新潟県立野球場 単語


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新潟県立野球場とは、新潟県新潟市中央区に所在する野球場である。正式名称は新潟県立鳥屋野潟公園野球場だが、開場前にハードオフが命名権を取得し、呼称は『HARD OFF ECOスタジアム新潟』となっている。略称は『ハードオフ新潟』など。

概要

新潟県内では1980年代後半から野球場の整備構想が挙がっていたものの、バブル崩壊や財政難等々でなかなか具体化に至らず、建設計画がまとまってからも2004年の水害や新潟県中越地震などの影響で着工が一時中止になるなど、様々な紆余曲折を経て2007年着工、2009年竣工。7月1日に新潟県最大の野球場としてオープンした。

両翼100m、中堅122mで、フィールドは全面ロングパイル人工芝。収容能力は約30,000人。

プロ野球も開催されており、開場年の2009年には7月7日、8日に広島東洋カープ対阪神タイガース2連戦、9月5日、6日には横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ2連戦が行われた。翌2010年は横浜ベイスターズ対読売ジャイアンツ2連戦、埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ対広島東洋カープ各1試合が行われた他、7月24日にはマツダオールスターゲーム2010第2戦が、10月2日にはファーム日本選手権が開催された。

また独立リーグ『BCリーグ』の新潟アルビレックス・ベースボール・クラブが本拠地のひとつとして使用している。

県と新潟市では2009年からプロ球団の招致活動を行っており、現在NPBとセ・パ12球団に対し、公式戦の開催誘致はもとより、特定球団の準本拠地化、或いは完全移転を目指して活動を進めている。2010年オフには横浜ベイスターズの球団譲渡問題に絡んで本拠地移転が取り沙汰された際、この球場の名が挙がったこともある。

両ダッグアウト横には屋外ブルペンがあるが、元々マウンド1箇所を想定して設計したのを、後から無理矢理2箇所に設計変更したため横幅が狭く、プロ野球開催の際には全く使いものにならない(そのため、プロ野球の際は屋内練習場をブルペンとして使用する)。また外野スタンドのベンチ席は開場当初、座席区分がやたら狭過ぎたため、観客からクレームが多数寄せられたこともある(2010年シーズン前に改修し、区分の割り直しを行った)。最新設備を備え、選手・観客からも概して高い評価を得ているが、このようなちょっとした難点が多々あるところもまた、隠れた特徴だったりする。

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関連項目

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