SUMMER LESSON(サマーレッスン)とは、バンダイナムコエンターテインメントのPlayStation VR用ゲームである。[1]
原田勝弘が率いるTEKKEN TEAM開発のゲームで、PlayStation VRのローンチタイトルとして2016年10月13日に発売予定。もともとはPlaystation VRを用いたVR技術デモであったが、ユーザーの反響により製品化する運びとなった。
ジャンルは「VRキャラクターコミュニケーション」。基本的にインタフェース類は使用せず、VRヘッドセットと呼ばれるヘッドマウントディスプレイを装着し、視線や動作で遊ぶ。今までのゲームの常識を破った全く新しい内容で、原田勝弘曰く「体験してみないと分からない」とのことであり、動画越しでは魅力はうまく伝わらない。
デモ版においては、プレーヤーは家庭教師となり、学生服を着た日本の女子生徒、あるいはアメリカから旅行中のミュージシャンの女性、のいずれかに相手に言葉を教える内容となっていた。その中で女性は、「ちゃんと家庭教師してくださいよ?」「先生、ちゃんと聞いてます?」等々、プレーヤーに積極的に話しかけてくる。 その時にアイコンが空中に表示され、首を縦に振って「YES」、横に振って「NO」と動作で受け答える。近づいた時には「近すぎますよ~!」と軽く怒られたりと、プレイヤーの頭の動きにあわせてリアルタイムに反応を返してくれる。キャラクターの眼や顔の向きがプレーヤ-を中心に動いていることが、彼女の存在感を高めている。
2014年版のデモでは日本の女子生徒が、2015年版のデモではミュージシャンの女性を相手にする内容となっていた。製品版ではどのような内容になるのかは発表されていない。
現実のコミュニケーショントレーニングツールとしての若干の効果も期待できる。
2014年9月のTGS 2014に体験可能な形で出展される予定であったが、中止された。中止の理由は、想定をはるかに超える反響があり、ブースのキャパシティや他のコンテンツとの兼ね合いから、十分に体験できない可能性が懸念されたため。公式サイトでは、別途あらためて体験できる場を設ける予定として告知された。
その後、2014年11月29~30日に開催されたソニー・コンピュータエンタテインメント(現:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)のVRシステム「Project Morpheus」の体験会でVRデモのひとつとして提供された。他のデモとは違い12台と複数のProject Morpheusが用意されるなど目玉としての扱いであり、レビューなどによると体験者へは鮮烈な印象を与えていた模様。
TGS 2015において出展され、昨年のTGSで出展できなかった分、より多くのファンに体験する機会が設けられた。英語を勉強する学生服を着た女性や、日本語を勉強をする白人女性とVR上でのコミュニケーションが楽しめるものとなっている。一方舞台ではバンダイナムコエンターテインメントが開発した「リアルタイムモーションキャプチャー」が大型スクリーンに映し出された。この技術は生放送中に3Dデータを流すもので、Unreal Engine 4を改良して誕生した技術であり、ファンを沸かせた。
当初、SUMMER LESSONの製品化は発表されていな買ったが、原田勝弘が述べた「盛り上げていただいて、声援が大きくなれば製品化もがんばれるかな、と。ぜひ皆さんの力を貸してください」というメッセージの通り、2016年のE3に置いて製品化の決定が発表された。
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最終更新:2024/05/04(土) 00:00
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