VSTOL(Vertical Short TakeOff and Landing)とは、航空機の離着陸方式の一つである。
基本的に固定翼機の用語で回転翼機は含まない。航空機、特に軍用機の世界では古来より短い滑走路で離着陸できる機体の需要が根強くあり、多種多様な機体が開発され(そしてほんの一部が実用化され)た。
特に滑走距離の取りづらい航空母艦や強襲揚陸艦から離着陸する際には重要な要素。
(→艦載機)
他にもV/STOL、SVTOL、S/VTOL、と表記されることもあるが、最近は実際の運用形態に合わせたSTOVL(Short Take Off and Vertical Landing 短距離離陸垂直着陸)表記が多い。
対比して通常の離着陸はCTOL(Conventional Take Off and Landing)と呼ばれる。
…いわゆる「普通の飛行機」として、あまり呼ばれないかもしれない。
機体によっては、ヘリコプターのように垂直上昇、空中停止(ホバリング)、空中後退等の特殊な飛行が可能である。ただし垂直離陸を行う場合は 推力 > 離陸重量 にする必要があるため、燃料/ペイロードが制限される。
※ヘリコプターは垂直離着陸が得意ではあるが、基本的にVTOLには含めない。
掲示板
12 ななしのよっしん
2018/08/05(日) 22:56:50 ID: xJVvlqqYjN
13 ななしのよっしん
2018/08/27(月) 20:04:06 ID: HtC9Ul2BEE
俺も子供の頃はヘリと飛行機の良いとこ取り、ないしヘリの上位くらいに思ってたけど
近年のヘリ空母と軽空母の需要差やその理由を見るに全然別物なんだなあ
14 ななしのよっしん
2025/03/29(土) 05:16:41 ID: 3QwRioW1pG
>>8
滑走着陸をやってないわけではないっぽいんだけど、実際動画が少なかったりするしあんまり積極的にやるほどのことでもないっぽい。(ハリアー空母とかでもたまに着艦ゾーン2〜3面ぶん程度の短距離低速滑走着艦をやるらしい?)
やってる場合でも基本的にはVL機構を織り交ぜた短距離着陸になるので、そういう意味では普通の滑走着陸をすることはほぼないのかもだけど、全くやらないになるとそれはそれで推力偏向機構に異常が生じた際に対応できなくなる気がするし、訓練くらいはしてるんじゃないかな…?
>>11
STOVL運用始める前のYak-38は純VTOL運用してたし(そのせいでその頃の750kg搭載状態での航続距離が200kmに満たなかったりしたが後に運用改めて数倍に改善)、
冷戦期欧州においても分散配置されたバンカーや野戦格納庫・野戦隠蔽陣地みたいなとこからの運用では必ずしも短距離着陸に適した滑走路や代替道路を選べるとは限らなかったので緊急時の手段として開発や運用シナリオの想定の中から完全に排除されてた訳ではなかった。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/25(木) 12:00
最終更新:2025/12/25(木) 12:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。