SCP-5522とは (ピザハイタツハァジマァルヨーとは) [単語記事]

SCP-5522とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。

項目名は『Pizza Delivery Speedrun (RTA) 100% Completion (ピザデリバリー 100% Speedrun (RTA))』。

概要

基本情報
SCP-5522
OC	Keter
著者	Deadly Bread
作成日	2020年 3月13日
タグ	jam-con2020 オンライン交換伝染性時空間現実改変
リンク	SCP-5522
SCPテンプレート

『デリシャス・ダンのデリバリー Speedrun』なるウェブサイトを感染源とした、形而上学的病原体。なにがなんだかわからないが、要はレストランや食事配達サービスに感染し、その従業員に配達RTAをさせるのである。

従業員はこのウェブサイトからの注文に対して、通常であれば使用する配達車両やバイクを使用せず、徒歩で、しかし通常であれば大怪我に繋がるような意味不明な所作や激しい肉体運動を伴いながら即座に空間を移動して注文者に食事を届ける(このイベントをΛ-イベントと呼称する。)。財団がフロント企業のピザデリバリーに対して本ウェブサイトから注文を行った実験では、従業員のDクラスが建物をすり抜けたり、椅子の上に立ちそれを持ったままジャンプして椅子を投げ捨てて高度を稼ぐなど、まあゲームのスピードランみたいなことを現実でおっぱじめたのである。なお、Λ-イベントについて事前に知っている人が目撃したり、そうでない人でも写真記録などでは観察可能だが、当の走者本人や事前知識なしでそれを目撃した人はその違和感に気付かないらしい。

なお財団がRTA中のDクラスを電撃でショックを与え行動を止めようとした際は、監視カメラがすべてとまり、薄く引き伸ばされたような皮膚、四肢の脱臼または配置転換、及び結合の喪失などの深刻な空間的歪曲がおきて現地職員が全員亡くなり、当のDクラス本人は消失、後には灰が残った。そしてウェブサイトでは以下のポップアップ通知が残されていた。