いわて盛岡ボールパーク

いわて盛岡ボールパークとは、岩手県盛岡市の盛岡南公園に存在する野球場である。

岩手県と盛岡市が共同で所有し、盛岡南ボールパーク株式会社が指定管理者として運営管理を行っている。

概要

いわて盛岡ボールパーク （きたぎんボールパーク） KITAGIN Ballpark
基本情報
所在地	岩手県盛岡市
開場	2023年4月1日
所有者	岩手県および盛岡市
使用チーム	--
収容能力	20,000人
グラウンドデータ
両翼	100m
中堅	122m
面積	8,049.89㎡
経歴
きたぎんボールパーク(2023年-)
競技場テンプレート

岩手県盛岡市内には岩手県営野球場（1970年開場）と盛岡市営野球場（1938年開場）が存在していたが、いずれも老朽化が激しいことから、2019年に岩手県と盛岡市の共同で盛岡南公園に建設の計画を策定。

盛岡南公園内には、既設の球技場（いわぎんスタジアム）と多目的広場、スケートボードパークが存在するが、球技場の北側に存在した空きスペースに野球場および屋内練習場等付帯施設（詳細は下記の施設一覧を参照）が建設されることになり、2021年6月より着工。

2022年10月に盛岡市内に本店を置く北日本銀行が命名権の購入を発表。これにより、きたぎんボールパークへ名称が変更になる^[1]（以下、きたぎんボールパークで表記）。

2023年3月全ての施設が完成し、4月1日のオープン日には記念セレモニーと花巻東高校VS.早稲田実業高校の練習試合が開催。また、同年5月16日にプロ野球公式戦初開催として東北楽天ゴールデンイーグルスVS.福岡ソフトバンクホークス戦、同年6月28日に読売ジャイアンツVS.東京ヤクルトスワローズ戦が開催された。

この新球場が整備されたことにより、岩手県営野球場は2023年3月末を以て閉場^[2]。そして、盛岡市営野球場はきたぎんボールパーク開業後も営業したものの2024年3月末を以て閉場した^[3]。

きたぎんボールパーク内にある施設一覧

野球場

公認野球規則に対応し、⼥⼦ソフトボールISFルール規格にも準拠。グラウンドは全面人工芝。スコアボードはバックスクリーン一体型全面LEDパネルなので、通常のスコアボードの機能に加えて映像を流すことやホームラン時等の演出が可能。

屋内練習場

野球の内野がすっぽり収まる大きさとのことで、フットサルコート2面分を作ることが可能。防球ネットも備えられているため、野球の練習も可能。他にもボルダリングスペースやトレーニングルーム、2階にはランニングスペースとキッズボルダリングとネット遊具が繋がった屋内遊具が備えられている。

キッズスタジアム

野球場を模した遊具で、2021年に開催された東京オリンピックで使用された木材を再利用している。

展示ギャラリー

床に各年代毎のピッチャープレートからホームベースまでの距離が表示されている「バッテリー間ペイント」や、岩手県にゆかりのあるプロ野球選手のユニフォーム等が展示された「展示コーナー」、岩手県の野球の歴史を閲覧できる「デジタルサイネージ」等が展示される。

関連動画

募集中

関連リンク

• きたぎんボールパーク公式サイト
• きたぎんボールパーク（いわて盛岡ボールパーク）公式X（旧Twitter）
• いわて盛岡 ボールパーク公式Instagram
• いわて盛岡 ボールパーク公式Facebookページ
• いわてスポーツコミッションによる案内
• 盛岡市による案内

関連項目

• 日本の野球場一覧
• 岩手県　/　盛岡市

脚注

1. *いわて盛岡ボールパークのネーミングライツ取得について
2. *野球場だより「ほーむべーす」第62号より。
3. *盛岡市営野球場の廃止について