizhong |
| 作成日 | 2014年2月8日 |
| タグ | 変身 擬態 球体 知性 破壊不可能 自律 自我 |
| リンク | SCP-2006
|
| SCPテンプレート | |
SCP-2006は直径50cmの異常な球状実体である。しかし、この姿は基本であり、SCP-2006は意志を持ち、人をびっくりさせたがるので、自らの姿かたちをいかなる形状・質量・体積・密度・化学組成・声にも変化させる。SCP-2006のこの特性はおそらく無制限であろうと考えられている。
しかし本質的に人間の恐怖について知らないので、財団が時折提供してくれる、質の悪いB級ホラー映画やチープSFを見て、人間の恐怖を煽る悪役や化物の存在を真似ようとする。また、あくまで怖がらせることだけが目的のため、人間に対して敵意があるわけではない。相手が腰を抜かしたあとは、非常に友好的に振る舞う。現在は1953年の映画『ロボット・モンスター』に登場する『Ro-Man』を演じるのがお気に入りのようだ。
なので基本的に害があるわけではない……のだがオブジェクトクラスはKeter。財団があえてチープな映画を見せているのもそういう特別収容プロトコルだからであり、財団は恐怖と驚愕の表現に焦点を当てた演劇コースを受講した職員に対応をさせている。サイト-118管理官であるオウイングス博士は、SCP-2006の滑稽な動きを笑う職員や、なんでこんなやつをKeterにしてるんですかという質問をした職員を懲戒処分にしている。なぜそこまでの扱いをするのだろうか?
答えは簡単。限界不明な変形能力をもつこいつが収容違反したとき、そしてより真に人間が恐怖するものを知った時、危害こそ加えないだろうがそれを再現するだろうからである。「びっくりさせたい」という純朴な、それでいてひたむきな思いだけで。妄想・感染症・その他いろいろな恐怖、 XKシナリオを理解したらどうなるだろうか。恐怖だけでも人間は殺せるのだ。
ここで君たちに思い出してもらおう、Keter実体はKeter実体なのだ、どれほど無害に見えようが。いかにも、SCP-2006は荒ぶる半神でもなければ、再生能力を持つ超トカゲでもない。だがあれは、財団が収容する他のすべてのKeterと同等の危険を有しているのだ。
SCP-2006 - SCP財団
より,2022/05/18閲覧
故に、それを本音で言う日が絶対に来ないように、今日も財団職員は迫真の演技で、彼の前でこういうのだ。
と。
SCP-2006についての楽曲。
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最終更新:2025/12/17(水) 00:00
最終更新:2025/12/16(火) 23:00
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