11人の男たち(じゅういちにんのおとこたち)とは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部「スティール・ボール・ラン」に登場するキャラクター群である。
ファニー・ヴァレンタイン大統領がジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースターに向けて放った11人の刺客達。「スティール・ボール・ラン」レース6th STAGEにミシガン湖畔に来たジャイロたちを追跡した。
ジャイロたちには遠くから存在は気づかれていたものの、二人はシュガーマウンテンの泉にてジャイロが調子に乗って高価な物品を大量に得てしまい、それらを日没までに使い果たさないといけないという制約があり時間を食ってしまっていた。そんな中で、11人の男たちが追ってきていたため、(意図して発生した現象ではないものの)挟み撃ちの状況に追い込まれていた。
ジョニィとジャイロは金を何とかして使い果たすためにカジノに赴き金を使い果たすことを計画したのだが、カジノの店にて11人の男たちの襲撃を受けてしまう。11人の男たちの襲撃に対抗しようともさすがに相手側の人数が多かったためジャイロもジョニィも負傷してしまう。絶体絶命のピンチに立たされたがジャイロが機転を利かせ、持ち込んだ金や高価な時計でカジノの客を一時的に「ボディーガード」として雇わせる。この「ボディーガード」も殺し屋であったため、銃撃戦に対抗することができ、11人の男たちを戦闘不能に至らしめた。
一件落着かと思われたが、実はイエス様の遺体(耳)も、シュガーマウンテンの泉にて手に入れたものであったため、この耳も手元から離さないといけなくなってしまう。ジョニィは、かろうじてたった一人となって生きていたTATOO YOU!の男に遺体を差し出す代わりに、彼の持っていた飲みかけのワインとを泣く泣く交換した。ジョニィは「遺体」の回収のためにレースに参加したようなものであったのだが、ジャイロの身を守るために「ヒント」であった遺体を右腕も含めて差し出したのであった。そしてこのワインも飲み干さねばならないため、ジャイロとジョニィは次のレースの無事を祈って白い雪の中、二人きりで静かな乾杯を行った。
劇中では、11人の男たちの誰一人も一言もしゃべらなかったうえに、それぞれの服装も全く同じであったためキャラ立ちせず、しかも「シュガーマウンテン」のスタンドと同時進行だったため影が薄いキャラクター群である。11人もいるであれば「リーダー」がいるはずだが不明である。
また最後に残った1人はその後劇中に一切登場せず、大統領に遺体を渡した後、どうなったかは不明のままである。
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最終更新:2024/04/18(木) 14:00
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