DEJA VU(Dave Rodgers) 単語

デジャブ

2.3千文字の記事

DEJA VU』とは、Dave Rodgersによる楽曲である。

概要

シンガーソングライターDave Rodgers」(デイヴロジャース)の楽曲で、彼の代表曲の一つ。

1999年11月10日エイベックス社の「cutting edgeレーベルから発売されたユーロビートのコンピレーションアルバムSUPER EUROBEAT presents EUROMACH2[1]に収録される形でリリースされた。

タイトルの「DEJA VU」(デジャ・ブ)とはフランス語で「既視感」をす言葉で、フランス語として正確な表記は「déjà-vu」。サビでもこの「déjà-vu」というフレーズが用いられているが、それ以外の歌詞は全て英語である。

Dave Rodgersはイタリア人であり、本名はGiancarlo Pasquini(ジャンカルロ・パスクィーニ)という。そしてエイベックス日本レコード会社である。そのため本楽曲は「英語歌詞を/イタリア人が歌い/日本レーベルからリリースされた/フランス語タイトルの曲」という際色豊かなものということになる。

作曲Giancarlo Pasquini、Fabrizio Rizzolo、Luca Frassettoの連名。Giancarlo Pasquiniは上記の通りDave Rodgersの本名である。この作曲3名のうち、Fabrizio Rizzoloが作詞であるとのこと[2]

最初に収録された『SUPER EUROBEAT presents EUROMACH2』では本記事タイトル表記のように『DEJA VU』と全て大文字で曲名表記されていた。だが、他にも『Deja Vu』『Déjà Vu』『デジャ・ブ』など様々な表記がなされる。

SUPER EUROBEAT presents EUROMACH2』での本楽曲の収録時間は2分40。このアルバムはいわゆる「ノンストップ」であり前の楽曲や次の楽曲と繋がるように編曲されている。

そういった編曲ではなく単曲で独立しているバージョンももちろん存在しており、例えばYouTubeエイベックス公式チャンネル開されている以下のバージョンなど。こちらは再生時間2分58

一方、より長いバージョンも存在しており、例えば『SUPER EUROBEAT presents EUROMACH2』から代表曲だけを選び出した12インチレコード[3]では、A面として4分20バージョンが収録されている。ちなみにこちらのレコードでは曲名は『Deja Vu』表記。

そういった長いバージョンYouTubeエイベックス公式チャンネルで聴ける。こちらは再生時間4分25

また、漫画原作とするアニメ頭文字Dシリーズの第2期『頭文字D Second Stage』においても2000年1月20日放映の第2期最終話の印的なシーンで用いられ、このことも本楽曲の人気や知名度を増すことに貢献した。

日本語版

ちなみに「KAIOH」(カイオウ[4])というイタリアシンガーが歌う公式日本語版も存在している。

この「KAIOH」の本名は「Federico Pasquini」(フェデリコ・パスクィーニ)で、Dave Rodgersの本名「Giancarlo Pasquini」と苗字が同じ。実はDave Rodgersの息子さんなんだそうで、さらに母親Dave rodgersと同じく『SUPER EUROBEATシリーズで様々な楽曲をリリースしている女性ボーカリストDomino」こと「Alessandra Mirka Gatti」らしい[5]。おそらくDominoについては「ミッキーマウスマーチ~ユーロビートver.~」などの知名度が高いだろう。

子犬ゥ!

本楽曲が動画などで流れたとき、コメント付きの動画サイトでは「子犬ゥ!」といったコメントや、それを意味する絵文字「🐶」が投稿されることがある。

これは、サビの部分で印的に「デジャブ」と歌われ、その少し後に対になるように「子犬ゥ!」と歌われている(ように聴こえる)ため。

もちろん実際に「子犬ゥ!」と歌われているわけではなく、ここの歌詞は実際には「calling you」(コーリング・ユー)と歌われている。要するにいわゆる「空耳」である。

ただし定着してしまったためか、例えばYouTubeで「子犬ゥ!」で検索するとexit、ちゃんと本楽曲に関連する動画検索結果として表示されるようになってしまっている。

関連動画

前述のようにアニメ頭文字D』での使用が印的だったためか、などが猛スピードで爆走するような動画に用いられることがある。

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *カタカナ表記タイトルは『スーパーユーロビート・プレゼンツ・ユーロマッハ2!』。品番はCTCR-12035
  2. *「Eurobeat Wiki」の本楽曲記事exitの記載より
  3. *品番VEJT-89056
  4. *カタカナ表記は、彼がカバーした『Tough Boy』のジャケット画像exitによる
  5. *「Eurobeat Wiki」内、彼に関する記事exitの記載より
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